あなたはどのタイプ? 疲労の予防・緩和ができるおすすめ入浴法
私たちに欠かせない生活習慣のひとつであり、日々の疲れを癒してくれる入浴。しかし、その入浴も疲労具合でそれぞれに適した入浴法があるのはご存知でしたか?
今回、東京ガス都市生活研究所では「疲労」に着目し、一都三県(東京、神奈川、千葉、埼玉)在住の20歳~59歳の男女709名に疲労意識と実態に関するアンケート調査結果から、疲労のタイプを5つに分類。
それぞれの特徴をまとめ、タイプ別に疲労の予防・緩和に効果的な入浴法を提案してくれました♪
この機会に自分の疲労タイプを知り、それに適した入浴法を習慣化できるようにしましょう。
疲労タイプはこの5つ、「仕事頑張り過ぎ」は危険度65%!
まず、アンケート調査から疲労のタイプを分類。
「仕事頑張り過ぎ」(6%)
「隠れ疲労」(35%)
「疲れ疲労」(31%)
「疲れコンントロール」(19%)
「疲れ予防」(9%)
の5つとなりました。
「仕事頑張り過ぎ」タイプは、自己診断疲労度チェックにおいて“危険”の割合が65%と最も高く、最も低いのは「疲れ予防」タイプで5%となります。
また、20代~50代の働いている方の約6割が「からだ」も「こころ」も疲れていると感じていて、その要因は「仕事の量や時間」「職場の人間関係」のほか、複数の要因が影響していることが判明。
あなたはどのタイプ?
自分の疲労タイプに適した入浴方法を知ろう♪
それでは、実際に自分の疲労タイプを知り、適した入浴方法を習慣化しましょう。
以下の「疲労タイプ判定ツール」を使って12個の質問と判定チャートに答えてみてください。
疲労の予防・緩和のためのおすすめ入浴方法
自分の疲労タイプがわかったところで、次は疲労の予防・緩和のための入浴方法と、それがどのタイプに適した入浴法かを紹介します。
全身浴習慣
肩まで湯船につかる全身浴は、睡眠の質を良くします。より良い睡眠を得るために、1.就寝直前には40℃以上の熱いお湯につかることを避ける。2.就寝の2~3時間前に40℃10分程度で肩まで湯につかる全身浴を行うと良いです。
40℃10分程度の全身浴
肩こり緩和の効果が期待できます。また、注意力の低下にも40℃10分の全身浴がおすすめです。
シャワー浴
朝すっきり目覚めたい方には、全身浴よりもシャワー浴が効果的。また、熱めのシャワーを目に当てることで、眼精疲労の緩和が期待できます。
例えば、判定ツールで「疲れ慢性」タイプの人は、より良い睡眠を得るための「40℃10分の全身浴」がおすすめということになります。
入浴は、欠かせない生活習慣の一つであり生涯続くもの。また、自分の疲労と向き合うには、予防の観点から入浴を習慣化することも重要です。
「なかなか疲れがとれない」という方は、今日から自分の疲労タイプに合った入浴法を試してみては♡
初出:しごとなでしこ