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LIFESTYLE

2024.11.30

【OWVクロニクル】本人たちによる詳細解説! 「僕たちの4つのターニングポイント」

様々なイベント出演の他に、バラエティ番組やマラソン企画などで爪痕を残し続けている4人組ボーイズグループOWV。貪欲で野心溢れる彼らに、これまでのターニングポイントを4つの期に分けて教えてもらいました! それではみなさんでOWV解説による「OWVクロニクル」を学んでいきましょう!

2020年
“ほなうさ”から“OWV”に! グループ爆誕期

――OWVは、『PRODUCE 101 JAPAN』の練習生4人により結成されました。このオーディション番組が終わった後、本田さんが吉本興業にグループ結成を直談判し、ほかの3人を口説き落としたことは有名ですよね。


本田康祐さん(以下本田):発端はそうだったんですが、この4人と一緒に会社の上の人たちとたくさん話し合い、完全に予定になかったところから作り上げたので、僕ひとりではなく、4人で作り上げたという言葉がしっくりと来るんです。

中川勝就さん(以下中川):実はオーディションに落ちた後、他のグループやオーディションから誘われていたんです。

本田:(浦野)秀太以外はみんな声がかかっていたんだよね。

浦野秀太さん(以下浦野):俺はさ、声がかからなかったというより、何もアプローチをしていなかったからね!

中川:みんなそうだけどな(笑)。

浦野:もう、俺は未来のOWVしか見えてなかったから! きっと寄せ付けないオーラが合ったんだな。俺、オーラあるもんな~!(大声)

中川:本田くん、そうだったの?

本田:いや、俺は最初(佐野)文哉とやりたくて…。

浦野:お~い! お~い! メインボーカルは! 俺!

佐野文哉さん(以下佐野):なぜか浦野はいつもそばにいたんですよね。声をかけたかはわからないんですけど、そばにいるからもう仕方なく…。

浦野:それじゃぁ“浦野ギリギリ期”じゃん。

佐野:(そっと浦野の肩に手を置く)

浦野:ギリギリじゃないから!

佐野:まぁ、マジメに話すと、最初にみんなの頭文字を取った“ほなうさ”という時期があったんです。まだグループの方向性すら決まっていないなかで、グループ名を考えて活動しようとしたら、コロナ禍に入ってしまい、とにかくZOOMで声だけ録音して、本田が編集して、1個のコンテンツを作っていて。

本田:懐かしいな~!

佐野:それを3か月くらいやっていたよね。

本田:10分くらいの動画なのに、6時間くらい撮影していて(笑)。素人だから要領が悪すぎたんですよね(笑)。

佐野:でも、あの時期があるから、OWVが爆誕したので、すごくいい時間だったなと思っています。

2021年
ライオンのようなグループになりたいと確信!
初のオリコン1位も、アヒージョに惑わされたイチージョ期


佐野:僕たちOWVがデビューして、しっかりとした方向性が見えたのがこの『Roar』という曲が生まれた時でした。その後、3年越しでオリコン1位を初めて獲得した『BREMEN』があるんですが、それはまた先の話で。

本田:それまで『UBA UBA』『Ready Set Go』と続いたときも、まだ明確にどんなカラーで行こうか決まりかねていたんですよね。僕たちの公式キャラクターがライオンなんですが、それも『Roar』で確立しました。僕らは、百獣の王であるライオンのようなグループになりたいと確信しましたし、曲のテイスト、ダークさ、黒さというのを踏まえて『Roar』が生まれたので、その後の行く方向がはっきりしたんです。

――その後『BREMEN』で3年越しの念願だったオリコン1位を獲得したときは、みなさんの中でも、格別な想いがあったのではないでしょうか。

本田:1位を獲るまでにすごく苦労しましたからね。QWV(ファンダムの名前)のみなさんも僕たちに1位を獲らせてあげたいとすごく頑張ってくれていましたし、『BREMEN』の時に、“もしかしたらいけるかも”という空気になってきたので、僕らもグループLINEで「そろそろ発表だな」「獲れるかな」などずっと話しながら待っていたんです。そして、ついに1位を獲ったとわかった時にみんなですごく盛り上がったんですが、(中川)勝就だけ、その時アヒージョを作っていてそのLINEに参加していなかったんですよ!

