「私の“またいとこ”が、今度アメリカに転勤になったんだ! ニューヨークだって。楽しそうだよね~」と、同僚から話しかけられたら、あなたはどんな関係の人物を思い浮かべる?
“いとこ”とか“兄弟”とかはよく使うけれど、“またいとこ”って時折耳にするわりには、その意味に自信がある人は少ないかも?
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに♪
【問題】
親族の「またいとこ」あなたは、どちらの意味で使いますか?
1.いとこの子
2.父母のいとこの子
正解は?
2.父母のいとこの子
正解は、父母のいとこの子。関係性としてはちょっと遠いけど、立派な親族! 「はとこ」「ふたいとこ」などの言い方もあります。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では72%が正解していますが、27%つまり約3割の人が、誤った意味を正しいと思ってしまっています(2018年1月23日現在)。
また‐いとこ【又従兄弟・又従姉妹】
父母のいとこの子。はとこ。ふたいとこ。
※ ※
別の言い方をすると「大おじ・大おば(祖父母の兄弟姉妹)の孫」「親がいとこ同士である間柄」などとなります。また、「自分のいとこの子」には、「いとこちがい」という言い方があります。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶︎ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