焼肉でも、ステーキでも、肉に限らずなんでも、高くて美味しいのは当たり前。「この値段でここまでできたか~!」という〝コスパ〟のいいお店に出会えたときほど、幸せなものはありませんよね! 今回ご紹介するのは、満足感の高い極上焼肉の名店で修業した方がオープンさせた、〝ちょっといいお肉食べたいな〟ってときに訪れてほしい〝自腹でもウェルカム〟な上質コスパ焼肉。
お店は経堂駅から徒歩5分ほど!
炭火焼肉ふちおかは、肉好きなら一度は訪れたい名店・炭火焼肉なかはらで修業し、独立した渕岡さんが開いたお店。2017年のオープン後から、肉好きの間ではふつふつと話題になっていました。
いただけるお肉はメスのA5ランクの黒毛和牛で、冷凍や切り置きは一切せず、オーダーが入ってから渕岡さん自らが手切りで肉をカットして味付けするというこだわり。名店・なかはらはひとり¥20,000以上はしてしまうのでなかなか頻繁には行けないし、自腹でいただくにはかなり気合いが必要ですが…、ふちおかさんはコースひとり¥6,800とかなりの良心価格。それでいて、〝なかはら仕込み〟のお肉がいただけるのが魅力です。
お目当てはコスパ抜群、ふちおかコース!
お肉の前には前菜3種盛りとサラダが。このサラダの自家製ドレッシングが本当に美味しくて、がっつりお代わりしたいほど!
コースのお肉は、名物のサーロイン+特選部位5種!
写真を見返しているだけで幸せ気分になれる、麗しきお肉たち♡ お肉にはそれぞれの旨味を引き出す下味がついていますが、柚子胡椒、ニンニク醤油、オリジナルのタレと一緒にいただくと違う美味しさが味わえて得した気分に。
薄切りサーロインは赤身と脂身のバランスが程よく、旨味たっぷり。その日おすすめの特選部位のお肉は塩2種、タレ3種。どれもそれぞれ食感もあふれだす旨味も異なり、食べ応えたっぷり。普通の胃袋のOggi世代女子ならきっと、満足のボリュームだと思います。(私はまだまだ食べられる~と思いましたがw)お腹が満たされなければアラカルトメニューも充実しているので、お肉の追加が可能です。
焼き物のあとは熱々メンチカツに舌鼓!
お箸でカットした瞬間に、香しい蒸気とともに肉汁がじゅわり♪ 衣はサクッ、中身はじんわり沁みる美味しさ。このトドメのメンチがまた、肉欲を程よく満たしてくれます♪ あ~今夜も幸せ♡
コースの〆は盛岡冷麺!
〆はさっぱりあっさり、コシのある盛岡冷麺。つるつるっと3~4口、サイズもちょうどいい感じ。
自腹の焼肉は、お酒数杯飲んでも¥10,000でおつりがくるくらいがドキドキしなくていいですよね! そしてこの上質クオリティ! 最高! 都心からはほんの少し離れたローカルエリアではありますが、新宿から小田急線でわずか15~20分。そのエリアだからこそ成し得るコスパのよさ。予約困難になる前にぜひ!
門司紀子
大学在学中に女性ファッション誌の編集アシスタントを経て独立。フリーランスエディター&ライターとして、『Oggi』や『美的』などで企画・撮影ディレクション・執筆までを担当。担当する記事はビューティ関連をメインに、食、料理、旅、ファッション、ゴルフまで多岐にわたる。また、ヘルシーなケータリングサービス“mon deli”も手掛ける。キレイを意識したメニューは撮影現場でモデルやエディターからも好評。強靭な胃腸をもつ食いしん坊がゆえ、趣味は弾丸食い倒れ旅。Instagramアカウントは@norikomonji