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LIFESTYLE

2025.05.11

アイロンかけてもシワが取れないのはなぜ? 原因と素材別の対処法を解説!【専門家監修】

アイロンをかけたのに、「シワがとれていない」なんて経験はありませんか? アイロンがけは、素材やタイミング、扱い方によってその出来が異なります。この記事では、アイロンをかけたのにシワが取れない理由やシワが取れにくい衣類の特徴と対策、アイロンなしでもシワを伸ばす方法、クリーニングに出す前にできることを紹介します。

アイロンを丁寧にかけたのに、なぜかシワが残っている…。そんな経験を持つ人は多いのではないでしょうか? この記事では、シワが取れない原因を整理し、素材別の対処法や、自宅でできるケア方法を創業80余年の歴史を持つ京都発祥の染み抜き・お直し専門店である「きものトータルクリニック吉本」さんにお聞きしました。

手間をかけずに見た目を整えるための工夫をお伝えします。

アイロンをかけてもシワが取れない理由とは?

まずは、アイロン効果が出にくい代表的な理由を紹介しながら、状況別に見直すヒントをお届けします。

よくある原因は? シワが残る代表的なパターン

洗濯のあとすぐに衣類を干せなかったとき、繊維の形がくずれたまま乾いてしまい、深く折れた状態が定着しやすくなります。こうした状態では、アイロンだけでシワを伸ばすのが難しくなるでしょう。

また、かけ方ではなく「準備」に見落としがあるケースも見受けられます。アイロン面が汚れていたり、スチームの出が悪い場合は、熱や蒸気がうまく伝わらず、仕上がりに影響が出ることがありますよ。

シワ シャツ

(c) Adobe Stock

うまく伸びない素材とは? ポリエステル・綿・レーヨンなど素材別の特徴

シワの取れにくさは、素材ごとに特有の理由があります。ポリエステルは熱で繊維が柔らかくなりますが、熱すぎると溶けてしまうので、アイロンの温度が低すぎても高すぎても、十分な効果が出にくいでしょう。綿は厚みがあり、シワが深部にまで入り込むため、乾きすぎた状態では熱が行き届きにくくなります。レーヨンは水や摩擦に弱いため、直接アイロンがけをすると生地を傷めるリスクがあります。

これらの特徴を知っておくだけでも、無理な力をかけることなく、柔らかく仕上げる道筋が見えてきます。

アイロンが効きにくいときのNG行動とその見直し方

アイロンをすばやく動かすとかえって熱が伝わらず、シワが残りやすくなります。特に厚手の部分では、軽く押し当てるようにゆっくりと動かすだけでも、仕上がりに差が出てきます。

また、完全に乾いた衣類に直接高温を当てると、かえって折り目が強調されてしまうことも。霧吹きで軽く湿らせてから始めると、繊維がやわらかくなり、熱の通りがよくなります。こうした一工夫で、アイロンの効果がより感じやすくなりますよ。

素材別・シワが取れにくい衣類の特徴と対策

生地の種類ごとに、シワの残りやすさやアイロンの効果に違いがあります。ここでは素材の特徴をふまえ、自宅での対処に役立つ具体策を紹介します。

ポリエステルはなぜシワが取れない? 適した温度と工夫

ポリエステルは熱に強そうな印象がありますが、ポリエステルは熱可塑性(熱で変形しやすい)を持ちます。低温では形が変わりにくく、温度が足りないとシワが伸びないことが多いです。

逆に高温すぎると生地を傷めたりテカリが出るため、温度管理が重要です。低〜中温の範囲で調整しながら、スチームをあててじんわりと熱を浸透させる方法が合っています。裏側からかけると、生地を傷めずに整えることが可能です。

アイロンがけ

(c) Adobe Stock

綿・麻のシワが伸びにくい理由と対処法

綿・麻素材は水を吸いやすく、乾くと繊維がぎゅっと締まって硬くなりやすい性質があります。そのため、シワの入った状態で完全に乾いてしまうと、そのままの形で固まってしまいます。その状態にアイロンをかけても、深く入ったシワは取れないでしょう。

霧吹きなどで軽く湿らせた状態でかけると、繊維が柔らかくなり、アイロンの効果が伝わりやすくなります。シャツの襟や袖は、引っ張りながら当てると整いやすいですよ。

麻は繊維にコシがあるぶん、綿よりもシワが伸びにくい素材です。また、アイロン直後に折りたたむとすぐに折り目が残ってしまいますので広げたまま冷ますことで自然な仕上がりが期待できます。

