女子にはそんなつもりがなくても、仕事の関係者である独身男性をカン違いさせてしまうLINEも。「どうして、これで?」って思うけど、オジサンには、若い女子からのLINEにポジティブすぎる人もいるから、ちょっと怖い。
■1:「勉強になりました。ぜひまたお話を聞かせてください」
宴会をご一緒した後などのお礼LINEで、社交辞令的に「またお話お聞かせください」などと入れておく女子は決して少なくないはず。
一般的にはそのまま“社交辞令”として受け取ってもらいやすいですし、トラブルになるような文ではありません。
ところが、このLINEを送った瞬間、相手のオジサンから「そんなに俺の話、面白かったですか? もっと聞きたいなら、食事でもどうですか? 僕が空いているのは〜」と返信を受け取ってしまった女子も。
いやいや、本気であなたの話が聞きたいわけじゃないですから! と言いたいけれど、仕事関係者だけに言えず、困ってしまったとのこと。こんなオジサンは、前向きすぎる!
■2:「機会がございましたら、また近々お声かけください」
取引先の独身オジサンから突発的な宴席に呼ばれたけれど、どうしても都合がつかなかった女子。
こんなシーンでは、行けないお詫びとともに「機会がございましたら、またお声かけください」など、次回に繋げる言葉を“社交辞令”で送信する女子も決して珍しくない!
ところが、ポジティブすぎる独身オジサンが相手だと「え! 僕からお声かけしていいんですか……!? 僕もあなたにお会いしたいんで、嬉しいです。タイプなんです(絵文字付き)」と、ノリノリすぎる謎の返信を受信してしまいました。
このオジサン、どこまで前向きなんだ。それとも、これまでには社交辞令でも女子から「お声かけください」って言われたことがないくらいモテないから、独身なの!?
■3:「またお目にかかるのを、心より楽しみにしています」
会合や打合せのお礼LINEでは「またお目にかかるのを、心より楽しみにしています」と、本来は“わかりやすいほどの社交辞令”を交えつつ添える女子は多いです。
ところがこの文も、ボジティブすぎるオジサンにかかると、ラブメッセージだったかのごとく誤解されることが!
「本当ですか! 僕も心から会いたいです。若い子からそんな風に言ってもらって嬉しいです」と書かれた返信を受け取った女子は、背筋がゾゾ~っとしたそう。
なんでこんな定型文みたいな社交辞令で、個人的なお誘いだと思うのでしょうか。「心より」って入れたのが、ダメだったのでしょうか……。
単なる社交辞令で終わるはずのメッセージに、勝手に恋の予感を感じている独身オジサンって、本当に厄介。
それとも、日頃から虎視眈々と若い女子とLINEする機会を伺っていて、社交辞令とわかりつつ、わざとちょっかい出してくるの?
どちらにせよ、あーめんどくさい!
初出:しごとなでしこ
並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。