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2020.12.30

「いつも中途半端…」は、もう終わり! やる気を持続させるコツは?

テレビやラジオなどで活躍する精神科医の名越康文さんが、Oggi読者の悩みに答えてくれる本誌の人気連載。今回は、「やる気」が本物かを見分けるコツや継続の方法を紹介します!

その「やる気」が本物かを見分けるコツは、自分の中で決めたゴールを鮮明に描けているかにかかっているのです

久しぶりの休暇でフランスへ旅に出た。すごく楽しくて、刺激的で、すぐ再訪したいと思っている。よし次こそはフランス語を習得して、もっと自由にひとりでも動き回れるように、今から教材を買って勉強するぞ… と、勢い勇んで学び始めたのはいいけれど、仕事が忙しいことを理由に、教材も週1回開けばいいほう。

今回こそはちゃんと勉強しようと思っているのに、どうしていつも中途半端なの本物のやる気っていったい何? 私のやる気スイッチってどこにあるの… という読者に出会いました。先生、いかがですか?

名越さんが回答!

(c)Shutterstock.com

こちらの方は海外旅行をして、すっかりリフレッシュできたようですね。旅は心身を覚醒させてくれる効用もあります。私たちは普段、日々のタスクを惰性で無意識にこなしているところがあります。日々の生活が意識せずの惰性になると、集中力が衰え、頭の中は妄想でいっぱいになりがちです。

旅はその流れ作業の日常から脱出する「カンフル剤」になります。旅の最中は見知らぬ土地、見知らぬ街で「次は何する? どこにいく?」って、意識して考えますよね。自然に意識して行動することで無駄な妄想が消え去り、心も軽やかになり疲れも取れるのです。

さて、外国語学を学びたいという「やる気」は素晴しいです。ところが、なかなか前進できずにいるということは、もしかしたらゴールが見えていないからかもしれません。「本物のやる気」とは何かということですが、これはひと言でいうと、「ゴールが見えているのかどうか」ということに尽きるのです。

知的好奇心が旺盛で、気になることがあったら学びたいと思うのはいいことです。ただ、真面目な人にありがちですが、「よし、やるぞ」という起点に重きを置くだけでは、人はなかなか続けられないものです。

「やる気」を持続させるには、そのゴールを具体的に、ありありと映像として思い浮かべることができるかどうかにかかっているのです。それができていないうちに気持ちだけ先走っているとしたら、それは何かの代償かもしれません。人生に目標がない… という焦りだったり。

たとえばひとり旅のために外国語を学びたいと思ったのなら、現地でどのように過ごしたいかを細かに想像してください。今ひとつリアルに想像できないなら、休暇を申請して旅の予約を取ってください。きっとワクワクしてくるはず。その感情が定着するまでは、むしろ勉強してはいけません。

自分の頭の中で、ゴールにいる自分を主人公にした映画を1本撮り終えてからスタートしてほしいそこから初めて勉強にも力がこもります。

そして、やり始めたら大切なのは「毎日やること」です。1週間に1回や2回ではなく、短時間でいいから毎日続けてみましょう。毎日同じ時間、同じタイミングでスケジュールに入れることが継続のコツだといえるでしょう。

2019年Oggi7月号「名越康文の奥の『ソロ』道」より
イラスト/浅妻健司 構成/宮田典子(HATSU)
再構成/Oggi.jp編集部

TOP画像/(c)Shutterstock.com

名越康文(なこし・やすふみ)

1960年、奈良県生まれ。精神科医。臨床に携わる一方で、テレビ・ラジオでコメンテーター、映画評論、漫画分析など幅広く活躍中。著書に『SOLO TIME「ひとりぼっち」こそが最強の生存戦略である』(夜間飛行)ほか多数。


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