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2017.08.08

野外イベントでゴミのポイ捨て、騒音、不法侵入。うっかり迷惑行為をしていませんか?

現役ホテルマンである古岡めぐみが、自身の経験をもとにお仕事に役立つマナーや考え方を紹介します。

夏場になると花火大会や地域のお祭り、スポーツ大会などの野外イベントが増えます。そこで問題視されているのがゴミのポイ捨て、騒音、不法侵入…。楽しいイベントのはずが、近隣住民にとっては頭を抱えるイベントになっているかも? 自覚がなく迷惑行為をしていないか、振り返ってみましょう。

ゴミは、持ち込まない・ポイ捨てしない・見て見ぬふりをしない

人が集まる場所にゴミが出るのは、ある程度仕方ないこと。でもイベント後、静まった会場にゴミ箱から溢れて散らかったゴミ、周辺にポイ捨てされたゴミが残されているのを見ると、何とも言えない気持ちになりますね。野外イベントに関わらず、使用前よりきれいにして帰るのが大人のマナーではないでしょうか。

<ゴミは持ち込まない>
まず、ゴミを持ち込まないことを心掛けてみましょう。イベントで発生したゴミ以外は捨てて帰らないということです。コンビニのゴミ箱にだって「家庭ごみの持ち込みはご遠慮ください」と書いてありますよね。一人ひとりがこの心掛けがあれば、マナーの悪いゴミ問題は減ります。

<ポイ捨てしない>
次にポイ捨ては当たり前ですが厳禁です。ゴミ箱が見当たらないなら持ち帰りましょう。そんなに大量のゴミを持ち歩くわけではないはずです。そしてゴミのポイ捨てを見かけたら拾ってゴミ箱へ。ここまで出来る人は少ないかもしれません。環境美化のために自然とやっている人を見かけたら、素敵だなあって思ってしまいますね。逆に、ゴミやタバコをポイ捨てするようなマナーのない男性はこっちからポイです!

(c)Shutterstock.com

<ゴミを小さくする>
ゴミを小さくして捨てることも大人の女性の振る舞いです。例えば大量に出たコンビニ弁当の容器。上の容器と下の容器を別々にまとめて重ねて捨てればかさばりません。紙パックの容器は潰してコンパクトにすれば、ゴミ袋が少なくて済みます。ほんのちょっとの手間をかけるだけでゴミ問題は軽減します。

(c)Shutterstock.com

騒音・不法侵入問題は、住民の暮らしを理解することから

(c)Shutterstock.com

パワースポットとして人気を集めていた、沖縄県本部町備瀬の「備瀬のワルミ」が、ごみ投棄や私有地への無断侵入など観光客のマナーの悪さを理由に立ち入り禁止となったようです。
玄関口にレンタカーが停まっている、私有地への無断侵入、度を越えた撮影など自宅まわりで同じようなことをされたら、誰だって嫌ですよね。車のエンジン音、夜中の騒ぎ声などもそこに生活する人に迷惑になっていないか気を配りましょう。

(c)Shutterstock.com

観光産業が盛んになることは嬉しいことですが、元々そこで暮らしている人は、生活が一変することだってあることを忘れてはいけないですね。受け入れてくれる人への思いやりも持って観光したいですね。

世界に誇る日本の観光地を維持するために

ホテルで働いていて、昔に比べてずいぶんと外国のお客様が増えたと感じます。2020年の東京オリンピックに向けて、世界の人たちからますます日本は注目されます。日本で暮らす私たち一人ひとりのマナーアップはイメージアップに繋がると思いませんか?

(c)Shutterstock.com

観光地でのマナーを各自で考え実行していけば、ゴミのポイ捨て、騒音、不法侵入は減るはず。それどころか観光産業がもっともっと盛んになるかもしれません。日本と外国の文化が違っていたって、綺麗な心、綺麗な街で「おもてなし」をしていけば、外国人だって日本のマナーを理解してくれます。また訪れたいと思ってもらえるような日本にしていきましょう!

初出:しごとなでしこ

古岡めぐみ 現役ホテルマン・マナー講師

沖縄「カヌチャベイリゾート」や、大阪「大阪マルビル大阪第一ホテル」など、名だたるホテルでの勤務経験をもつ現役ホテルマン。お客様からの多くの支持を集め、また後輩育成にも力を注いできたことを認められ、過去に社内表彰されること多数。
現在は富山県内のホテルフロントスタッフとして勤務しながら、これまでの自身の経験をもとに接客マナーやホスピタリティなどのセミナー講師としても活動している。

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