付き合うか付き合わないかの微妙な時期に「エッチの正解がわからない」と、悩んでいる人が多くいます。人の数だけエッチの形があり、行為の内容も千差万別。それゆえに“正解”などないのですが、女子同士でのエッチにまつわるトークと、実際に10人ほどの男性から聞いた“このエッチは悪くなかった”の内容が乖離していると感じ、男性側の意見から多かったものを紹介します。
黒い下着を多くの男性は嫌う、そもそも、勝負下着を見ていない
初回のデートで、気合が入った勝負下着をつけるという女性が多くいます。アラサーになって性欲がやや減退し、勝負下着を装着することで、自分の“女スイッチ”を入れるという人はまあいいと思います。でもあまり気合を入れた下着は避けたほうがいい。特に対・一般男性において、絶対に着てはならぬのが、黒の下着。これは、プロを連想させるからです。ほかにも、パープルやグリーンなどの原色も男性側からの評判が悪いです。
勝負下着を着ると、女性は“どやっ!”という攻めモードになり、これが男性を萎えさせる可能性が高い。そもそも勝負下着を見てない人も多く、清潔な下着ならなんでもいいという意見が大多数なのです。ちなみに、人気なのは白のシンプルなモノでした。
ホテルより、家の方が落ち着く&盛り上がるという人も多い
アラサー女子の中には、関係が安定するまで、お互いの家には行かず、シティホテルかラブホテルでエッチしたいと思っている人が多数います。もちろん、その時のホテル代は男性が出すものだと譲らない人も少なくありません。確かに家でのエッチは、“タダでできる安い女”というレッテルを貼られたような気持になりますし、防音面においてエッチに集中できないと感じる人も多数。
しかし、男性側の意見を聞くと、「実家でもない限り、どちらかの家でしたほうが安心する」という声が多数。どちらかの生活圏でエッチすることで、深く分かり合えるような気がするようです。また、ひとり暮らしの女性のほうが自立していると人気が高かったです。
香水やボディクリームは、あまりつけないでほしい
女性はエッチの前に、いい香りのボディクリームを塗る人が多いです。デコルテや首筋に着ける人が多いですが、これも止めたほうがいい。どうしてもつけるなら、髪の毛や尻、手首などがいいです。
その理由は、女性の体を舐めたときに、口の中にボディクリームなどの苦くて甘い味と、香りがグアッとくることを嫌う男性が多いから。また、男性の多くは、強い香りが好きではありません。“甘い香り=安っぽい”と思う人も多数。どうしてもつけたいときは、男性からのキスがなさそうな部分にさりげなくつけておくといいでしょう。
これらが男性の本音です。あなたがよかれと思って気合いを入れていることが、男性を萎えさせているかもしれません。
初出:しごとなでしこ
沢木 文 Writer&Editor
1976年東京都足立区生まれ。大学在学中よりファッション雑誌の編集に携わる。恋愛、結婚、出産などをテーマとした記事を担当。著書に『貧困女子のリアル』『不倫女子のリアル』(小学館新書)がある。