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BEAUTY

2018.02.13

あなた、痩せ過ぎてない? 不妊のリスクとBMI指数には関係がある!?

将来、子どもがほしいと思っていますか? 妊娠や出産…今はまだ、考えられないかもしれません。でも「そのうち赤ちゃんがほしい!」と思うかもしれないなら、自分の身体のことを今から考えて、「プレコンセプションケア」を心がけることが大切です。

妊活より先にするべきコト。「痩せ過ぎ」に要注意!

今注目を集めている「プレコンセプションケア」という言葉は、将来の妊娠を考えながら女性やカップルが自分たちの生活や健康に向き合うこと、という意味。

プレコンセプションケアは、妊娠を計画している女性だけではなく、すべての女性にとって大切なケアのこと。

女性
(c)Shutterstock.com

女性やカップルがより健康になること、元気な赤ちゃんをさずかるチャンスを増やすこと、さらに女性や将来の家族がより健康な生活をおくれること…それは単に健康を維持するだけではなく、それぞれが願う豊かな人生をおくることにつながるはず。

今、多くの日本人の女性が高齢出産ややせ過ぎなどの理由から「妊娠しにくい体」になっていて、やせ過ぎのお母さんから生まれた赤ちゃんの体重が軽い「低出生体重児」が増えているんです。

適正体重を維持できているか、バランスの良い食事がとれているか、生活習慣病・婦人科系疾患などの検診をきちんと受けられているか…などの自分の身体の状態を知り、整えていくことが、実は「妊活」よりも先にやるべき大切なことなのです。

■あなたは痩せ過ぎてない!? お母さんの体重の目安はこれくらいです。

出産時期が若くても、身体の状態が良くないため妊娠しにくい、という多くの女性に見られる「痩せ過ぎ」の状態。

みんなに「ヤセてるね~」とうらやましがられるような体系の女性の中で、実は脂肪が不足して女性ホルモンが足りなくなり、赤ちゃんができにくい身体になっていることがあります。

体重計
(c)Shutterstock.com

健康的な体型の目安として世界的な基準となっているのがBMI(ボディマス指数)。BMIの指数で、手軽に目安が分かります。

BMI18.5未満はやせ過ぎ25.0以上は肥満体型と判断され、健康面でも支障をきたしやすくなります。ただしBMIは身長と体重から単純に計算された値なので、これだけでは脂肪不足なのか過多なのか区別できません。体脂肪率と合わせて考えていきます。

一定量必要な脂肪量「体脂肪率」は、一般的に22〜28%未満が理想と言われています(※大学生までの成長期の女性は、体脂肪30%前後まで正常と判断して良いとされています)

■計算してみよう! 自分のBMIと体脂肪率

計算
(c)Shutterstock.com

【計算方法】

BMI:体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)=

体脂肪率:体脂肪の重さ(kg)÷体重(kg)×100=

この計算方法で、BMI指数が18.5未満ならやせ、25以上は肥満です。また、体脂肪率が17.0%〜21.9%の人はガリガリ、17.0%未満は超ガリガリ、逆に28.0%はぽっちゃりとなります。

つまり、BMI18.5〜25未満、体脂肪率22〜28未満の人が「美ボディ」と考えましょう。

この数値の人は、本当ならとてもバランスの良い体型なのに、多くの人が「自分は太っている…」と思ってしまっているのはとても残念なこと。

体脂肪は、女性ホルモンの分泌を助け、骨や筋肉・内臓のエネルギー源となる、女性の身体にとってきってもきれない存在です。

体脂肪が少ないと、女性ホルモンが乱れて、生理不順や無排卵の原因になってしまうことも。また、BMIが低い人は栄養不足や女性ホルモンのトラブルなどの危険性があり、肌がボロボロになったり、髪の毛が抜けたり、骨が折れやすくなったりする危険性もあります。

診断 問診
(c)Shutterstock.com

赤ちゃんの生まれたときの平均体重は男子2980g、女子2910g(平成22年厚生労働省 乳幼児身体発育調査より)ですが、痩せたお母さんの赤ちゃんは、低体重・2500g未満で生まれやすくなります。

数多くの疫学研究からは、出生体重の低下と冠動脈疾患・高血圧・糖尿病・脳梗塞・高脂血症の発症リスクは密接な関係にあることが明らかとなってきています。

米国ハーバード大学による12万人の女性看護師を対象にした「看護師健康調査」(1976年より開始)によると、BMI20~24の数値の女性は、排卵障害による不妊のリスクがもっとも少なかったという結果も明らかに!

スイーツばかり食べていたり、たんぱく質やビタミンといった身体に必要な栄養をバランス良く摂っていないと、脂肪が増え、月経が不規則になり、ホルモンバランスが崩れやすくなってきてしまいます。

野菜サラダ
(c)Shutterstock.com

適正な体重&体脂肪率をもった身体をつくるために、1か月に2kg以上体重を減らす無理なダイエットをしないことや、毎食、主食以外にたんぱく質とたっぷりの野菜をとるように心がけましょう。

目安としては、「タンパク質」は最低握りこぶし約1個程度「野菜」は片手の手のひら山盛り1杯程度を毎食主食以外に摂ることが理想。


今回は「痩せ過ぎ」にフォーカスを当ててお伝えしましたが、赤ちゃんを産むことだけでなくその先のこと、そして産まなくても女性の身体をずっと健康に保っていくために「プレコンセプションケア」は欠かせません。

日頃からたばこやアルコール、基礎体温、婦人科・子宮頸がん・乳房のチェックなどにも気をつけていきましょう。

プレコンセプションケアについてもっと知りたい、と思った方は、国立成育医療研究センタープレコンセプションケアセンターのWebをチェックしてみてくださいね。

他にもプレコンセプションケアを応援するヘルスケアアプリ「カラダのキモチ」(ドコモ・ヘルスケア)などの情報コンテンツもあります。これからずっと付き合っていく身体のこと…ぜひ今から考えてみてください。

監修/国立成育医療研究センター プレコンセプションケアセンター

初出:しごとなでしこ


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