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白Tシャツでレディースコーデを洗練された印象に!
白Tシャツは、シンプルながらも着こなし次第で印象が大きく変わる、まさに大人のワードローブに欠かせないアイテム。夏はメイントップスとして着こなす機会も多いですよね。でも、ただ着るだけでは地味に見えたり、カジュアルすぎな印象になってしまうことも。だからこそ、Tシャツの選び方と着こなし方にはこだわりを持っていきたい。アイテム選びと着こなし方次第で洗練された印象に導ける白Tシャツ。今回は、そのコツと魅力に迫ります。
〈白Tシャツの選び方〉
首周りのデザインや生地などディテールにこだわって選ぶ
Tシャツは基本的にはカジュアルなアイテム。だからこそ、生地の素材や厚み、細部のデザインできれいめに寄せることが大切に。洗練されたTシャツの着こなしは、ディテールにフォーカスするところから!
フィット感などのシルエットにもこだわって
サイジングで遊べるのもTシャツのいいところ。ほどよく体のラインを拾うフィット感なら女っぷりの高いブラウスライクな印象に、メンズサイズは体が泳ぐシルエットでぐっとリラクシーな雰囲気に。ふだんは選ばないサイズにトライしてみると着こなしの鮮度もUPするはず。
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【スタイリストに学ぶ】白Tシャツをお洒落に着こなすコツ
ここでは、人気スタイリスト4名に学ぶ白Tシャツをお洒落に着こなすコツを紹介します。カジュアルな白Tをちょっぴりきれいめにするには? お仕事仕様にするには? など大人女性が気になるアレコレが分かる! プロの着眼点から見たポイントを一緒に確認しましょう。
シアーの白Tで今どきフェミニンに
「シアーTシャツはシワにならない実用面でもお出かけコーデに向いていますよね。オフホワイトで顔周りがぱっと明るく、すっと伸びた長め袖で体がきれいに見える点にもひかれました。マキシ丈のティアードスカートに、カーディガンをビスチェ風に腰巻きしてドラマティックなバランスに」(縄田恵里さん)
青み寄りの白Tで都会的な印象に
「白Tにネイビーのオールインワンを合わせ、きれいめかつマニッシュに。Tシャツは青み寄りの白だからきりっと見える上、ネイビーとも相性抜群。ここにタイトなTシャツを合わせると古く見えがちなので、身ごろにゆとりがありつつ、長めの袖がスマートなTシャツを選びました。首元にはナロースカーフをラフに巻いてアクセントに」(渡辺智佳さん)
Tシャツとボトムをとことん馴染ませる
「なめらかな質感でクリーンに着られる〝LIFiLL〟の白Tは、あえてワンサイズアップのサイズ2を選択。体のラインを拾わないからすっきり見えるし、袖を折って表情を変えられるのがいいんです。ボトムはアイスグレーのタックワイドパンツを合わせて、シルエットも色もなじみよく。『Tシャツを目立たせすぎない』のが、お仕事シーンには有効だと思います」(川上さやかさん)
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ちょっと短めなTシャツでバランスを更新
「〝ニコラ ジェンソン〟の白Tは、ジャストウエストの程よい短丈。大人でも着こなしやすくて今っぽく見えるのでヘビロテ中です。〝YENN〟のルーズシルエットのデニムで、全身のラインをゆるめに統一。ゴールドのジュエリーをたっぷりつけたり、チェック柄のジャケットをはおったりして、メリハリを意識しました」(縄田恵里さん)
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白Tにビスチェを重ねて今っぽさをプラス
「子供がいるので日常着はTシャツ一択になりがちですが、ビスチェを重ねるだけで女っぽい洒落感が出せるので助かっています。10枚以上所有するビスチェの中でも、こちらはデニム素材&前開きの仕様が凝った印象でお気に入り。ゆったりしたフォトTに重ねて」(縄田恵里さん)
ベアトップで異なる素材感を投入
「レイヤードするならTシャツとはまったく異なる素材感を重ねたくて、ニットのベアトップを。簡単に奥行きが出せるのでおすすめです。Tシャツは透け感のある薄手コットンで、ベアトップにしなやかに沿うシルエットを吟味。足元はビーサンでハズしてみました」(川上さやかさん)
きれい色シャツの肩掛けで盛り上げる
「最近は白T一丁で出かけると心もとなく感じるようになり、必ず何かしら肩掛けしています。ハリのあるコットン素材のシャツなら全身の輪郭にメリハリが加わり、明るいピンクストライプで表情をぱっと盛れるのも魅力。ダメージデニムやキャップも子供っぽくなりません」(渡辺智佳さん)
