夏でも不眠知らず! 夏に深睡眠をとるための4つのポイント
夏、寝苦しい夜も多いですよね…猛暑になると「熱帯夜」になる傾向が高まりまり、夜寝つけないことで疲労回復ができずに、疲労感が蓄積して「夏バテ」になってしまうという悪循環に陥りやすくなります。
猛暑を乗り切るためには、食事や水分補給をするとともに夜しっかりと眠って、体を休息させることが大切です。今年も暑くなる前に快眠対策をしっかり立てましょう!
■1. 室温は体温リズムに合わせて調節、湿度は40〜60%をキープ
寝苦しい夜はエアコンを賢く活用して、快適な温度に調節することが重要です。就寝1時間前は体温を下げるために汗をかくので、冷房を25度に入れて部屋をしっかりと冷やし、就寝時には少し汗ばむけれど目覚めない程度の温度(27〜29度)に変更してください。こうすることで、体温リズムに合わせた温度変化を自然とつくることが可能です。
また、湿度が高すぎても不快に感じてしまうので、除湿機などを利用して40〜60%くらいをキープできるようにしましょう。
■2. 背中の蒸れが夜中に目覚めてしまう原因! 通気性を確保して、ぐっすりと
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夏の睡眠で不快に感じることのひとつは「背中の蒸れ」。せっかく眠っても、夜中に途中で目が覚めてしまう原因となるので、通気性を保つなどして、しっかりと対策をとることが大切です。
例えば、通気性の良いパットをマットレスの上に敷いたり、丈夫なダンボールを背中部分に当たるようにシーツの下に敷くだけで、背中が敷布団に密着せず、通気を確保することができます。また、横向きに寝ることもオススメ! 特に、抱き枕を利用すると、身体の重さも分散されてリラックスすることが出来ます。もし抱き枕がない場合は、横幅100cm以上の薄めの布団をクルクルと丸めて縛るだけで、簡単に作ることができます。
■3. 睡眠に良いサプリメントや機能性表示食品も上手く活用しよう
連日の暑さでぐっすりと眠れないという方には、グリシンなど、睡眠の質の改善に効果がある成分を摂ることもオススメです。最近では、すみやかに深い睡眠をもたらし、ぐっすりとした眠りとさわやかな目覚めをサポートしてくれる味の素の「グリナ」など、睡眠をサポートするサプリメントなどの機能性表示食品も増えてきています。これらを上手く活用して、内面から睡眠をサポートすることも効果的です。
■4. 快眠ストレッチを活用して体温調節しやすい環境をつくる
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運動して、一度深部体温を上げ、体温を下がりやすくする環境をつくることも効果的です。かといって、 激しい運動はカラダを逆に眠りにくくさせてしまうこともあります。そこでおすすめなのは「快眠ストレッチ」。ストレッチをすることで筋肉がほぐれ、 寝返りがしやすくなり、血液循環促進や寝床内の温湿度調整にも役立ちます。
夜寝る前にタオル1本で出来る! 快眠ストレッチ
さらによく眠りにつくために!! 快眠セラピスト・三橋 美穂先生に、寝る前にも手軽に出来る! 上半身と下半身のストレッチ方法を教えてもらいました♪
上半身のストレッチ
1. タオルを肩幅に開いて持ち、体を左右に曲げ、体側を伸ばす
2. 背中を丸めながら腕を体の前に下ろし、背中の筋肉を伸ばす
3. 腕を後ろに上げて伸ばし、胸を開く
4. タオルの端を持ち、両側に開き背中の筋肉をほぐす
下半身のストレッチ
ベッドの上で膝を伸ばして足を上げ、足の裏にタオルを当てタオルを下に引っ張る。左右1回ずつ。下半身の血流が良くなり、体が温まります。
上半身・下半身のストレッチを各2セットずつ行うとより効果的です♪
この夏は、寝苦しい夜からおさらば! 快適な睡眠で、その日のうちにその日の疲れを取って、猛暑日も乗り切っていきましょう♪
(情報提供元/味の素)
初出:しごとなでしこ