せせらぎや渡る風に日常を忘れ、優雅な時間を過ごして
奥羽山脈に源ととする名取川のほど近くにある、仙台の秋保温泉。「名取の御湯」と称され、別所温泉や野沢温泉と並ぶ「日本三御湯」のひとつとして全国的にも知られています。また、仙台中心部からのアクセスもよく、観光と温泉を両立しやすいことでも人気のスポットです。
そんな仙台の奥座敷・秋保温泉に構えるのが【界 秋保】です。春から夏は新緑から色濃くなる緑、秋は彩も鮮やかな紅葉、冬には雪景色と、春夏秋冬の美しさを満喫できるのが魅力。また、仙台藩の伊達政宗公がこの地にもたらした粋で斬新な文化を「伊達な文化」と称し、随所に取り入れています。

目の前に広がる渓流や自然の風景に心癒やされ、時間に縛られずに季節を愛でる、そんな【界 秋保】の見どころに迫ります。
自然に囲まれてリラックスできる、自家源泉の「大浴場」
秋保温泉は、今から1400年以上昔の古墳時代後期から存在したといわれています。当時の天皇も病を癒やし、伊達政宗公の時代には庶民にも親しまれるようになったそう。
露天風呂は、風情を感じる岩組み式です。木立に囲まれて渓流の音を感じながら湯浴みを楽しめます。

内風呂は、敷地内の2本の源泉を引いた自家源泉かけ流しの「あつ湯」、心身ともにリラックスできる「ぬる湯」の2つの浴槽を完備。泉質は、身体がよく温まり湯冷めしにくいとされる「ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉」です。

また、抗菌作用のあるメタほう酸と肌のバリア機能を向上させる作用のあるメタけい酸を豊富に含み、カルシウムとの相乗効果で美肌の湯であることも特徴です。
2026年8月31日までの期間は、夏の暑さを乗り切る「クールダウン浴」も開催。温泉療法専門医の知見に基づき、体温に近い35~36°Cの「不感温度」と呼ばれるお湯に10~20分浸かることで、体に余計な負担をかけずに深部体温を穏やかに下げることができる入浴法です。
暑い時季は温泉を避けがち… という方こそ、涼を感じる新感覚の湯治を体験してみては。
※当日の気温が低く、クールダウン浴に適さない場合、クールダウン浴は通常時の湯温で提供

紺碧の空間で移り変わる四季の景観を眺められる「客室」
地域の文化に触れる「ご当地部屋」があるのも界ホテルの特徴のひとつ。界 秋保のご当地部屋は「紺碧の間」で、秋保温泉の景勝地である名取川の峡谷「磊々峡(らいらいきょう)」が、かつて「紺碧の深淵」と表現されたことにインスパイアされています。


まるで紺碧色のフレームで切り取られたかのように、外に広がる四季の景色や渓流を楽しめるのが魅力。また、客室のデスクには、光を受けて美しく緑に輝く「仙台ガラス」のアート、寝室の障子にはこけしの柄が隠れているなど、宮城のご当地の要素を取り入れたインテリアも見逃せません。


地元の風情を感じる「会席料理」
地のものをいただくのも、旅の醍醐味ですよね。界では、名物食材を郷土料理や調理法から着想を得たこだわりの品々に仕立てた会席料理を提供しています。
界 秋保でいただけるのは、大名の食事をイメージした「新伊達会席」。大名気分を体験できる、脚付きのお膳で提供されるのも特徴です。

会席はまず、牛テールと仙台味噌のコクが溶け合うリエットから始まります。宮城県ならではの仙台麩を添え、器は戦国武将・伊達政宗公が身につけた水玉模様の陣羽織をイメージ。

メインの台の物「ふかひれ利休鍋」は、海の幸のふかひれを、とろける食感の胡麻豆腐とともに、滋味深い貝の旨味が凝縮された出汁で味わう贅沢な一品です。

半個室の食事処で、ゆっくりと食事ができるのもうれしいポイント。
朝食では、根菜たっぷりの「芋の子汁」をはじめ、地元の三角あぶら揚げや自家製豆腐を味わう和食膳をいただけます。

名取川と四季を堪能する「せせらきラウンジ」
館内の名取川に面した空間には、足湯付きのテラスを併設した「せせらきラウンジ」が配されています。「せせらき」という言葉は、せせらぎの古語で浅瀬に水が流れる音を表します。また浅瀬やその時々という意味がある「瀬々(せせ)」という言葉ともかけているそう。古くは伊達政宗公も和歌で詠んだ言葉で、渓流の音や自然の空気、またその時々の季節を感じてほしいという思いが込められた空間です。