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Tシャツにはパールがお約束
「白×白の組み合わせが好きなので、白Tシャツにはパールを合わせたくなります。パールは粒の感じや重ね技でボリューム感を出したほうがいいバランスに。パールに限らず、ジュエリーはポイントを絞って重ねたほうがこなれて見えます」(金子 綾さん)
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夏に映えるおしゃれな大人の【白Tシャツコーデ】
夏は白Tシャツでシンプルな大人スタイルを! ここでは白Tシャツをメインにした大人コーデをテイスト別に紹介します。配色やシルエットの作り方にも注目しながら一緒にチェックしていきましょう。
きれいめTシャツコーデ
白Tシャツ×半袖ジャケット×カーキワイドパンツ
白Tシャツ×きれい色パンツ
白Tシャツ×シアー素材のテーラードジャケット×オレンジベージュのタイトスカート
白Tシャツ×カーキタックワイドパンツ
白Tシャツ×ブラウンシアージャケット×ペイズリー柄パンツ
白T×ギンガムチェック柄フレアスカート
白Tシャツ×黒レーススカート
白Tシャツ×半袖ジャケット×カーキワイドパンツ
白T×半袖白ジャケットで叶える、クリーンで爽やかな通勤コーデ。白×カーキのサファリ配色で気分を引き上げて。
白Tシャツ×きれい色パンツ
程よく地厚なテクスチャーで、袖デザインが立体的な白Tシャツ。フェミニン袖とクリーンな白が相まって、好感度がグンとアップ。きれい色パンツでより明るくクリーンな印象を盛り上げて。
夏の通勤には、涼しげでクリーンなトップスを!「パフ袖・ノースリーブ」6選
白Tシャツ×シアー素材のテーラードジャケット×オレンジベージュのタイトスカート
ナチュラルカラー&シースルー素材なら、テーラードジャケットも清涼感があって凛とかっこいい。インナーには、洗練された白のきれいめTシャツを合わせて、明るく爽やかにきめて。
白Tシャツ×カーキタックワイドパンツ
身幅に余裕がある白Tは、はくだけで腰位置が高く見える立体的なハイウエストパンツにタックインすることで簡単にスタイルアップが叶う。上下ともにリラクシーなサイジングがこなれ感のある着こなしに導いてくれる。
白Tシャツ×ブラウンシアージャケット×ペイズリー柄パンツ
今っぽいシアー素材のジャケット×白Tなら軽やかな抜け感が生まれ、暑い日も快適に過ごせる通勤スタイルに。ペイズリー柄パンツで華やかなアクセントを足して。
オフィスとバカンスで2wayに! 「華やかトップス・ボトム」4アイテムを着回し!
白T×ギンガムチェック柄フレアスカート
白Tシャツ×ギンガムチェックの爽やかさは、抜群の好感度を約束。Tシャツはきれいめ素材で肩がコンパクトなものを選んで、オフィス対応のきちんと感を意識して。ポインテッドトウのバックストラップパンプスで、全身をすっきり大人っぽく。
「ドラマティックスカート」の着回しは、Tシャツのカラーチェンジ3段活用で!
白Tシャツ×黒レーススカート
ロマンティックなレーススカートも、白T合わせでモノトーンにまとめれば、甘すぎない大人のおしゃれを叶えてくれる。
「Tシャツ×ドラマティックスカート」で旬バランスに♡ 着こなし6選
カジュアルTシャツコーデ
白Tシャツ×デニム×ジュエリー
白T×ブルーデニムの鉄板夏カジュアル。シンプルになりがちなTシャツのスタイリングで、意識したいのはジュエリーのコーディネート。さらりと身につければ、それだけで洒落感マシマシに!
白Tシャツ×白ワイドパンツ×グリーンのストライプシャツ
白T×ワイドパンツの、クリーンなホワイトトーンコーデ。シンプルベーシックな装いこそ、色の効果でエッセンスをプラス。ビビッドなグリーン&イエローのシュシュやグリーンのストライプシャツで、チャーミングな味付けを叶えて。
ポイントは『小さく効かせる』!シンプルベーシックが楽しくなる色の魔法
白Tシャツ×黒ロングタイトスカート×カーキブルゾン
旬のショート丈Tシャツも、短すぎないウエスト丈と程よくワイドな身幅でさりげなくトライできる。首元がしっかり詰まっているのも、ルーズに見えないポイント。ロング&リーンなタイトスカート合わせが好バランス。
「大人カジュアル」を叶える【きれいめTシャツ】3選|デザインやサイズ感で今っぽさを意識して
最後に
シンプルだからこそこだわりを持った選択と着こなしで上質な装いに仕上がる白Tシャツ。スタイリストが教えるコツやお手本コーデをヒントに、ワンランク上のTシャツコーデを叶えてみて。