本田:こんな歴史的な日だからインスタライブをしようとしたのに、勝だけ連絡がつかなくて、既読もつかないからマネージャーが焦って家に行こうとしたんですよ。

浦野:何かあったかもしれないからね。こんな日に連絡が取れないなんて!

中川:そんな矢先にLINEに気づいて。僕、その瞬間、アヒージョを作っていました(笑)。

佐野:あの瞬間、俺は(LINEを)ブロックしようかなって思ったわ。

本田:本当だよ!(笑) みんな焦ってたし、このままじゃインスタライブもできないしって。

中川:自分でもビックリ! でも、自分で“こういうところ、あるんだよな~”って思いましたね。

佐野:かわいいとか思ってた?

中川:うん。そんな俺、めちゃくちゃかわいい!

佐野:だまれ!(笑)

一同:あはは!

――そのアヒージョ、美味しかったですか?

中川:最高ですよ! だって1位を獲っているし、そりゃ美味しいですよ。

佐野:1位のアヒージョ…。

中川:イチージョ。たぶん、この世の中で俺しか食べたことないぜ!?

浦野:たしかにね(笑)。

佐野:じゃぁ『Roar』期じゃなくて、“イチージョ期”にしといてください(笑)。

2022年
年齢詐称に口パクMC etc…
ボケの腕を磨き、おもしろお兄さんとしても歩み始めた、検索キーワード“ 面白い”期

――Googleで「OWV」と入れるとサジェストで“面白い”と出てきますが、何がきっかけで“おもしろお兄さんたち”として認識されるようになったのでしょうか。

本田:QWVのみなさんは、最初に配信していた『OWV道』で面白いことは気づいてくれていたよね。

中川:あとは、イベントで年齢詐称ボケをしたり、口パクMCをしたりしたころから話題になってきたよね。

――MCをあらかじめ先に録音して、それに合わせてMCをする姿は衝撃的でした(笑)。

浦野:TikTokなどのSNSでバズり始めたよね。

本田:ファンのみんなが分かりやすく拡散してくれたのはすごくうれしかった。

浦野:もともと、あのボケたちはみんなで話し合って決めているんですよ。

本田:リハーサルをしながら、「この前、この芸人さんのこれが面白かったよね」「こういうのできないかな?」と話して、次のライブでやってみたりね。MCに関しては、配信があるとグワッと広がるから、ありがたいよね。

佐野:配信があるときのために、配信がないライブで披露して観客のみなさんの反応をうかがってみたこともありました。

浦野:そうそう。『M-1グランプリ』前の芸人さんたちと近いものがあるかも。

――一度、ルミネなどの劇場で慣らして、本番を迎えるんですね。

本田:配信であまりにも反響がありすぎると、2回目ができないんですよ。それが口パクMCなんです。

浦野:トレンド入りしちゃったもんね。

佐野:僕らからしたら、まさかの展開で(笑)。

――まだあの時点では肩を慣らしている途中だったんですか?

