BOYNEXTDOOR、ONEDOORとの絆を深めた東京公演!進化を見せた3時間の熱狂ライブ
2025年6月29日、HYBE MUSIC GROUP傘下のKOZ ENTERTAINMENT所属の6人組ボーイグループ、BOYNEXTDOOR(SUNGHO、RIWOO、JAEHYUN、TAESAN、LEEHAN、WOONHAK)が東京・京王アリーナTOKYOで「BOYNEXTDOOR TOUR ‘KNOCK ON Vol.1’ ENCORE IN JAPAN」を開催。
デビュー以来、合同イベントなどで高い公演力を見せつけ、ONEDOOR(BOYNEXTDOORのファンネーム)や大衆を圧倒し続けたBOYNEXTDOORですが、冬の日本でのホールツアー、またアジア各国でのツアーを通じ、より公演力を増した彼ら。日本初のアリーナ単独公演ということもあり、彼らの成長とONEDOORへの深い愛情が感じられる大充実のステージの様子をお届けします。
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開演前から高まる期待、ONEDOORとのコール&レスポンス!
会場が暗転する前、アナウンスから流れてきたのはメンバーたちの声!「おーい、ONEDOOR!準備はいいですか?」「僕たちの応援法は覚えてきましたか?覚えていない人がいたら開演までに絶対に覚えてください!」という声に大きな歓声が上がります。
「Earth, Wind & Fire (Japanese Ver.)」でフルスロットルでのスタート。そして3rd EP『19.99』に収録された「Dangerous」では彼らの中にある大人の部分を披露し、会場のボルテージはMAXに。マイクにはそれぞれの名前のステッカーが付いていました。
MCではメンバーのわちゃわちゃな一面が炸裂!中でも注目すべきは、LEEHANが最近覚えたという日本語「界隈」を使い、「ちなみに僕はお魚界隈なんですが、皆さんBOYNEXTDOOR界隈ってことですよね?」とONEDOORに問いかけ、RIWOOが「BOYNEXTDOOR界隈がどれだけ盛り上がれるか確かめてみましょう」というやりとり。お魚界隈…。かわいすぎます。

「But I Like You」「l i f e i s c o o l」「Call Me」「20」など「KNOCK ON Vol.1」でも披露されてきた楽曲ですがアリーナという大きな会場にふさわしい、観る人たちをより惹きつけるステージを披露し、眩しすぎるその魅力をひたすらに浴び続けました。
公式キャラクター・BBNEXDOのパペットを付けて歌う「ABCDLOVE」。このときのセットがホールツアー時よりアリーナのステージサイズにアップグレードしていて、ホールツアーの時のメンバーたちのぎゅぎゅっと感は少なくなっていましたが、たまらないかわいさはそこに確実に存在していました。

「Amnesia」「Fadeaway」ではトロッコや客席に降りて、ONEDOORのより近くへ。アリーナ公演になってもこうして近くへ来てくれる彼らのONEDOOR愛にグッときます。
アリーナならではの演出と待望のユニットコーナー!
そして、このアンコール公演の最大のハイライトの一つが、日本アンコール公演で初めて披露されたユニットコーナー。
Creepy Nutsをカバー!観る人全てを魅了した「ハンウンミョン」
JAEHYUN、LEEHAN、WOONHAKの名前の一部を繋げて名付けた「ハンウンミョン」は、Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」をカバー。超高難度であるR-指定の高速ラップを、鳥肌が立つほど圧巻のスキルで披露したJAEHYUNとWOONHAK。危うげな雰囲気を纏いながら歌うLEEHAN。それぞれの魅力が際立ち表現力の高さを見せつけたステージとなりました。



制服姿で青春を表現。聴き惚れ、会場中が恋に落ちた「上の階」の「青と夏」
一方、SUNGHO、RIWOO、TAESANからなる、宿舎で3人が上の階に住んでいることから名付けられたユニット「上の階」は、Mrs. GREEN APPLEの「青と夏」をカバー。眩しすぎるほどの制服姿はそれぞれの個性が引き立つ着こなし(シャツの裾は入れているキリッと感のSUNGHO、ベストもまとったちょっぴり可愛げのあるRIWOO、シャツのボタンを開け裾も出している開放的なTAESANという解釈一致すぎるスタイル)も印象的。伸びやかな歌声、抜群の歌唱力でとにかく聴かせる3人。彼らと同級生だった?というない記憶すら生まれてくる青春の眩しさが光りました。



