お正月に嫁と姑で、ちょっとしたバトルが繰り広げられている家も。ふだんから折り合いが悪いお姑さんがいると、帰省するのがユーウツになるのも嫁の心理です。しかし、世の中にはとんでもなく意地悪な姑も……。年末年始の帰省にまつわる嫁の悲劇を3つお届けします。
■1:意地悪な姑が私の実家に帰省する時間をくれません(33歳/会社員)
嫁A美「ウチの姑は、とにかく意地悪で…。お正月、周りのみんなは夫の実家と妻の実家それぞれに顔を出していますが、ウチの姑は私の実家に帰らせないように、夫の実家で1週間過ごすスケジュールを勝手に組むんです」
編集部「それはヒドい! でも、ご主人が姑に言ってくれれば、あなたの実家にも帰れそうですが……」
嫁A美「夫は、マザコンなので、姑に逆らえないんです。そろそろ我慢の限界です」
編集部「“夫がマザコン×姑が意地悪”のWパンチだと、お嫁さんに悲劇が訪れるのですね……」
■2:私だけ前夜の残り物を食べさせられます(36歳/専門職)
嫁B代「ウチの姑は、私が嫌いみたいです。そこまで“いい家”でもないのに、“いい家に見せたい”という欲が強い女性で、そのしわ寄せがいつも私にきます。
去年、結婚して初めて帰省したんですが、“お正月のご馳走”を私にだけ食べさせないように、夕方に私を台所に呼んで、前夜の残り物を『早く食べちゃって』って、ムリに食べさせたんです」
編集部「え? どういうことですか!?」
嫁B代「『残り物は、嫁が食べるもんだ』と言って、大晦日の残り物を元旦の夕方に私に食べさせ、おせち料理を食べさせないんですよ。
夜の食事のときには、私は用事ばかり言いつけられて、席に座ることも許されませんでした。
夫の実家は名家でもなんでもなくふつうの家なのに、ビックリしました。夫は姑に何も言ってくれないので、今年の帰省もユーウツです」
■3:いつも私の布団がありません(30歳/営業)
嫁C香「帰省すると、いつも私の布団だけありません」
編集部「ええっ!?」
嫁C香「姑は、息子である夫の布団は、イソイソと敷くんです。でも、私の布団はなく、押し入れを見てもないんです」
編集部「ひとつの布団でふたりで寝なさい」という意味ですか?」
嫁C香「最初はそうかなって思ったんですが、違ったんです。夫が『由美子の布団は?』って聞いてくれたら『由美子さんは、布団なんていらないでしょ。床で寝なさいよ』って話しているのが聞こえてきて……。それ以来、私たちの家から布団を1セット持参して帰省しています」
編集部「かなり意地悪なお姑さんですね……ひどすぎる」
意地悪な姑がいると、毎年の帰省で悲劇が訪れているお嫁さんも。こんなお姑さんは、今の時代でも、まだまだいるのです!みなさんの彼ママは大丈夫そうでしょうか!?
初出:しごとなでしこ
並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。