【月刊オッジェンヌ #15】谷 桃子さん(テレビ局勤務・28歳)
オッジェンヌは、働く女性を30年以上応援し続けてきたOggiで活躍する専属読者モデル集団。 読者の代表として、仕事やファッション、美容、ライフプランなど多ジャンルで活躍中。多くの読者のみなさんから支持を集めています。今回は、テレビ局に勤務する谷 桃子さんを深堀り!
ニット¥25,300(デミルクス ビームス 新宿〈デミルクス ビームス〉) 中に着た〝エーケー ワン〟のシャツ¥20,900・〝ピーティー トリノ〟のパンツ¥68,200(ビームス ハウス 丸の内) 手に持ったブルゾン¥42,900(ネイヴ〈ネイヴ〉) バッグ¥17,600(アバハウスインターナショナル オンラインストア〈ロウェル シングス〉)
テレビの仕事を通して自分の人生まで豊かに!
東京のキー局に勤務し、政治部の記者を経て、現在は報道番組の制作に携わっている谷 桃子さん。地方の町議会議長を長年務めた祖父の影響もあり、幼いころから政治や報道には人一倍、強い興味があったそう。
「学生時代にジャーナリズムやマスコミのあり方などを学んだ結果、映像が与えるインパクトに勝るものはないと考えテレビの報道に進む道を選びました。今はだれもが情報を発信できる時代ですが、やはりテレビの報道は視聴者からの絶対的な信頼を得ていると思います。
番組の演出や構成を考える中で 『自分が伝えようとしていることは本当に正しいのか?』という葛藤は常にあるけれど、普通に生きていたら体験できない経験をたくさんできたおかげで人生が豊かになった気がします」
今後の目標は、「自分にしかできない取材」ができるようになること。そのために学生時代にはアナウンス術も学んだという谷さん。
「取材も原稿執筆も編集もできて、最後はアンカーとして自分の言葉で視聴者に情報を伝えられるようになるのが最終的なゴール。今後も地道な努力を続けたいと思っています」
◆谷さんのONの日のスケジュール
◆学芸員の資格取得のため来春からは大学へ!
番組制作担当になってからは、プライベートの時間がより充実したと話す谷さん。特に芸術鑑賞が大好きで、ほぼ毎週のように舞台や展覧会などに出かけているそう。
「アートって実は、そのときの時代背景や政治、歴史などをすごく反映していますよね。今までは学校の授業でしか学んだことがなかったけれど、ちょっと知り始めると面白くて、もっとしっかり学びたいと思うように。
また、アートは日常になくても成立するものだけれど、触れることで内面が磨かれたり、インスピレーションをもらえたり。それを観た人の人生を変える可能性さえある。だから、単に学ぶだけではなく、そのよさを言葉できちんと伝えられるようになりたいんです」
そんな思いから、テレビ局の仕事を続ける一方で、学芸員の資格取得を目指して勉強を始めた谷さん。
「来春からは大学の通信講座とスクーリングで本格的に勉強を開始。将来の夢もますます広がります!」
◆お仕事の日のバッグの中身はコレ!
「移動が多い日や、たまに長時間の張り込みがあるので、荷物は常に多め。京都で見つけたがま口ポーチは、中身が見やすくてお気に入り。レコーダーや日焼け止め、使い分けしている4種類のイヤフォンなど、取材グッズも欠かせません。最近は、Kindleで資格取得のため美術関連の本も読んでいます!」
◆プライベートでは芸術鑑賞にハマり中!
「私にとって芸術鑑賞は心の栄養であり、とっておきのリラックス方法。去年はパリ・ロンドンへ芸術漬けの旅にも行きました。モネやゴッホなどの本物の名画を観ることができた至福の時間でした。好きが高じて、それぞれの時代背景や作品についてしっかり学びたいと思い、現在は学芸員の資格取得に向けて勉強中!」
デミルクス ビームス 新宿 TEL:03-5339-9070
ビームス ハウス 丸の内〈BEAMS HOUSE〉 TEL:03-5220-8686
ネイヴ/オンワード樫山 TEL:003-5476-5811
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2025年Oggi1月号「月刊オッジェンヌ」より
撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY) スタイリスト/角田かおる ヘア&メイク/小林未波(PEACE MONKEY) 構成/内田淳子
再構成/Oggi.jp編集部