都市型ラグジュアリーホテルの魅力とは?
こんにちは。
ブランディングコーチの大島文子です。
先日、台湾第二位の都市、高雄に行ってきました。友人の台日カップルの結婚式にお招き頂き、正味2日間の限られた滞在。「師走にハードスケジュールかなぁ」と少し不安だったけど、ステイしたホテルのお陰と、素敵なカップルのハッピーパワーに癒され、年末を乗り切るエネルギーをチャージ出来た訪台でした。
アパレルに勤めていた時は、国内外の出張も多く、関西に週1で通ってた時期も5年ほどあります。海外出張を関空帰りにして、大阪経由で仕事したことも。だから…ホテル選びは体調を管理する上でとても大切なポイント。
そんな私のセレクトポイントは、「良いスパがある」こと。
リゾートなら当たり前ですが都会のホテルを選ぶ時も、まずスパがあるホテルを探します。ビジネスホテルでもね(笑)。
今日はそんな私の私的都市型ラグジュアリーホテルの魅力をご紹介します。
■朝風呂に5000円?! アジアのラグジュアリーホテルは違います!
日本の都市型ラグジュアリーホテルのスパ施設は、殆ど、宿泊客でもチャージがかかりますよね。
それでも私は時間が許す限りスパを使いたいタイプ。でも正直なところ5000円以上かけてお風呂に入りに行けるか…です。
だから「星のや東京」のように宿泊客専用の温泉施設があるホテルや、スパのモーニング料金を設定しているホテルは大好物。
実は海外、特にアジアの都市型ラグジュアリーホテルにはジムやプールと共にサウナや入浴施設が充実しているところがいろいろあり、サウナ文化の盛んなソウルや温泉が人気の台湾では特に、スパ付きのホテルを選んでステイしています。そして宿泊者はスパをフリーで利用可能なところが多いんです。
以前ヘビロテしていたソウルのグランドハイアットは、垢すりやエステの前にも使用できるたっぷり熱いお湯の入った、大きなバスタブとサウナを備えた施設がありました。
スパの充実したソウルのラグジュアリーホテルの中でも、プールからアイスリンクまで揃う施設はここだけではないでしょうか?
毎朝、ストレッチや水泳を少ししてからバスやサウナで温まり、広いドレッシングルームでゆっくりヘアメイクしてから街に繰り出してました。夕方はエステ前にまたスパ・・・。
宿泊客の利用より、地元のクラブメンバーのマダム達が多いのもラグジュアリーホテルならでは。ソウルマダムの様子をウォッチしながらのスパタイムも楽しくて、グランドハイアット ソウルはリピートし続けたいホテルです。
■ラグジュアリーホテルは館内施設をしっかり活用!
今回台湾で滞在したのが、高雄の漢來ホテル。
街の中心部にあり、地下から地上8階までは漢神百貨店が入り、レストランもたくさんあるとっても便利な都市型ラグジュアリーホテルです。
このホテルの地上11階にあるのが会員制のフロア、その名も「Executive club」(笑)。
プール、ジム、スカッシュ、ヘルスケアセンター、レストランなどの施設と共にサウナや入浴施設があり、その名の通り高雄の富裕層が会員のクラブです。そして、宿泊客はもちろんフリーチャージで利用できます。
重厚なラウンジがあるエントランスを抜けると、プールサイドカフェやレストラン、ジムの奥にExecutive clubのスパが。吹き抜けとなっている階段を上がると広い女性用入浴施設があり、入口で靴を室内履きに履き替えるところから、館内案内、バスローブやタオルまでスタッフの女性が手取足取りお世話してくれます。
入浴施設もジャグジー、低温、冷水に鉱泉湯と4つの浴槽が充実。台湾は北投温泉も有名なので、鉱石が入ったお湯なのでしょうか? ミストサウナとスチームサウナも併設されてます。
台湾の温泉や入浴施設ならではのマナー、ご存知ですか?
シャワーキャップ必須!! なんです。
以前滞在した台中の温泉リゾートは、屋外にも温泉があるのですが露店風呂というより温泉プール。混浴ですがもちろん水着着用です。
そしてシャワーキャップ!! 水着にも…。
水泳帽でもよいのですが、泳ぐわけでなく浸かる温泉なので。。。どちらにしても不慣れな日本人には不思議な光景。髪の毛をお湯に入れないためだそう。
ですから、もちろん高雄のスパでもそれが屋内の入浴施設でも、湯舟に入る時はシャワーキャップ必須! 忘れたりしたら、スタッフがシャワーキャップをもって飛んできます。
で、そのままサウナに入っていた私。
優しい台湾マダムに「サウナ内は高温だから、シャワーキャップじゃなくてタオルでしょ♡」と教えて頂き、頭にタオルを巻きなおしました(汗)。
台湾マダムズのおしゃべりをBGMに、こんこんと注がれる熱いお湯とひろーい空間がとても気持ちの良い時間。
湯上りの休憩室は寛げるチェアーに暖かいお茶や冷水、さまざまなティーバッグも揃っていて充実のサービスです。
メイクルームは台湾アメニティも充実しています。
無人のタイミングで撮影したのですが、基本朝も夕方も私の利用時間には、数人のクラブメンバーらしき地元の台湾マダムたちのみ。宿泊客は皆無でした。あんなに朝食レストランに人がいたのに・・・みんなどこに行っているのか。
都市型のラグジュアリーホテルは、レストランやブティック、エステ、そしてスパなどホテル毎に特徴のある施設が充実しています。
お部屋が広いと言っても、それは限られた空間。ホテル内のスパでカラダを動かしたり、大きなバスタブやサウナに入ったり、明るく広―いドレッシングルームでお茶を飲みながら、いつもの何倍ものんびりヘアメイクする時間を楽しみませんか?
地元マダムのおしゃれやビューティー、コミュニティ事情も垣間見れるのも旅先ならではの私の楽しみです。
折角のラグジュアリーホテルステイ。館内施設を事前チェック! スパ付き都市型ホテルで素敵な時間を過ごしてください。
初出:しごとなでしこ
大島文子 BLOOM&GROW INC 代表取締役/ブランディングコーチ
資生堂ザ・ギンザ、三陽商会、パルグループ等にて日本発ブランド及びセレクトショップのブランディングや広告宣伝等マーケティング全般を担当。ファッション分野にとどまらずライフスタイル雑貨・ショップ等もプロデュース。大人女子に素敵な時間を提供するブランド育成のための、ブランディング&プロモーションコンサルティング会社(株)ブルーム&グローを設立。インスタグラムも更新中。