【ANoTHER IMPERIAL HOTEL】丹波黒豆と淡路島檸檬のそいばたーさんど

私たちにとって「甘いものが好き」と「健康にも気をつけたい」という微妙なバランスは、いつだって永遠のテーマですよね。そんな私たちのわがままな願いを絶妙に受け止めてくれるスイーツを見つけました! 帝国ホテルが手がけるオンラインモール「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」の1周年を記念して誕生した「丹波黒豆と淡路島檸檬のそいばたーさんど」をご紹介します。

上品なピンクのパッケージにひとつひとつ入っている「そいばたーさんど」。この「そいばたーさんど」は、「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」と、360年以上の歴史を持つ兵庫県の老舗和菓子店「大三萬年堂」から誕生したブランド「大三萬年堂 HANARE」のコラボレーションによって生まれました。老舗の〝温故知新〟の精神と「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」のホスピタリティが重なり合うことで「ヘルシー」と「ご褒美感」を同時に叶える新しいスイーツが実現したのです。この背景のストーリーを知るだけでも、期待が高まりますよね!

「そいばたーさんど」の第一印象は、小ぶりで繊細、そしてどこか控えめ。ですが、ひと口かじるとその印象が一瞬で変わることに驚かされます。クッキー生地は、なんと小麦粉不使用! 米粉・米ぬかパウダー・丹波黒豆が組み合わさっています。グルテンフリーによる軽やかさと丹波黒豆の豊かな香りが〝軽すぎる〟という先入観を見事に裏切ってくれます。穀物のやさしい甘みが口の中にふわりと広がり、端正な和のニュアンスが漂います。ひと口目からわかる〝丁寧に作られたもの〟のやさしさが感じられます。

真ん中には、兵庫県「平岡農園」で育てられた、アレンユーレカレモンのコンフィチュールが。皮も果肉も丸ごと煮詰めているため、ひと口ごとにほろ苦さ・酸味・爽やかさが絶妙なバランスで押し寄せ、このレモンの〝香りの余韻〟が満足度を高めてくれます。そこにレイヤーをつくるのが、大豆由来のソイバタークリーム。植物性ならではの軽さがありながらバターのようなコクと滑らかさも併せ持ち、全体をひとつの調和に導いてくれます。
「黒豆の香ばしさ」「レモンの爽やかなキレ」「ソイバターの丸みのある味わい」「表面のきなこ&チョコレートが添える奥行き」。ひとつひとつは控えめなのに、重なり合うことで味わいに圧倒的な「深み」が生まれます。「甘いものがほしいけれど、重さはちょっと…」。そんな大人の感覚を、この小さなサンドは見事にすくい上げています。軽やかだけど贅沢。罪悪感はないのに、幸福感だけは残る。余韻が静かに続く、大人のご褒美にぴったりです♡
最高の状態で楽しむための解凍方法と、ギフトとしての安心感も!「そいばたーさんど」は冷凍で届き、最高の状態でいただくためには、冷蔵庫で3時間ほどゆっくり解凍するのがおすすめです。ゆっくりと温度が上がることでレモンの香りが広がり、クリームがしっとりとなじみ、食感が完成していきます。個包装になっているので、食べる分だけ解凍できるのも嬉しいポイント。5個入りのボックスは、素材、味の構成、背景のストーリー… どれをとっても安心してお渡しできるので、贈り物としても活躍してくれそうです。和菓子派・洋菓子派、どちらにも寄り添う設計だから、渡す相手を選ばないのも嬉しいところ!
「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」は、全国の生産者のアイテムや職人のストーリー、ホテルシェフの視点が詰まったセレクトなど、日常の延長で「ホテルの美意識」に触れることができるのが魅力です。ホテルクオリティを、自宅で気負わず楽しむためのスイーツとして、この「そいばたーさんど」はこれからますます人気が高まりそうな予感です!
【概要】
ANoTHER IMPERIAL HOTEL
丹波黒豆と淡路島檸檬のそいばたーさんど

大雄寺幹子
女性誌の制作に15年以上携わり、常に情報のシャワーを浴び続けるデザイナー。
職業柄見た目も重要だけど、味が一番大切。「手土産はコミュニケーション」を信条としている。学生時代にデパート地下のお菓子売り場でアルバイトをしたのをきっかけにデパ地下の魅力に取りつかれる。
以来、20年以上最低でも週に3回以上(多いときは週5日)はデパ地下に通うマニア。今までに手土産、お土産、自分へのご褒美に費やした総額は高級外車が買えるほど。(現在も金額は日々更新中!)
365日手土産、お土産、お取り寄せ、自分へのご褒美情報を仕入れ、デザイナーとしての仕事の他、手土産の相談を受ける日々。手土産は貰うのもあげるのも大好きで365日、何かしら甘いものを食べるスイーツマニアでもある。
もちろん美味しいものに目がなく、スイーツ以外に肉マニアとしても寄稿。



