センスがいいあの人の〝口福〟な手土産 vol.24
教えてくれたのはこの人

文筆家、料理研究家・ツレヅレハナコさん
書籍や雑誌、WEBでの執筆ほか、レシピ提案、調理器具のプロデュースなども手がける。著書に『まいにち酒ごはん日記』(幻冬舎)、『ツレヅレハナコのじぶん弁当』(小学館)、『ツレヅレハナコのからだ整え丼』(Gakken)ほか多数。Instagram:@turehana1
「守半海苔店」の特製のり茶漬

明治34年に海苔養殖発祥の地である東京の大森で創業の海苔専門店。お茶漬けの1食分の中には、なんと板海苔が1枚(3g)も! やわらかく口溶けのいい冷凍初摘み海苔を使用。パスタに絡めれば和風テイストに。5食分 ¥1,600
守半海苔店
住所:東京都大田区大森北 1-29-3
TEL:0120-62-4077
営業時間:10:00〜19:00(土曜は〜18:00、祝日は〜17:00)
定休日:日・月
ほっと一息つける♡ お疲れモードの人に最適なお茶漬け
私にとってお茶漬けは常備必須のアイテム。常温保存ができて、お湯をかけるだけで食べられる。しかもノンオイルで胃腸への負担も少なくヘルシー。私は朝食によくいただくのですが、胃が温まって元気が出るんです。

特にお気に入りのお茶漬けは『守半海苔店』の〝特製のり茶漬〟。老舗の海苔専門店ならではの上質な味わいで、海苔の香りも格別。袋から出す際に、袋から落ちてこないほどぎゅうぎゅうに詰められた海苔が贅沢♡
どこかほっとできるお茶漬けは、多忙でお疲れモードの人や、気分が落ち込んでいる人へ、『小腹が空いたら試してみて』と贈ることもあります。
個人的に梅干しのトッピングは必須。でも、こちらのお茶漬けは海苔の風味がすばらしいので、ごはんなしでスープとしていただくだけでも満足感の高い逸品。
ちなみに、歌舞伎役者の二代目中村吉右衛門さんの愛したお茶漬けとしても有名で、歌舞伎座で販売されていたこともあるとお伝えすると盛り上がります。
2025年Oggi12月号「センスがいいあの人の口福な手土産&語れるギフト」より
撮影/よねくらりょう 構成/宮田典子
再構成/Oggi.jp編集部
Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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