ビジネス関係者から届いたメールに「cf.」って書いてあったら、正しい意味はわかりますか?
昨今は、ビジネスメールで英語の略を使う人もそこまで珍しくないけれど、意味を間違えて受け取っていたら、コミュニケーションでミスをしてしまうかも!?
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに♪
【問題】
「cf.」あなたは、どちらの意味で使いますか?
1.注意せよ
2.参照せよ
正解は?
2.参照せよ
「cf.」は《confer(コンファー)》の略。英語の「confer」には「参照する」という意味のほか「話し合う」「授ける」「与える」など複数の意味もありますが、メールに「cf.」とあった場合には「参照せよ」の意です。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では85%が正解していましたが、15%つまり2割近い人が誤った意味を正しいと思ってしまっています(2018年2月25日現在)。
シー‐エフ【cf.】
《(ラテン)confer》比較せよ、参照せよ、の意を表す略号。コンファー。
※ ※
例えば、見出し「ジョン=レノン」の解説文末に「cf. ビートルズ」とあったら、「ビートルズ項も参照せよ」という意味です。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶︎ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