「すべての瞬間が青春」BOYNEXTDOORの日本での初カムバックに込めた思い
BOYNEXTDOORは2023年に韓国でデビューし、2024年7月に日本デビュー。また、昨年12月の仁川公演を皮切りに初のコンサートツアー『BOYNEXTDOOR TOUR ‘KNOCK ON Vol.1』は13都市で実施され、6月に東京・京王アリーナTOKYOで日本アンコール公演を、7月にはKSPO DOMEで3日間にわたって韓国ファイナル公演を行い、大盛況のうちに幕を閉じた。8月3日(現地時間)にはアメリカ・イリノイ州シカゴのグラント公園で開催された「Lollapalooza Chicago」への出演を果たし、8月20日には待望のJP 2nd Single 『BOYLIFE』をリリース。人気の勢いは増すばかりのまさに今注目の存在!
掛け声の練習動画が流れ、イベントスタートまでの盛り上がりを期待させます。ショーケースは「I Feel Good (Japanese Ver.)」からスタート。パワフルなパフォーマンスと歌声で会場の熱気はスタートからMAXに。

歌を終え、改めて、イベント進行の古家正亨さんによる「本日の主人公!BOYNEXTDOOR」の呼び込みでメンバーが登場。

両腕を大きく振り小走りのWOONHAKさん、リズムにのっているRIWOOさんとLEEHANさん、手を振るJAEHYUNさん、SUNGHOさん、リズムに合わせてドラムを叩くような手振りをするTAESANさん。黒と白を基調に、赤×黒のチェックをアクセントにしたジャケパンコーデがお似合いで、さながらキュートな王子とクールな王子がといった雰囲気。
団体挨拶を終えると一人ずつ挨拶に。
TAESAN:こんばんは!TAESANです。ONEDOOR、会いたかったです。
SUNGHO:こんばんは、SUNGHOです。みなさん元気ですか~?(いえーいの声に)いいです!
JAEHYUN:こんばんは!リーダーのJAEHYUNです。配信で観ているみなさんもこんばんは!アニョハセヨ!
LEEHAN:は~い!こんばんは!LEEHANです。ONEDOOR~!!!会えてうれしいです!
RIWOO:こんばんは!RIWOOです。今日も一緒に楽しく遊びましょう!
WOONHAK:僕の名前、叫んでくださ~い!僕はBOYNEXTDOORの多才多能な末っ子WOONHAKです。みなさん、今日、楽しむ準備はできましたか?(盛り上がる会場)じゃあ、全員叫べ~!!!!(大声で叫んだ会場にニコニコの笑顔で)いいですね~。

——『BOYNEXTDOOR TOUR ‘KNOCK ON Vol.1’ 』を終えていかがですか?
SUNGHO:初めてツアーを回って、最後ソウルに戻ってきてすごくいいツアーになって良かったです。ファイナルコンサートもたくさんのONEDOORが喜んでくれたので誇らしい気持ちでした(ハートポーズ)
JAEHYUN:いろいろな地域を回って、ファンの方の愛を感じてたくさんのインスピレーションを感じた気がします。もっといい曲を作ってまたお会いできると思います。
LEEHAN:いろんな地域にいるONEDOORに近くで会えて、本当に幸せでした。素敵な思い出を作ることができて嬉しかったです!
——「Lollapalooza Chicago」への初出演、いかがでしたか
RIWOO:想像以上にたくさんの方々が盛り上がってくださったので、忘れられないステージと思い出になりました。
練習生の時から夢に見た舞台で、自分の力を出すことができて嬉しかったです(グッドサイン)
WOONHAK:他の力をまた感じることができたと思います。生きてきた環境も言葉も違うたくさんの人たちが、僕たちとひとつになる…(ここで噛んでしまい、悔しそうに)まだ日本語が上手じゃないです!!!!!(仕切り直して)たくさんの人たちが、僕たちとひとつになるところを観て、もっとステージが面白いと感じるようになりました。

