命短し、旅せよ乙女! 新しい自分、新しい世界に出会う「なでしこトラベル」。マルタの魅力をお届けしている連載4回目は、日本でもじわじわ人気になっている「マルタ留学」をピックアップ。マルタ島で出会った2人の日本人留学生にお話を伺います。
- 1 旅が大好きな元マスコミ勤務林裕希さん(28歳)マルタ留学歴:2か月「マルタ島は初心者にはぴったりの留学先です」
- 2 Q.マルタ留学をしようと思った理由は?
- 3 Q.留学準備はどれくらいかけましたか?
- 4 Q.留学期間は?
- 5 Q.実際に来てみて、どうですか?
- 6 Q.語学学校選びのポイントはありますか?
- 7 Q.休日はどんな風に過ごしていますか?
- 8 Q.将来の夢は?
- 9 留学中に恋人ができた♡ 元ホテルマン岩田晶子さん(26歳)マルタ留学歴:8か月「学費は年間120万。学費の安さも魅力です」
- 10 Q.留学をしようと思った理由は?
- 11 Q.マルタ島を選んだ理由は?
- 12 Q.学費はいくら?
- 13 Q.寮ではどんな生活を?
- 14 Q.友達はできましたか?
- 15 Q.彼とのコミュニケーションは英語?
- 16 Q.マルタの魅力は?
- 17 Q.将来の夢は?
- 18 Q.留学を考えている人へアドバイスをお願いします
旅が大好きな元マスコミ勤務
林裕希さん(28歳)マルタ留学歴:2か月
「マルタ島は初心者にはぴったりの留学先です」
▲制作会社に5年勤務。今年の6月に会社を退職し、9月よりマルタに留学中。現在はThe CHAMBER COLLAGEに在学中。旅が趣味で、訪れた国は30か国以上。
Q.マルタ留学をしようと思った理由は?
「旅行が好きで今までもたくさんの国へ行ったのですが、英語力が足りなくて。旅をより楽しみたいという理由で留学を決意しました。マルタを選んだのは、治安の良さとヨーロッパの中では抜群に学費が安かったから。以前から一度は訪れてみたい国だったので、それも決め手になりました」
Q.留学準備はどれくらいかけましたか?
「就職したときから漠然と留学はしたいなと思っていたのですが、行き先や日程をきちんと決めたのは約1年前。働いているときに貯めていた『旅行貯金』を留学資金にあてました」
Q.留学期間は?
「マルタでの留学は、約3か月です。その後は、ロンドン留学1か月、ニューヨークで数日で友人と会って帰国する予定です」
Q.実際に来てみて、どうですか?
「ここに来る前は全然話せなかったのですが、徐々にコミュニケーションが取れるようになってきました。周りの子達も相手にうまく伝えられなくてもどかしいのは同じで、とにかく話そうとしてみることが大事だと実感しています。まだまだ思うようには話せませんが、他の国の友達と英語で会話している時間をとても楽しいと感じるようになりました。マルタ島は初心者が来るにはとてもいい環境。生活費がすごく安いのもありがたいですね。」
Q.語学学校選びのポイントはありますか?
「できるだけ日本語を話さないように、日本人が少ない語学学校を選びました。ちなみに、よく日本人の友達を作らないほうがいいと見聞きしますが、でもそれは付き合い方の問題。実際に私もこちらで日本人の友達ができましたが、マイナスになったと感じたことはありません」
Q.休日はどんな風に過ごしていますか?
「2~3日の休みがあれば、海外へ。今までもローマやシチリアへ行きました。マルタからだと飛行機で2時間で行けてしまうんですよ。近くのゴゾ島で海水浴をしたり、古都イムディーナを散策することもあります。下の写真は、イタリアへ行ったときの写真。カメラはGOPROを愛用中です」
Q.将来の夢は?