ロングヒットを続ける「今日だけ I LOVE YOU (Japanese Ver.)」や「One and Only (Japanese Ver.)」「SKIT」「Nice Guy」などを披露し本編は終了。
アンコールではメンバーたちからのメッセージが
TAESAN:TAESANです。もうアンコール公演も残り1回となりました。(残念そうながらも沸き起こる拍手を聞き、「拍手してください」の声にONEDOORが拍手)去年の日本デビューと今年のツアーを通して、皆さんに直接お会いできて本当に本当に幸せでしたが、再びステージに立たせていただき、そして僕たちに声援をくださりありがとうございました。
アンコールということで、今日ももっと自由に楽しくできたと思います。僕たちのエネルギーはしっかり届きましたか?(ONEDOORから大歓声)昨日の公演で皆さんからエネルギーをいただいて、今日の公演も無事にやりきることができました。ありがとうございます。そして今日もたくさんのエネルギーをいただいたので、明日の公演もきっといいステージにできると思います。ありがとうございます。この公演は皆さんと僕たちだけのアンコールなので、ずっと思い出にしてくださいね。エッホエッホ!ONEDOORに大好きって伝えなきゃ!
(会場から大歓声。JAEHYUNさん、止まらない爆笑。しばらく笑いが止まらずあの特徴的な笑い声を会場に響かせていました)
TAESAN:おすすめされたので…(もう一回やってくださいというメンバーのリクエストで)エッホエッホ!ONEDOORに大好きって伝えなきゃ! お気をつけてお帰りくださいー!ありがとうございますー!
(メンバーはとにかく驚いた様子でざわつく)
SUNGHO:まず、今日は来てくださってありがとうございました。こんなに大きくなったステージでより多くのONEDOORと会えたことで、ONEDOORから受け取るエネルギーも大きくなり、感動も大きくなった気がします。僕たちが何十回としたステージでも、ステージを終えてからの感情が毎回違うように、ONEDOORもいつどこでどのように僕たちを観るかによって感じ方が違うと思います。いつどこで、どう観てもかっこいいBOYNEXTDOORでありたいと思います。(大拍手)本当に来てくれてありがとうございました。大好きです。
JAEHYUN:もう僕たちがデビューしてから2年、そして日本でデビューしてから1年という時間が流れました。時間が経てば経つほど、この仕事をもっと好きになって、自分の体が許す限り、そして皆さんが愛してくれる限りステージに立っていたいと思うことが多くなりました。(ONEDOORから湧き起こる拍手)
優しいな…。ステージの上から見つめる皆さんの目線には、たくさんの感情が込められていると感じます。僕をどれほど愛してくれているのか、どれほど会いたがっていたのか。ただ1度のアイコンタクトでもその全てを感じ取ることができるんです。何度言っても足りないと思う「愛してる」という言葉を惜しみなく伝えます。
(どんどん大きくなる声で)愛してる。愛してる。愛してる、皆さん愛してる!愛してる!皆さん!世界で、全世界で1番大好き! 1曲1曲、1曲1曲のステージを準備する中で、ONEDOORが誇りに思えるようなアーティストになれるように最善を尽くします。僕たちが、お互いの拠りどころになれたらうれしいです。僕はいつもいつもいつも、そばで待っています。
(JAEHYUNさんの流暢な日本語でのコメントにプレッシャーを感じるLEEHANさんが「僕は日本語上手だ」と言ってからコメントに入ります)
LEEHAN:いきましょう!今日で東京2日目を迎えることになりました。ONEDOORの目を見るといつも答えを教えてくれているようです。「LEEHANさん、とてもよくやっているよー!」と話してくれているような気がするんです。
(ONEDOOR「よくやっているよー!」)
皆さん100点! 僕はONEDOORがいるからとても幸せで心強いし、いつもよく支えてくれてありがとうと伝えたかったです。(集中)あなたの輝くきれいな目をいつまでも見ることができるようにいつも願っています。(もう1回集中!)かわい子ちゃん気をつけて帰ってください。またね!
(かわいこちゃんなのはLEEHANさんじゃないですか?というJAEHYUNさんに「ONEDOORの皆さん。かわい子ちゃん」とLEEHANさん。すると「本当にリアルリアルリアルかわい、こちゃんにいきます」と言い、RIWOOさんの番に。このやりとり全てがかわいすぎてBOYNEXTDOOR尊い…となりました)
(持っていたバラの花をマイクにして話し始めるお茶目な姿のRIWOOさん)
RIWOO:いつの間にか僕たちが、楽園の最初の扉を開いて一緒に過ごしてきた時間が過ぎ、その扉を再び閉じる時が近づいていますが、いつもいつも扉の前で待っていてくれたONEDOORがいたからこそ、今までより素敵で楽しい思い出ができたと思います。今日この時間が終わっても、これから2回目、3回目も一緒に楽園を作りましょう。
(ONEDOOR大歓声)
ありがとう。良い思い出と良い感情だけがいっぱいで、また会う日まで1日1日が幸せであってほしいです。今日は本っ当にありがとうございました。幸せでした!楽しいです!愛してるよ、ONEDOOR。
WOONHAK:ONEDOOR、今日は幸せでしたか~?楽しかったですか~?はい、僕も楽しかったです。幸せです、今も。多分、明日も。皆さんのおかげで、明日も、明日に明日も、明日に明日に明日も幸せです、多分。あ〜!明日は月曜日ですよね。たくさんのONEDOORが仕事があります。あと学校も行きます。あと、あと…ライフを過ごしますね。僕は皆さんが人生を生きる時間のONEDOORの力になりたいです。
ONEDOORが時々、大変、悲しい、楽しくない、あと笑顔をなくしたときに僕がONEDOORの力になりたいです。それでいつも僕を見て笑顔を作って、あと楽しんで幸せ(になって)ください。皆さんが幸せなら、僕も幸せです。(大歓声)僕が一生懸命頑張ります。明日もファイティン〜!
(不安な日本語を通訳さんに確認しながら一生懸命話すWOONHAKさん。日本語の実力が上がりまくっている中、ひとつひとつの言葉を大切そうに丁寧に話す姿が印象的でした)