——日本2ndシングル「BOYLIFE」に込められた意味は
SUNGHO:BOYNEXTDOORが届ける青春の日常を描いているので、「BOYLIFE」になりました。
——BOYNEXTDOOR初となる日本オリジナルタイトル曲「Count To Love」、どんな曲ですか?
JAEHYUN:ユニークで力強いリズムが素敵なバンドサウンドの曲で、数を数える歌詞がポイントです。(数を数える振りを小さく披露)
——「Count To Love」のミュージックビデオ(MV)がとても魅力的でしたが、MVについて教えてください
RIWOO:恋愛リアリティショーのような内容で、僕たちがMCになってカップルを応援しました。演技もとっても楽しかったです。
――演技、楽しかったですか?
RIWOO:(一瞬間があって)楽しかったです
WOONHAK:でも僕たち今回は演技したといってもこのくらい(うわうわと慌てたり、驚く様子をするWOONHAKさん)しかしてなくて。
JAEHYUN:じゃないですよー!僕とTAESANさんがタクシーでなんか(車のドアを開けてどうぞとするジェスチャー)

――俳優の板垣李光人さんがMVに出演されていますが、撮影エピソードを教えてください
WOONHAK:休憩時間、一緒に話しました。僕たちは日本語を話して李光人さんは韓国語を話してくれました。本当に優しいです!(ダブルグッドサイン)
――お友達になれましたか?
WOONHAK:はい!僕たちのお兄さんです!
JAEHYUN:お兄さんじゃないですよ(甘々なとろける笑顔で)李光人ちゃん~。(真顔で)冗談ですよ!仲良くなって僕たちのコンサートにも来てくれました。
――5月に発売した4枚目のEP『No Genre』はミリオンを達成。アルバムの収録曲である「I Feel Good (Japanese Ver.)」も入っていますが、日本語で披露してみていかがでしたか?
LEEHAN:ONEDOOR、日本語どうでしたか?良かったですか?ONEDOORが気に入ってくれたのでうれしいです。
――「Nice Guy(Japanese Ver.)」と「Dangerous(Japanese Ver.)」も収録された全4曲収録の「BOYLIFE」、聴き応えたっぷりのないように仕上がっていますよね
TAESAN:「BOYLIFE」を聴いて僕たちと一緒に夏を過ごしてもらいたいです。
ここで、WOONHAKさんから「なんか皆さん今日、声が小さいですね?なんで?皆さん!私たちのエネルギーお見せしましょう!」と言い、ONEDOORも大きな声で応えます。
ここで、マスコミ向けのフォトセッションが。そして、フォトセッションを終えると「Nice Guy(Japanese Ver.)」を披露。


トーク中、あの“嫉妬JAEHYUN”が降臨!
「なんでも聞いてください。隣のQ&A」コーナーがスタート。
(タイトルコールを真似して叫ぶJAEHYUNさん)
事前に集められたONEDDORからの質問に答えるコーナーで、嘘偽りなく答える約束をし、約束ポーズをするメンバーたちと共に質問がスタート。
Q:今回の活動を準備しながら一番記憶に残っていることはなんですか?
JAEHYUN:MVを李光人さんと一緒に撮影したことが楽しい思い出です。
WOONHAK:僕はONEDOORたちがMVに関してたくさんコメントしてくれていたんですが、その中でも「李光人さんかっこいい」っていうコメントが多くて、うれしい反面、嫉妬しました。でも李光人さんは本当にかっこいいから…認めます(グッドサイン)
JAEHYUN:認めますけど、ダメですよ~!(目が本気)本当に羨ましかったですよ!僕たちより李光人お兄ちゃんがハンサムですよ、僕もわかるよ!でもダメよ!!!!!(目がずっと本気)わかりますか?みなさん?
SUNGHO:(胸に手を当てて)痛い痛い(と言い、その後は見てるよ!というアクションをしONEDOORに視線を送ります)

JAEHYUN:心が痛いですよー!
(あまりに拗ねるかっこいいって言おうという流れで「かっこいいー!!!」とONEDOORの声)
JAEHYUN:(口角がきゅっと上がって目尻が下がって、とても嬉しそうに)いいね。
ほんの少しよそ見をしたりするだけで、嫉妬をし怒ることで有名なJAEHYUNさんの嫉妬がここでも発動!声のボリュームが大きくなるその姿に会場は大盛り上がりでした。
――他にも思い出、ありますか?
WOONHAK:MVの時に犬の着ぐるみを着たんですけど、その時本当に暑くて! 脱いだら全身に毛が付いていて、本当に犬になりそうでした!毛が全身にくっついちゃって!
Q:「Count To Love」はどんな時に聴いて欲しい曲ですか
RIWOO:ときめきを感じるとき?(ニッコリ)
WOONHAK:今ですか?今ですねー!
LEEHAN:友達と一緒に車で聴いてもいいですし、エネルギーの充電が必要なときに聴くのもいいと思います。
Q:「1回のけんかを2週間引っ張った」ことはありますか
SUNGHO:メンバーたちは長く我慢するより、話せるときに話すように努力していると思います。
――じゃあ、そんなに長くならない?
SUNGHO:(一瞬悩んで)はい
(会場からの「えー~ー!」という声に即座に反応して)
SUNGHO:誰だ?本当です!(と言った後お茶目なポーズで会場を笑わせていました)
JAEHYUN:う~そ!
LEEHAN:嘘です。メンバーたちと24時間一緒にいるので、2日が2週間のような感じです。喧嘩しても2日以内に仲直りします。
WOONHAK:歌詞は僕たちのストーリーです。
(会場が誰も笑わず)
WOONHAK:冗談です。誰も笑ってくれなかった…。
(会場からのごめんねの声に)
LLEHAN・WOONHAK:大丈夫です~
(「かわいくてごめん」のポーズをするJAEHYUNさん)