せせらきラウンジでは、季節のドリンクや、仙台藩の時代から続く伝統的な名産品「仙台駄菓子」など、その季節に合わせた飲み物やお菓子がそろいます。

伊達政宗公は、海外から花を持ち帰ったり、訪れた場所で気に入った花を取り寄せ育てたりと、日常的に草花を愛でていたとされています。加えて客人へのもてなしとして、飲食や能、時には自身で小鼓をたたいたとも。せせらきラウンジでは季節の花のしつらえが空間を彩り、まるで伊達政宗公のおもてなしを受けているかのような演出が満載なのです。

酒席の心得に触れながら地酒をいただく「伊達な宴」
界では、それぞれの地域性を存分に楽しめるよう、伝統工芸、芸能、食などを満喫できるおもてなし「ご当地楽」を体験できるのも特徴のひとつです。界 秋保では、伊達政宗気分で宴を追体験する「伊達な宴」を開催しています。

伊達政宗公は戦国大名として軍事・政治において優れ、海外の文化の影響を受けた国際性や斬新さ、華やかさが有名ですが、武士の礼儀や伝統を重んじた粋な文化人だったそう。手紙の書き方や香道の嗜みなどに加えて、酒席の心得も大切にしたとされています。また、当時職人を招き、城内の一角に屋敷を建てて酒づくりをさせるほどお酒好きだったとも。
界 秋保では、この伊達政宗公のエピソードにちなみ、紺地に金の丸が輝く軍旗のモチーフが目を引く宴空間で、仙台藩にゆかりある地酒をいただく体験がかないます。

会場となるのは「勝色(かちいろ)」とも呼ばれる武士の間で縁起がよいとされてきた濃い藍色に、金の太陽のモチーフで伊達政宗公の軍旗をイメージした、ご当地楽専用の部屋です。スタッフが案内役となって、伊達政宗公が重んじた心、史実やエピソードに理解を深められます。
仙台藩にゆかりのある地酒を参加者同士で注ぎ、当時の方法で乾杯するなど、酒席の追体験するような時間を過ごしてみては。

秋保伝統の味を使用した「さいちのおはぎ氷」が期間限定で誕生
2026年7月1日から8月31日の期間、界 秋保オリジナルの「さいちのおはぎ氷」が誕生します。宿からほど近く、地元・秋保温泉で長年愛されている名店『主婦の店 さいち(以下さいち)』で毎日丁寧に炊き上げられる、無添加で滋味深い餡を贅沢に使用しているのがポイント。せせらきラウンジにて、伝統工芸・仙台ガラスの風鈴や足水といった涼やかな演出と共に提供されます。

1日約5千個、最高で2万5千個売れるという伝説を持つ『さいち』のおはぎは、控えめな甘さと絶妙な塩気のあんこが特徴です。そのおいしさを最大限に活かすため「さいちのおはぎ氷」では削った氷に練乳をかけ、あんこを贅沢に上からたっぷりオン。さいちのおはぎで人気な青大豆のきな粉と黒ゴマもお好みでトッピング可能です。

夏の期間、仙台ガラスの風鈴が響く「納涼せせらきラウンジ」は、足湯もひんやりとした「足水」となり、伝統工芸・仙台ガラスの風鈴と相まって涼やかさ満点のスポットに。名取川に向かって開かれた開放的なテラスで、混雑を離れた静寂の中で渓流の涼風を感じながら、至福のクールダウンを堪能できます。

【「さいちのおはぎ氷」体験概要】
期間: 2026年7月1日~2026年8月31日
時間: 13:30~14:30(アーリーチェックイン)
場所: 館内「納涼せせらきラウンジ」
料金: 2,000円(税込)
内容: アーリーチェックイン、かき氷の提供
定員: 1日4組(最大10名)
予約: 公式サイトにて10日前までに要予約
協力: 主婦の店さいち(界 秋保より車で5分、バスで10分)
伊達家ゆかりの秋保温泉で心身をほぐし、秋保温泉の風土が育んだ美食を味わう。季節で際立つ渓流美を穏やかに堪能できる旅館で、贅沢な夏の温泉旅をかなえてはいかがでしょう。
Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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