佐野:そう。まだブルペンだったんですよ。

本田:そこで160km出しちゃったから、ねぇ? でも、いつかどこかでやろうと思っています。口パクMCをパッケージしないのはもったいないですし、誰かに先にやられても…。

――あはは。著作権を持っておきたいですね。そういえば、各配信サイトなどにリリースごとに提供するコメント動画もバズりましたよね。

佐野:僕たち、命をかけてボケていたんですよ。

本田:1年目のKCONからやっていたよね。

中川:4年間ずっと欠かさずコメント動画のボケをし続けていて。ただ、サイトによって色やコンセプトがあるので、一応ボケているのと、マジメなのを両方提出しているんです。ボケていないのが流れていたとしたら、それはボケているのがボツになったと思ってください(笑)。

本田:『あつまれ どうぶつの森』をパロディにしたコメント動画はちゃんとアップされていて逆に驚きました(笑)。

浦野:ネタも尽きちゃうので、いつも文哉が言ったことを僕がメモをしていて。

本田:僕達、吉本興業所属なので、その誇りは持っているんです(ドヤ顔)。

佐野:これからも積極的にボケていきたいですね。

2024年
佐野文哉、『オールスター感謝祭』のミニマラソンで優勝!
取り巻く環境が一変した、佐野事変期

――そして、『オールスター感謝祭』にて赤坂ミニマランで佐野さんが優勝したことで、OWVを取り巻く環境がガラッと変わりましたね。

本田:佐野事変が起きてから、なぜか僕たちも走るようになったんです。

――それはなぜ?

本田:僕たちも「なんで?」ってなっているんですが、文哉があそこまで走れるとなると、なぜか同じグループの僕たちも走れると思われるようなんです。最近は走りの仕事のために1回5km走っていて。

――走りの仕事があるんですね⁉

佐野&浦野:まぁまぁまぁ!

本田:これは楽しみにしていてほしいですね。

佐野:震えて待てって感じですね。

本田:もうOWVが世界に放たれるまでカウントダウンが始まっていますよ。

――世界陸上にでるんですか?

一同:いやいやいやいや。

中川:それ以上かもしれない!

佐野:織田裕二さんもOWVの登場に驚きますよ。

本田:それとは別に、今年の12月にはフルマラソンに挑戦してくるので、楽しみにしていて下さい。

浦野:そんなつもり、なかったんだけどな…。

中川:ぼくなんか、中学校の時に50m11秒の男ですよ?

佐野:それを言ったら、僕だってこんなに走る未来、想像していなかったからね?

――体力最強のボーイズグループになりそうですね。

中川:いいですね。鍛えることに損はないので!

本田:文哉は身を削って頑張ってくれているし、僕達も走らなくちゃって思うようになったんです。これは同じグループとしての禊です!

浦野:禊の使い方間違ってない?

佐野:もしかしたらいつかグループの3人の誰かが赤坂マラソンに走っているかもしれないですしね!

浦野:僕にBETするのが文哉1人で優勝したら熱いよね⁉

中川:あの時の粗品さんみたいに!

佐野:ありますよ、その未来!

中川:絶対掛けないやろ(笑)。

一同:あはは!

誰もが想像していなかった道を歩み続けているOWV。「そんなのアリ⁉」と思うようなボケを生み出したり、歌やダンス以外で注目を浴びたりと彼らの可能性はまだまだ伸びしろだらけ。これから来る新たなターニングポイントも楽しみにしていましょう!

そんな彼らの10枚目のシングル『Frontier』は、Da-iCEの工藤大輝がプロデュースする爽やかなダンスチューン。これまでの彼らの軌跡と、虎視眈々と頂点を狙う彼らの野心を描いた歌詞に注目してくださいね。

Information
『Frontier』(発売中 ユニバーサルシグマ)
初回限定盤 ¥2000/通常盤 ¥1200
10枚目のシングルは、Dai-CEの工藤大輝がプロデュースする爽やかなダンスチューン。これまでの彼らの軌跡と、虎視眈々と頂点を狙う彼らの野心を描いた歌詞に注目!


Profile
OWV
2019年に開催された日本最大級のオーディション番組『PRODUSE 101 JAPAN』の元練習生から結成した本田康祐、中川勝就、浦野秀太、佐野文哉による4人組。2020年9月に『UBA UBA』でメジャーデビュー。

撮影/天日恵美子 文/吉田可奈 

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