Q:MVでお気に入りのシーンを教えてください
RIWOO;やっぱりWOONHAKさんの毛がついちゃったところが
WOONHAK:それはシーンに出てきませよ!
RIWOO:そうですか?
WOONHAK:出てこないです~
SUNGHO:俳優お二人の演技がとても上手で驚きました。おかげでMVがもっと可愛く面白くなったと思います。

――みんなの演技も良かったですよ!
SUNGHO:(満面の笑みで)あははは~!ありがとうございます~。
WOONHAK:嘘じゃないですかー?
(JAEHYUNさん、一人で演技をしている)
RIWOO:コミカルにしたつもりはなかったんです。僕は真剣でした。
SUNGHO:100%本気でした
TAESAN:ボーリング場でのシーンがドキッとする瞬間だと思うので、面白かったです。
WOONHAK:最後のエレベーターで僕たちがぎゅっとして、1、2、3ぴょん!ってする…
JAEHYUN:でもこのパートはなんか二人を応援したパートですけど、RIWOOさんがちょっと違うんですよ
SUNGHO:笑。はいはい、そうですそうです
JAEHYUN:なんか…(と言いながらRIWOOさんのシーンのエレベーター内でのジェスチャーを真似して)なんですか、あれ。本気の演技ですか?
RIWOO:コミカルでしたね? そうですね、そうです笑

Q:BOYLIFE=青春がテーマですが、最近「青春だな」と感じたことは?
RIWOO:すべての瞬間が青春だと感じています。すべてのことや感情が、今しかできない、今しか感じられないからです。歳をとれば同じことでも違って感じられると思いますが、その時もそれが青春だと思います。
(メンバーたちから「かっこいい~」の声)
WOONHAK:ひとつの瞬間だけではなくて、ただ“今”が青春だと思います。僕がやること全部が青春だと信じて活動してます。
JAEHYUN:素晴らしい答えですよね。僕は青春だ。WOONHAKさん=青春。違うメンバーのみんなは青春じゃないですよ。
WOONHAK:(びっくりしながら)僕たちが青春です!
JAEHYUN:では、ONEDOORのみなさんは?
(会場から「あ~!!!!」の声)
WOONHAK:あ~ONEDOOR(慌てながら、話を聞いて欲しくてシーッと会場に)

JAEHYUN:ひどくないですか?ひどくない~?
WOONHAK:僕たちの、の意味は「(メンバーと会場のみんなを指しながら)僕たち! あ、チェンジします!私たち!」
SUNGHO:私たち!
WOONHAK:私たちが青春です!
(日本語のアドリブがすごいと言われて)
SUNGHO:いえいえ(手で、いえいえとしながら謙遜する)
JAEHYUN:あざっす! 日本語上手になりました!
次のコーナーでは、ONEDOORと一緒にダンスチャレンジでSNS動画を撮り、説明中にカメラが向けられるとRIWOOさんが胸でリズムをとると、それが伝染し、LEEHANさん、WOONHAKさん、JAEHYUNさんと続きます。それを見たSUNGHOさんは「何やってるの、やれやれ」と言った雰囲気で呆れ顔になりながらも、可愛く上下にリズムをとる様子も。
1回目のチャレンジでダンスパートが終わると即興でJAEHYUNさんが続きをカメラに向かって歌い始め、バッチリラップパートを決めていました。その後2回目のチャレンジの後ではWOONHAKさんがラップパートにチャレンジするも途中でフェードアウトし、JAEHYUNさんにツッコまれるかわいいひと幕も。