JAEHYUN:皆さん。全員が日本語で感想を伝えました。まだまだ上手じゃない、ちょっと下手ですけれども…。
LEEHAN:僕たちは日本語上手だ!
JAEHYUN:まだまだ上手じゃないですけれども、メンバー全員が、ONEDOORの皆さんとたくさんコミュニケーションしたくて、毎日毎日勉強していますよ。それが愛ですよ!皆さんを愛していますから。そして、オンラインストリーミングで観ている皆さん。みんなでこんばんはしましょう。せーの?(全員とONEDOORでこんばんは~!)よく見えますか?
(韓国語で)今日オンラインストリーミングで一緒に観てくださっている皆さんも「KNOCK ON(楽園)」を楽しむために時間を割いてくださり、本当にありがとうございます。皆さんも楽しんでくれてますよね?
RIWOO:今日一緒に過ごした特別な時間を僕たちも、そしてみなさんも心に刻んでくれたらうれしいです。そんな意味も込めて写真を撮りませんか。
(「写真撮りましょ」の不思議な即興ソングを歌うメンバーたち。写真撮影ではとにかくみなさんの一挙手一投足がかわいくて会場大歓喜)
SUNGHO:こうして「BOYNEXTDOOR TOUR ‘KNOCK ON Vol.1’ ENCORE IN JAPAN」の2日目、皆さんと一緒に過ごすことができて嬉しく思います。僕たちのステージをもう1度お見せできる機会をくださって心から感謝しています。本当に幸せでした。
「400年、一緒にいましょう」と言い、「400 Years」を披露。そして最後の曲「So let’s go see the stars」をスマホライトをつけ会場中に星が灯る中披露しました。何度も「ありがとう」と「愛してる」を惜しみなく伝えてくれたメンバーたち。「ONEDOORは僕の夢」とWOONHAKさん。
最後に「皆さんが僕たちの音楽を聞いてくれるからこそBOYNEXTDOORの音楽は僕の青春のBGMになっています。これからの398年も、そのBGMが途切れないようにもっと素敵な音楽とステージで皆さんに会いに来ます」とJAEHYUNさん。
ONEDOORのアンコールに応え「ONEDOOR、準備はできましたか?」という声と共に「I Feel Good」を熱唱。その後、みなさんが大きな声を出してくれたら…とさらに「今日だけ I LOVE YOU (Japanese Ver.)」へ。冷めやらぬ熱を帯びたまま、約3時間の楽園が幕を閉じました。

2024年12月14日・15日の韓国・仁川公演を皮切りに、日本をはじめ世界全13都市を巡ってきたBOYNEXTDOOR初のワールドツアー「BOYNEXTDOOR TOUR ‘KNOCK ON Vol.1’」。そのアンコール公演となる「BOYNEXTDOOR TOUR ‘KNOCK ON Vol.1’ ENCORE IN JAPAN」を成功裏に終えた彼らは、いよいよ2025年7月25日~27日に韓国・ソウルKSPO DOMEにてファイナル公演「BOYNEXTDOOR TOUR ‘KNOCK ON Vol.1’FINAL」で本ツアーの幕を閉じます。JAEHYUNさんが「観たことのないような公演」と語るファイナル公演への期待は高まるばかり(行きたい!)。
WOONHAKさんが前回の横浜公演の際は「日産スタジアムへ」と言い、そして今回は「味の素スタジアムへ」と言ったように、ますますその人気を加速するBOYNEXTDOORのだからこそ、いつかスタジアム…も夢ではないような気がしてなりません。一刻も早く、2度目の楽園で会える日を楽しみにしたいところです。彼らが次にどんな感動を届けてくれるのか、今から楽しみでなりません。
8月20日にはJP 2nd Single 『BOYLIFE』が発売となります。こちらも要チェックです。