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LIFESTYLE

2025.06.05

【ジョックロック】昨年からの変化を振り返りつつ、2025年末の大会までの計画を明かします!

コント漫才「医療ドラマ」「探偵」などで若い層を中心に人気を集めるジョックロック。2024年M-1ファイナリストが今年目指すのは、もちろん優勝!

東京進出より、単独ライブより、今はM-1のためのネタづくりを

結成わずか2年半で、2024年M-1のファイナリストとなったコンビ、ジョックロック。ストイックにネタをつくり続ける福本ユウショウさんと、11歳年下のゆうじろーさんという、異なるキャラの組み合わせから繰り出される漫才は、「爆音」で型破りでとっても爽快! いよいよ2025年は優勝候補として名前のあがるジョックロック。その素顔は、以外にも慎重派なようで…。

▲左:福本ユウショウさん(大阪府出身・37歳、ツッコミ&ネタづくり担当)。右:ゆうじろーさん(大分県出身・27歳、ボケ担当)ふたりとも大阪在住。
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福本

M-1ツアーの面々は常人じゃない人ばかり

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ゆうじろー

4月の給料から、親にお金を返します

――2024年のM-1グランプリ決勝進出以降、漫才の勢いと新しさで高い評価を受けているジョックロック。M-1決勝進出以降、どんな変化があったのでしょうか。

福本:いちばん大きな変化は、バイトを辞められたことです。ホテルの宴会場を清掃する仕事をしていたんですが、M-1の準決勝を通って決勝に行くとわかったあと、「もう(芸人で)食えるだろう」ということで、辞めました。

ゆうじろー:僕はひと足先に、準々決勝の前に広いところに移りました。準決勝以上は行くつもりだったので、先に引っ越してしまおうと。

福本:それも、そのときの給料では絶対に住めないような家賃のところに。ゆうじろー君は、親から仕送りしてもらってたんだよね。

ゆうじろー:はい、だから覚悟の引越しです。それでもし食えなくても、バイト増やせばいい、くらいの軽い気持ち…いや、きっと決勝まで行くだろうと、なぜか思ってました。そうしたら本当に決勝まで行って、それならもうちょっといい部屋にしておいてもよかったかな。ちなみに、親から送ってもらってた金は、この4月の給料から返す予定です。

――全国各地を回る「M-1ツアー」では、全国21会場を回ったそうですね。

福本:そこでは、東京の芸人さんたちと一緒になることが多くなって、当たり前だけど面白い人ばかりで。昼と夜の公演の合間に、みんなで各地の名物を食べに行ったり、散歩したりしていると、よう見たらまともな人間はひとりもいない。見た目も何もかも、常人じゃない人ばかりで、「売れる」っていうことは、こういうことなんやと思いました。

ゆうじろー:それなのに、僕はもともと人見知りで、最近、戻ってきちゃうときがあって。大人になって克服したつもりだったんだけど。

福本:僕がネタ書くから、ゆうじろーには先輩・後輩づきあいをやってほしいと言ってるのに、これじゃ困ります。

ゆうじろー:だから、人見知りが戻らないように気を引き締めて、もっと“バカでいよう”と思います。

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福本

ネタを書く時間を確保しないと

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ゆうじろー

みんなの友達になる!

――2025年のM-1グランプリに向けては、今どんな準備段階にあるのでしょうか。目指すのはもちろん…

福本:優勝です。今、テレビに出たり新しい仕事で忙しいのはうれしいけれど、怖さもあるんです。ネタを書く時間がなくなってしまうという。

2024年、自分のもっている時間はネタを書くことだけに使ってきました。起きている時間は全部ネタを書く、というくらい。今年はその時間が減ってしまったから、そのぶん効率を考えないと。

――それは、どのように?

福本:移動が多いので(注:ふたりとも現在大阪住まい)、ネタを書く時間確保のために、新幹線の中でもとにかく書く。つい寝てしまって、往復5時間をムダにしたくないですからね。書くときは、タブレットにキーボードをつないでやってます。

――そうすると、ゆうじろーさんのほうは、どんな準備を?

ゆうじろー:僕は、みんなの友達になる! 福本がネタつくるぶん、対人関係を頑張らないと。

福本:なんか、先輩たちから「かわいい、かわいい」言われて、めし連れてってもらったりしてますけどね。

ゆうじろー:なぜか、よくそう言われます(ニコニコ)。

――「いつか東京進出」「全国ライブツアー」のうような願望はあるのですか?

福本:東京進出は、今のところ考えてないです。M-1の結果しだいということもあるでしょうし、まだわかりません。単独ライブも、するつもりないんです。これは僕の持論なんですけど、単独ライブのためにネタを一気に7〜8本つくると、1本にかける時間が短くなってしまうんじゃないか。月1本だけ、とか集中してつくったほうが、いいものができるんじゃないか。そう思っているんです。ま、賞レースのことだけを考えたら、ですけどね。

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福本

元ハガキ職人として、ラジオ番組を盛り上げる

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ゆうじろー

30代、リーゼントはやってないかもしれないけど…

――30代のOggi読者に向けて、おふたりが「30代で成し遂げたいこと」を教えてください。

福本:僕はあと2年で30代が終わるけど…、やっぱりそれまでにM-1優勝は成し遂げたい。あとは、春からラジオ番組が始まったので、盛り上げていきたい。僕は、はがき職人というラジオにネタを送ることから芸人への道が始まったので、ラジオ番組をもつのは夢でした。夢が叶ったのはうれしいけど、それをいいものにしていかないと。

ゆうじろー:30代って、いちばん脂が乗って仕事を頑張れるときだと言いますよね。10代、20代で得た経験や学びを糧にして、時代の中心にいられたら。そして、30代中盤あたりで結婚したいな。自分の子供を見てみたいし、そのころ仕事がどんなふうになっているか…。もうリーゼントはやっていないかもしれないけど、それでも僕だと気づいてもらえるくらいになっていたいです。

福本さんは、学生時代はハガキ職人で、大学卒業後にNSC大阪に入学。コンビ→ピン芸人→現コンビという経歴をもつ。ゆうじろーさんは、NSC大阪を経てジョックロックを結成。インスタ(@yujiro_regent)の動画センスでも話題に。

――では最後に、同世代の働く女性たちにエールを。

ゆうじろー:芸人という仕事は、なくても困らない職業かもしれないけど、世の中にお笑いを提供して、みなさんに必要だと思ってもらえるように頑張ります。立派に働いているみなさんに負けないように。みなさんの働きがあって、世界が成り立っているわけで、僕たちもその一員になれるように頑張ります。

福本:僕は会社員の経験がないから、毎日会社に出て、仕事をして、というのを見ると、本当に頭が下がります。そんな頑張るみなさんに、僕たちのネタを見てもらって、少しでも頑張る力になれたらいいなと思います。

ゆうじろー:だからぜひ、生で漫才を聞きに来てほしいですね。僕らの漫才は、映像より生のほうが絶対に面白いですから。大きな声の迫力とライブ感を、ぜひ体感しに来てください!

撮影/高木亜麗 構成/南 ゆかり

ジョックロック

2022年に結成。2023年・2024年にNHK新人お笑い大賞の決勝戦に進出し、2年連続で準優勝。M-1グランプリ2024年ファイナリスト。ラジオのトークバラエティ『ジョックロックのミッドナイトフットボール』(ABCラジオ)がスタート。毎週月曜日の午後11時30分から深夜0時に放送中。▶︎YouTube「ジョックロックプレス」

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