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2016.11.24

たった1分で数字を好きになる!

バーゲンで30%オフの商品を見てもいくらお得なのかわからない、割り勘するときにいくらかパッと計算できない、なんてことありませんか?

何となく、数字に苦手意識を抱く女性は多いもの。でも、ビジネスで数字は切っても切れない関係。いつまでも「わかんない」なんて言ってられません。そんなあなたに朗報! 1日たった1分、数字を使って遊ぶだけであなたのアタマが数字と仲良くなります。

ビジネス数学のを専門とする深沢真太郎が企業研修やセミナーの場でも使っている「オトナ女子ための数字遊び」を紹介します。

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数字を好きになる方法1:まずは数字を「コトバ」だと思うことから始めましょう♥

数字=計算をしなければならないものという認識をいったん捨ててください!

「数字=かつての算数や数学」というイメージを持ったままだと、あなたは一生「数字が苦手」なままです。まずは数字というものの定義を変えるのです。

たとえば某化粧品ブランドのCMには「−5才肌」なんてフレーズが使われます。また、あなたがこれまで積み重ねて来た日々は「年齢」という数字で端的に表現できます。つまり、数字とは極めて伝わる、世界共通の「コトバ」なのです。

数字を好きになる方法2:カウントダウンスピーチをしてみよう

そこで、その威力を実感していただくために数字を使った楽しいコトバ遊びをひとつご紹介しましょう。私が「カウントダウンスピーチ」と命名する、オリジナルのコトバ遊びです。

まずは「3」という数字を使い、あなたができるプチ自慢を考えてください。
お仕事のことでもプライベートなことでも、何でも結構です。次は「2」を使って、まったく別のプチ自慢を考えます。「1」「0」まで考えてみてください。本当に、どんな内容でも結構です。たとえば私なら、このようなプチ自慢をするでしょう。

「3」…私の最新刊『数字アタマのつくりかた』は表現力・計算力・思考力の3つを同時に鍛えることができる斬新な遊びの提案をしています。

「2」…子供はいませんが、夫婦2人でとても幸せです。

「1」…第一人者と呼ばれることを誇りに思っています。

「0」…数字が苦手な人を0(ゼロ)にすることが私の使命です。

私はこれらをまとめて1分間程度のスピーチにし、カジュアルなセミナーなどの場ではご挨拶に使うことがあります。
インパクトもあり、カウントダウンというエンターテイメント性も手伝って好評です。もちろん、わたし「深沢真太郎」が端的に伝わることもポイントです。

また、このコトバ遊びのポイントはテーマを「あなたのプチ自慢」にすることです。人間ですから、イヤな気分になるようなテーマで物事を考えるのは苦痛です。まして数字が苦手と思い込んでしまっている方にとってはなおさらでしょう。

あなたがイイ気分で数字と戯れることができる「プチ自慢」をテーマに、まずは数字がコトバであることを体感しましょう。

短い時間で、たくさんの情報を、簡潔に伝えられる。数字って、とても便利なコトバであることを実感するでしょう。ぜひあなたもオリジナルのカウントダウンスピーチを考えてみてはいかがでしょうか。もうすぐ忘年会シーズン。活用できるシーンもきっとあることでしょう。

こんなスピーチ作りが楽しいと思えるようになったら、「苦手」から卒業する第一歩が踏み出せたということです。あなたの思考が「数字アタマ」に変身するための遊び方は他にもたくさんあります。

この連載はもちろんですが、最新刊『数字アタマのつくりかた』(三笠書房)もぜひチェックしてみてください。あなたの「苦手意識」がきっと消え去ると思いますよ。

初出:しごとなでしこ

深沢真太郎 ビジネス数学の専門家/教育コンサルタント
BMコンサルティング株式会社・代表取締役/教育コンサルタント/多摩大学非常勤 講師/理学修士(数学)
ビジネスパーソンの思考力や数字力を鍛える「ビジネス数学」を提唱し人財育成に従事。著作多数。
最新刊『数字アタマのつくりかた』(三笠書房)が好評発売中。
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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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