「世界一周をすること。いろんな国の人たちといろんな話をしたいです。そして、その経験が2020年の東京オリンピックのときに、海外から来た方々の役に立てたらうれしい。まだ漠然とした夢ですけれど…。この留学中は、自分が何ができるか、自分が何をしたいのか…もう一度考えるいいチャンスだと思っています」
留学中に恋人ができた♡ 元ホテルマン
岩田晶子さん(26歳)マルタ留学歴:8か月
「学費は年間120万。学費の安さも魅力です」
▲中学時代はオーストラリアへの短期留学を経験。大学では英語学科に進むもバスケ三昧の日々で、思うように英語が身につかず。大学卒業後は博多市内のホテルに勤務。今年4月にマルタへ。語学学校はam langage studio。
Q.留学をしようと思った理由は?
「ホテルに勤めていたので、日頃から多くの外国人と接する機会があったのですが、なかなか思うように英語を話すことができなくて。以前から英語を学びたいという気持ちはあったけれど、就職してからはどうしても英語力をつけたい…と気持ちが強くなりました」
Q.マルタ島を選んだ理由は?
「当初はイギリス留学を考えていたのですが、学費やビザのことを考えるととてもハードルが高くて。マルタは学費も安く、英語を学ぶにはとてもいい環境だったんです。調べていく中で信用できるエージェントと出会うことができ、今の学校に決めました」
Q.学費はいくら?
「1年で約120万円です。この中には、学費と寮費、テキスト代などすべて含まれています。ちなみに、私が通っている語学学校では行き帰りはタクシーで送迎してくれるのですが、そのお金も含まれています。あとは、光熱費や生活費などをプラスして留学準備金として約200万円用意しました」
Q.寮ではどんな生活を?
「寮は2人部屋がふたつとシングル部屋がひとつという構成。私はトルコ人との2人部屋を使ってます。寮内には、スペイン人、ドイツ人、韓国人がいます。みんなすごくいい人で、寮に戻ってからも一緒に勉強したり、夜はクラブに出かけたりすることもあるんです」
▲ハロウィンでは寮仲間と一緒に仮装しました
Q.友達はできましたか?
「友達はもちろん…彼氏もできました♡ 彼はフランス人で、私が来るちょっと前まで同じ語学学校に通っていた人です。今は自国に戻っていますが、ラブラブ遠距離恋愛中。私も時間を見つけては、彼に会いにフランスへ行っています」
Q.彼とのコミュニケーションは英語?
「もちろん! 共通の言語は英語なので。でも、彼は日本にすごく興味があって、アニメや文化についても詳しいんです。最近は日本語の勉強もしてくれています」
Q.マルタの魅力は?
「マルタ人の人柄のよさですね。みんなが気軽に『Hello』と話しかけてくれますし、困ったときは助けてくれる。治安もいいし、遊ぶところもたくさんあります。夜はバーチャビルというクラブ街へ行ったり、週末は海へ行くことが多いですね。オススメはパラダイスベイとセントピーターズプール。フェリーで行くゴゾ島やコミノ島も最高です」
Q.将来の夢は?
「今のところ、日本に帰りたくないです(笑)。というのは冗談で、もう一度ホテルで働きたいですね。2020年にはオリンピックもありますし、海外からきた観光客の方にきちんとおもてなしができたらいいなと思っています」
Q.留学を考えている人へアドバイスをお願いします
「私もそうだったのですが、日本人は間違いを恐れがち。授業中も自信がないとひっこみがちですが、他の国の学生は間違いを恐れない。最初はみんながどんどん発言するので、英語ができるのかと思っていただけど、今思うと相当間違えていたみたいです。でも、それがすごく大事。とにかく、どんどん話す、これが留学を成功にする鍵だと思います」
いかがでしたか。
ちなみに、女優の柴崎コウさんも以前マルタ島で留学をした経験があるそうです。日本でもじわじわと話題になってきているマルタ留学。今後、もっともっと注目度が高まりそうです。
さて、次回は、今回滞在したホテルをピックアップします。
取材協力:マルタ観光局
初出:しごとなでしこ