夢と希望を抱いて転職したはいいけれど、いいことばかりではないのが現実。Oggi読者たちが実際に体験したエピソードを紹介します!
転職の闇
入社前にはわからなかった落とし穴が…「こんなはずじゃなかった!」夢と希望を抱いて転職したはいいけれど、いいことばかりではないのが現実。Oggi読者たちが実際に体験したエピソードを紹介します!
前の会社で褒められたプレゼンが今の会社じゃ通用しない
共有している「ここまで説明しなくてもわかってもらえる」という前提が違う。前の会社の常識にとらわれているとハッとした。(32歳でシステム会社に転職)
今度こそ、人間らしい生活をしたかったのに…超ブラック
前の会社で体を壊しかけたので、今の社長の「残業は少ない」という言葉を信じて転職。でも実際は連日終電帰りがあたりまえ。せめて、社員の具体的な残業時間を聞けばよかった。(29歳でPR会社に転職)
社員が毎月、10人以上入れ替わる
毎月大量に、退職する人と入社する人が全社にメール配信される。社員の名前と顔が覚えられないし、何より人がいつかない会社に自分はいていいものか…不安になる(28歳でアパレルに転職)
同業他社の転職先で、これまでの人脈を期待される
同じ営業職で転職。経験をいかせるのはよいのだけれど、「前職でのクライアントにもアポをとれ」というプレッシャーがハンパない。前の会社に迷惑はかけたくないし…。(30歳で人材会社に転職)
転職したら…つぶれた!
成長企業でチャレンジしたくて設立間もないベンチャーに。2〜3か月はイケイケムードだったけれど、半年たっても出資金を食いつぶす日々。いよいよつぶれる…というときに辞めた。(27歳でバイオベンチャーに転職)
仕事は個人プレーで飲み会もなし。自分の居場所がつくれない
チームでの仕事が多いと聞いていたのに、ひとりで回す仕事ばかりを振られ、さらに客先にほぼ常駐。社内の人間関係がなかなか構築できず、思った以上に孤独。(33歳でコンサルティング会社に転職)
転職に合わせて引っ越しを決めたのに、配属先が急きょ変更。通勤時間が倍以上に
入社3週間前、賃貸物件を契約したその夜に配属先変更の連絡が。片道30分以内で通えるはずが1時間以上の道のりに。違和感を覚えた会社は、結局入社後もいろいろあった…。(28歳で旅行代理店に転職)
希望とは違う部署に配属。今後も異動の可能性はゼロだと入社してから知った
管理職クラスの面接官から「希望を出せばいつか、その部署に異動できる可能性もある」と聞いていたけれど…。実情は「別会社か!?」と思うくらい採用も運営も連携していなかった。(33歳でwebメディア会社に転職)
セクハラが横行
男性ばかり15人、家族経営の会社で営業所長が率先してセクハラ。お尻を触ってきたり、「胸大きいね。何カップ?」「何色の下着をはいてるの?」って聞いてきたり…即アウトでしょ!(30歳で設備会社に転職)
出身の違う上司同士が険悪
仕事の進め方から書類のフォーマットまで、ふたつの会社のやり方が違うので、いちいちぶつかって部下が振り回される。中途採用組の私は、両方の上司からグチを聞く羽目に。(30歳でメーカーに転職)
年収UPだったはずが、2年目からお給料が下がった!
転職1年目がB(ふつう)評定で、2年目は年収が約100万円ダウン。前職を下回った。入社前に給与テーブルを見たはずだけれど、目先のことに気をとられていたのか記憶があいまい。(32歳で外資系証券会社に転職)
育児支援制度目当てで転職したが、制度を使えるかどうかは上司しだい
前の会社は育児と両立できる環境ではなく、転職。面接でも制度について念押ししたのに、配属された部署はワーキングマザーゼロ。実際に妊娠したら退職に追い込まれた。(29歳で情報通信会社に転職)
Oggi11月号「Around30 転職のリアル」より
デザイン/スズキのデザイン 構成/大椙麻未、酒井亜希子・佐々木 恵(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部