最後に、メンバーから一言ずつメッセージが
TAESAN:ありがとうございます。日本で初めてのカムバックなので、ぜひ期待してください。今日来てくれた皆さんも配信を観てる方もありがとうございました!大好き!(ハートポーズ)
SUNGHO:日本でカムバックできることが本当にうれしいです。歌だけでなくパフォーマンスやミュージックビデオもみなさんに気に入っていただけたらうれしいです。期待してください(ハートポーズ3連発)
JAEHYUN:今ここで思い出を作ってくださった皆さんに感謝の言葉を伝えたいです。活動していると「私の青春になってくれてありがとう」と言ってくださるONEDOORが多いですが、今が本当に青春のように感じます。ありがとうございました!大好きです~。(首を傾げながらハートポーズ)
LEEHAN :新しい曲をお見せすることを考えるとすごくドキドキします。だから、朝、目がパッと開いておきました。僕たちの活動にたくさん期待してください! ONEDOOR(メロディにのせながら)大好きで~す(指ハート)
(LEEHANさんの「大好きで~す」が可愛かったようで笑顔で繰り返すRIWOOさん)
RIWOO今回こんな素敵な曲でカムバックできて、本当にうれしいです。今日の幸せと曲をONEDOORと一緒に共有したいと思います。この曲をたくさん愛してもらえたらうれしいです。ありがとうございました!(胸に手を当ててぺこっと)
WOONHAK:カムバックして本当にうれしいですね!みんなもそうですね?日本オリジナル曲をタイトル曲として準備しました。いつでも気軽に楽しめる日本語の曲なので楽しく聴いていただけたらうれしいです。みんな!「Count To Love」いいですか?
(会場大歓声)
WOONHAK:僕たちもいいです!

オリコンデイリーランキングの8/19、8/20と二日連続の1位獲得の発表があり、会場は大盛り上がり。メンバーは深々お辞儀をしながら感謝を届けました。
「ここからはONEDOORの皆さんと僕たちだけですよ。初めての舞台です。最後まで一緒に盛り上がりましょうね!」とJAEHYUNさんのコメントをきっかけに、「Count To Love」を初披露。歌詞になぞらえたキャッチーな振り付けが印象的で「歌詞の99.9%」の人文字も(可愛すぎる小数点まで!)。パワフルでエネルギーが溢れたステージは圧巻!


大盛り上がりのままショーケースは終了。メンバーたちは口々に「ありがとうございます~」「明日も頑張ってね」「気をつけて帰ってね」「大好きー」という優しい言葉をONEDOORにかけ、客席の端から端までしっかりと視線を送り、ステージをあとにしました。

フォトセッション時の取材メモ
・フォトセッションでは、スチール、ムービー、オフィシャルと様々なパターンを撮影したのですが、メンバーの皆さん、様々なポーズを繰り出していました。
・司会の古家さんが「たくさんのマスコミの皆さんが」と言ったところで、うんうんと頷くTAESANさんと拍手をするSUNGHOさん
・フォトセッション時立ち位置の細かい調整をさりげなくするJAEHYUNさんはさすがのリーダーシップ。
・説明のひとつひとつに反応してコメントするSUNGHOさん。古家さんの「写真なので手を振ったりしないように」のところでうっかり手を振ってしまう一幕も。
・フォトセッション用に「Count To Love」のポーズを準備してきましたとTAESANさん。その後ポーズが揃っているかメンバーたちをチェックしておられました。その際、WOONHAKさんはハートがきれいに作れるようにマイクをポケットにぐいっと押し込んでサッと準備をされていました。
・スチールフォトセッション中、ハートを上下左右に可愛く動かすRIWOOさんとLEEHANさん。SUNGHOさんはカメラだけでなく、ONEDOORにもハートを送っていました。
・ムービーセッションではアクションをつけてとリクエストされると、「Count To Love」の指の動きや、振り付けをするなどそれぞれ個性に富んだ動きを見せていました。全員バラバラな動きなのも彼ららしくてほっこり。
・オフィシャルムービー撮影の際、謎の動きをするRIWOOさんとLEEHANさん。二人でニヤニヤとされていてこちらもまたほっこり。
・ONEDOORの皆さんとの記念撮影でカメラスタンバイまでの間、手を振ったりハートを送ったりする愛たっぷりのメンバーの皆さんでした。
撮影/田中麻以 構成/岡野亜紀子