レーヨンに適したケアの考え方

レーヨンは、見た目はきれいでも扱いが難しい素材です。レーヨンは湿気で伸びやすく、乾くと縮む性質があるため、スチームの使い過ぎや温度が高すぎると型崩れの原因になります。シワ伸ばしの際は、低温設定で当て布を使いましょう。グイグイ押して生地を伸ばさないよう、注意してください。

アイロンなしでもシワを伸ばしたいときの対処法

忙しい朝や外出前など、アイロンを使う余裕がないときでも、ちょっとした工夫でシワを目立たなくすることが可能です。ここでは、日常で取り入れやすい代替方法を紹介します。

ハンガー&スチームで手軽にケア

衣類をハンガーにかけた状態で、シャワーの湯気やスチーマーの蒸気をあてると、繊維がゆるみ、自然な形に戻りやすくなります。浴室に吊るしておくだけでも、湿度が高まることで軽いシワは目立ちにくくなることがありますよ。脱衣所の蒸気を利用するなど、生活空間に合わせた工夫がしやすい方法です。

しわ取りスプレーの使い方と選び方のコツ

スプレータイプは手軽さが魅力ですが、使い方に工夫が必要です。衣類を軽く引っ張りながらスプレーすることで、シワを伸ばす効果が高まります。速乾性のあるタイプや、香りつきの製品も市販されており、用途や好みに応じて選ぶと扱いやすくなります。持ち運びできるサイズを選べば、出先でも役立ちますね。

スプレー

(c) Adobe Stock

忙しい朝に便利な、洗濯後の干し方で差が出るテクニック

洗濯後すぐに衣類を干すことで、深いシワの発生を防ぎやすくなります。干す前に両手で軽くたたいて形を整えるだけでも、乾いたあとの見た目に変化が出ます。また、ピンチハンガーではなく、肩幅のあるハンガーを使うと、立体的に乾かせて仕上がりがきれいになりますよ。干し方を工夫するだけでも、アイロンの手間が減る可能性があります。

クリーニングに出す前にできる工夫とは?

アイロンでも解決できなかったとき、すぐにクリーニングへ出すことを考える人は多いかもしれません。しかし、その前に一度だけ試しておきたい工夫があります。自宅でできる範囲を把握しておくと、無駄な出費を避けられる可能性がありますよ。

家庭でできる最終チェックポイント

アイロン本体の状態が仕上がりに影響することがあります。スチームが出にくくなっている場合や、アイロン面に汚れがついていると、熱が均一に伝わらず、思うように仕上がりません。専用の洗浄シートや布でアイロンの底面を拭くだけでも、動作が安定し、衣類の仕上がりに変化が生まれることがあります。

クリーニングに頼るべきケースとは?

自宅でのケアに不安がある素材や、飾りの多い服などは、家庭用のアイロンでは扱いが難しくなります。シルクやウールなど温度変化に敏感な生地は、無理に整えようとすると質感を損なうおそれも…。型崩れが心配な衣類や、洗濯表示が不明なものは、専門店にまかせるという判断が妥当なこともあります。

自宅ケアで失敗しないための注意点

スチームアイロンを使うとき、水の出方が安定していないと、水滴が衣類に残り、シミのように見えることがあります。水量の確認や、予熱を十分に行うことは、見落としがちな基本です。事前に古いタオルなどで試し、蒸気の強さや熱の広がり方を確認すると、安心して作業が進められます。

最後に

アイロンでシワが取れない理由は、素材やタイミング、扱い方によってさまざまです。ほんの少しの工夫で、見た目も気分もぐっと変わります。忙しい毎日でも、自分に合った方法で無理なく続けられるケアを見つけてみてください。

TOP画像/(c) Adobe Stock

プロフィール写真 ソファとテーブルが置かれた部屋の様子

監修

きものトータルクリニック吉本

吉本は、創業80余年の歴史を持つ、京都発祥の染み抜き・お直し専門店です。京都・日本橋・南青山・金沢・高松・鹿児島に店舗を構えています。着物をはじめ、高級衣類や鞄などのクリーニング・染み抜きや修復を行なっております。他店で難しいと言われた品も、最高峰の修復技術でお直しします。 →HPはこちら

執筆/京都メディアライン

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