調布飛行場からプロペラ機で新島へ!

「新島」と聞いて、ピンとこない人もいるかもしれません。私はちょっと年上の世代の友人から、バブルのころの新島旅トークを聞いたことがあり、なんとも楽しい時代! 自由で楽しい島! という妄想を膨らませていました(笑)。一周回って「静かで美しくてのどかな島」という印象がすっかり定着した新島へいざ出発。

新島は東京から南へ約160km、伊豆諸島のほぼ中心に位置する島。アクセスは竹芝からのフェリーが一般的ですが、今回はプロペラ機に乗って行くことに。調布飛行場とはいえ住所は東京都三鷹市。私の地元が三鷹市なこともあり「調布飛行場から行ける東京の島がある」と昔から知ってはいたし、一度、調布からプロペラ機に乗って島に遊びに行ってみたかったんですよね! 初めての調布からの飛行、ワクワクしながら飛行場に到着しました。が、旅取材当日の6月某日の朝はあいにくの雨…。
いきなり… まさかの欠航⁉

出発時間の40分ほど前にロビーに着くと、まさかの「天候調査中」の表示が! ほかの島への飛行機が欠航になったりする中、どうにか出発してくれることを願いながらロビーで待機…。
そして… 出発時間を少し押し、現地の視界不良が徐々に解消されてきているとのことで、無事出発できることに。とりあえずよかった~。
いよいよ新島行の飛行機に乗る乗客のチェックインがスタート。チェックインから搭乗時、普通の飛行機に乗るのとはいろいろ違って驚きでした。
初めての小型プロペラ機は驚きの連続!

・荷物は5kgまでが無料。超過する分は超過料金を支払う(東京⇔新島間は1kgにつき300円。新島はサーフィンの聖地。サーフボードを持ち込んでいた方もいた!)。
・チェックイン時に荷物を計ると同時に、体重を自己申告でリストに記入する。とにかく小型のプロペラ機なので、それだけ重量を把握することが重要というコト。体重の過少申告厳禁です!
・機内には頭上に荷物入れがないので、基本手で抱えて持つ(身の回りの貴重品やPC以外は預けるのが基本)。
・搭乗券に座席番号の記載がない。乗客みんなでプロペラ機まで歩いて移動し、そこでスタッフの方に指定された座席に順番で乗って行く。
・プロペラ機の機内が驚くほどコンパクト! 乗客はマックス19名だそう(みんなの荷物の総重量が重い場合は、乗れる人数も減るらしい)。
詳しくは新中央航空のHPをチェック。
新島へは約40分のフライト!

小雨が降り、空の上はほぼ真っ白。天候はイマイチでしたが… 思ったほど揺れることもなく、約40分で無事新島に到着!

調布飛行場もコンパクトでしたが、新島空港はさらにコンパクト。初めての東京の離島に、ワクワクの上陸です! 空港では新島特産のコーガ石でできたサーファーのモニュメントがお出迎え!
今回の旅の相棒は「Hyundai(ヒョンデ)」の話題EV・KONA!

今回は特別に、新島を巡る旅に話題のEVをお借りしました! 車の名前は「KONA(コナ)」。デニムをイメージさせるような、マットでシックなネイビーのボディカラーがステキ。
「KONA」は、韓国の自動車メーカーである「Hyundai(ヒョンデ)」が日本で展開する2車種目の電気自動車。1回のフル充電で456km~の航続距離、かつリーズナブルな価格設定で魅力の、実用性の高いコンパクトサイズSUVです。
大きさのわりに小回りが利き、先進運転支援システムも採用。女性でも運転しやすく、ナビも大きくスタイリッシュで使いやすい! いつも地方に旅へ出かけると、いろいろ欲張って回りたいのでレンタカーが欠かせない私。今回はこんなステキな相棒がいるというだけで、さらに充実度が増しそうです。新島を1泊2日で楽しみ尽くす旅、いよいよスタート!
次回の記事は旅1日目! 創業110年を超える老舗和菓子屋さんが営むカフェや、パワースポットの神社めぐり、島に点在する「モヤイ像」探し、新島ならではのサウナ、漁師の店主が切り盛りする島の居酒屋さんなど… 魅力たっぷりでお届けします♡
取材協力/Hyundai
写真・文・構成/門司紀子

弾丸トラベライター 門司紀子
大学在学時からCanCam編集部にて編集アシスタントとして“雑誌づくり”のキャリアをスタート。約20年、フリーランスエディター&ライターとして活動。趣味は弾丸旅と料理とゴルフ。コロナ禍以前は月イチで台北にごはんを食べに台北への日帰り弾丸旅を敢行。昨今は食べまくり飲みまくり動きまくり充実の国内旅を堪能中。著書に『台北日帰り弾丸旅食べまくり! 1年12回』『弾丸トラベライターの台湾妄想旅ごはん』『たった2コの食材でキレイになれる 魔法のニコサラダ』(すべて小学館刊)。