大雪のたびに思うスコップの必要性
雪国に住んでいれば当たりまえのように各家庭で備えているであろうスコップ。都心に住んでいるとなかなか購入に至りません。とりわけマンションやアパートなど集合住宅に一人暮らしをしていたら、所有率は低いですよね。かくゆう私のそのひとり、スコップは持っていません。
私、編集Hの住んでいるマンションは10戸ほどしかなく、大家も同じマンションにいるのですが、雪かきをしてくれません。住んでいる人も誰もやりません…。
でも大理石を使ったエントランス前や階段はすごく危ない。なので、毎年私が自主的にやっています。雪かきをしているときに同じマンションの住人は帰ってきても、声をかけてくれたり労ってくれたりはありません…。無性に腹はたちますが、お向かいの一戸建てに住むおじいさんも深夜に黙々と頑張っていたりします。ですので、今夜も雪がやんだら私が雪かきやるんでしょうかね。
雪かきをしなきゃ! でもスコップはない!! 何を使う?
編集Hがここ数年、マンション周辺の雪かきをするときに悩むスコップ問題。年に一回使うか使わないかのスコップを常備すべきなのか? と悶々とし、その結果必要なし! と判断し未購入。家の中にあるもので代用し、雪かきをします。では何を使うかを紹介!
使い捨てやすさでいえば、ダンボール
ある程度は使えますが、水分でぐにゃっとしてしまいますし、重い雪はうまく運べません。まあでもあれば、これをまず使いますね。できればガムテープなどで端を補強してみましょう。
なかなか難しい、ほうき
雪をかくというよりも、雪をはくという感覚ですかね。案外雪には重みがあるので、なかなか“はく”だけでは、雪かきは進みません。以前、熊手ほうきで雪かきした経験が…雪が全然減らず、泣きそうでした。
案外使える、卵焼き用の四角いフライパン
ぐっとスナップを入れて雪を持ち上げることができるので、案外使えます。もちろん丸いフライパンでも。ただし柄が短く道の雪をかいているとあっというまに腰痛が。階段などをきれいにしたいときは、いいですよ。
家にあれば無難な選択、ちりとりやバケツ
ちりとりもフライパン的な感じで、雪をすくって投げることができて便利ですね。編集Hの家にはちりとりはないので未体験。この話題で盛り上がっているときに、ライター陣から「私はちりとり使ってます」「バケツでやったことあります」と教えてもらいました。バケツももちろんありですね。四角めのゴミ箱も使えそうです。ただしプラスチック製のものは、重い雪には耐えられず割れる可能性があるのでご注意ください。
硬さで採用、まな板
ぐっと力を入れて雪に差し込み、持ち上げるという意味では、まな板もあり! BUT重たくなった雪には歯がたたないという経験も。てこの原理をうまく活用するには、やはりスコップのように柄がついているほうが断然いいんです。つまり、まな板<フライパン<スコップ、という感じでしょうか?
目撃したときにびっくりした、お風呂のフタ
蛇腹式のフタで、マンションの階段を雪かきしている男性を見たことがあります。長さがあるので、腰をあまりかがめなくていいのが採用の理由? ナイスアイディアですね。硬さについてはどうなんでしょう。目撃したときは、結構うまく使えているようでした。
案外クタッとなって使えないプラスチック収納ケースのフタや引き出し
ぐっと持ち上げられるのでは? とイメージした収納ケースのフタは雪の重みでバランスが崩れ、うまく雪かきできません。おすすめしません。
以上、雪かきにおけるスコップの代用品について。とはいえ、やはりスコップやでやると雪かきは早い!(近所の方に借りたときに実感)。
最近は折りたたみのスコップなども売ってますよね。今年こそはスコップを買おう! と編集Hも心に決めました。みなさんも、とりあえず、今夜は家にある何かを使って雪かきを頑張りましょう!
そして雪かきをしてくれている人に出会ったら感謝の一言を伝えましょう!
初出:しごとなでしこ