【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】から、つい間違えがちな漢字や表記などをクイズ形式で出題します。今回は間違えやすいことばの意味をチェック!
「お正月のテレビで見た、花色の着物が素敵だったよね~!」なんて話しかけられたら、どんな色の着物を思い浮かべますか?
「花と言えば、桜?」「それとも、野菊みたいな色かしら?」などと、色んな花の色が頭に浮かんでしまう人もいるかも?
では「花色」とは、いったいどんな色を指すのでしょう? 単に「花っぽい色」という意味ではないんです!
日本語の「いま」を見つめる国語辞典『大辞泉』が発信しているクイズで、ことばセンス&知識に関して自己点検してみましょう。「間違いやすい表現」をマスターして言葉・表現に自信をもてるビジネスウーマンに♪
【問題】
「花色の着物」あなたは、どちらの意味で使いますか?
1.薄い藍色
2.薄い紅色
正解は?
1.薄い藍色
実際の「花」にはさまざまな色があるけれど「花色」と言ったら、薄い藍色を指します。別名を「縹(はなだ)色」とも言います。藍色より薄く、浅葱色より濃いブルー寄りの色です。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では58%の人が正解していましたが、41%つまり約4割以上の人が、誤った色を思い浮かべていました(2018年1月3日現在)。
はな‐いろ【花色】
(1)花の色。花の色合い。
(2)薄い藍色。はなだ色。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶︎ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