留学先は目的で選ぶとより楽しめる|35歳のアメリカ留学vol.3 | Oggi.jp
Oggi.jp

おしゃれもキャリアも。働く女性のWebメディア

line instagram TikTok X facebook search

フリーワードで検索

人気のキーワード

  1. トップ
  2. 働く
  3. 留学
  4. 留学先は目的で選ぶとより楽しめる|35歳のアメリカ留学vol.3

WORK

2016.08.05

留学先は目的で選ぶとより楽しめる|35歳のアメリカ留学vol.3

大人になってから留学したいと思う場合、単純に「英語を勉強したい」という気持ちだけで行く方は少ないのかなと思います。アメリカで出会った20代後半、30代の人たちはみな、英語以外に別の目的がありました。

01

(写真上:海が目の前の、オーガニック野菜を食べられるL.A.のレストラン。セレブも個室ではなく普通に食事しています。お気に入りのMALIBU FARM)

目的にあった留学先を選ぶとより楽しめる!

私の場合は「アメリカに住みたい」という気持ち。“それだけ?”と思われる方もいるかと思いますが、学生の頃から思い続けていた願いなので、それだけでも私にとったら十分な理由。自分の人生だから。やっとのチャンス到来ですよ。

ただ、目的があるとより楽しめるとは思います。その目的を十分にこなせる場所を留学先として選ぶと最適。私はオーガニックコスメやフードを身近に感じ、海のあるゆったりとした生活がしたかったのでL.A.を選びました。その後N.Y.へ引っ越しますが、それぞれの場所で出会った大人留学生の目的が、わかりやすく違ったので比べてみたいと思います。

<L.A.>
ハリウッドのあるL.A.は、映画関係を目指す方にたくさん出会いました。映画関係の勉強をしたい、映画監督や女優としてチャンスを見つけたい…。そのほか、サーフィンを思い切り楽しみたい、ゆったりした場所で生活したいなど、自分の理想とする生き方を体現しに来てる人も多かったかな。純粋にL.A.が好きで、この街に住みたかった、という人も多かったです。

02

(写真上:休みの日はビーチでアクティブに過ごすのがL.A.流。アメリカ人とも知り合えるので、時々参加してました!)

<N.Y.>
エンターテイメントの街N.Y.は、一流を目指して世界中から人が集まる場所。特に多かったのは、日本である程度経験してきて、N.Y.で勝負してみたい、という人たち。カメラマン、ヘア&メーク、モデル、シンガー、ダンサーなど。語学学校に通いながらN.Y.にいる人たちは、ほぼ90%くらい、英語以外の目的がある人ばかりです。

03

(写真左:ミュージカルの本場N.Y.は安く観れる方法があるので、ぜひ行ってほしい! 初めてN.Y.で見たミュージカル『CHICAGO』はなんと最前列。写真右:アートがとっても身近なN.Y.。美術館だけでなく、ギャラリーも山ほどあるので、無料でアートが思う存分楽しめます。こちらはホイットニー ミュージアム。)

語学力重視なら日本人が少ないエリアへ

英語のスキルを伸ばすことが一番なら、L.A.やN.Y.ではなく、日本人が少なく、周りに楽しむ場所が少ないエリアがオススメです。アメリカにいるだけで英語力が自然と伸びる、と思っている方が多いと思いますが、やはり勉強しないと伸びません。

L.A.やN.Y.は日本語が通じる場所も多く、話せないなら外国人の友人もできにくいので、英語を使う場面は少なくなります。その点、別のエリアは英語を理解しないと生きていけない状況になることが多く、追い込まれるので勉強漬けの日々を作れます!(笑)

L.A.やN.Y.でも大学付属の語学クラスだと、学費はとっても高いですがレベルの高いクラスを受けられるので、英語力が伸びたという話も聞きますよ!

私の友人には、キャサリン妃が好きで35歳の時にロンドンへ留学しに行った方もいます。英語ができない中、辞書を片手に必死で毎日皇室ニュースを読みブログで発信。
そのブログが日本の編集者の目にとまり、帰国してから本を出版して、今や日本でロンドン皇室のジャーナリストをやられています。6月にロンドンで行われた、エリザベス女王の90歳誕生会にも出席しているんです。留学って人生変えちゃうから面白い!

語学はもちろんですが、アメリカに限らず海外に住むという経験を通して、大人だからこそのプラスαを楽しみたいですよね! 職業のスキルアップだけではなく、こんな体験してみたい、こういう人に出会いたいとか、そんな純粋な気持ちも、ちゃんとした目的です。ぜひやってみたいことを体験できる場所を選んでみてくださいね。

初出:しごとなでしこ

エディター Eri Ito

学生時代の読者モデルをきっかけに雑誌編集に興味を持ち始め、ファッションライターの道へ。
ファッションエディターとして数々の企画をこなすかたわら、エステティシャンやスタイリスト、パーソナルスタイリストとしてもマルチに活躍。
30代半ばにアメリカ留学を決意し、L.A.とN.Yへ。数々の出会いと刺激を受けてこのたび帰国!

Today’s Access Ranking

ランキング

2024.11.21

編集部のおすすめ Recommended

Follow Us!

Oggiの公式SNSで最新情報をゲット!

メールマガジン登録はこちら

最新記事のお知らせ、イベント、読者企画、豪華プレゼントなどへの応募情報をお届けします。

Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
【消費税の価格表記について】 記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。

Feature

スマートフォンプレビュー

LINE公式アカウント 友だち募集中

働くすべての女性に向けて、
今すぐ役立つ「ファッション」「ビューティ」「ライフスタイル」
情報をお届けします。