ROSÉとブルーノ・マーズのコラボレーションは、意外な展開に!?
世界中が注目するK-POPの授賞式「2024 MAMA AWARDS」が、11月22日、23日の2日間にわたり、大阪・京セラドームで開催されました。今年は特に、BIGBANGのカムバックや、SEVENTEENの大賞2冠受賞など、数々の歴史的瞬間が生まれた音楽の祭典となりました。
1日目に注目を集めたのは、次世代のK-POP界を担うアーティストたちによるスペシャルユニット「TOENZE」のステージ。TOMORROW X TOGETHERのHUENINGKAI(ドラム)とBEOMGYU(ベース)、ENHYPENのJAY(ギター)、ZEROBASEONEのキム・テレ(ギター)、ハン・ユジン(キーボード)という豪華メンバーがバンドを結成。「Left-hander MAMA ver.」を演奏し、それぞれが隠れた楽器の才能を余すことなく発揮しました。
事前の予告で世界中がその瞬間を待ち侘びていたBLACKPINKのROSÉとブルーノ・マーズのコラボレーションは、想定外の展開に。「GLOBAL SENSATION賞」を受賞した2人は、ブルーノ・マーズが受賞コメントで「カムサムニダ」と韓国語で挨拶し会場を沸かせたものの、「APT.」は事前に収録映像の放送となりました。
BIGBANGカムバックに会場熱狂!
2日目、K-POP界に激震が走ったのは、G-DRAGONの9年ぶりのMAMA出演とBIGBANGのカムバック。「無題 (Untitled, 2014)」で幕を開けたステージは、新曲「POWER」に続き、SOL、D-LITEを迎えての新曲「HOME SWEET HOME」を披露。BIGBANG3人がパフォーマンスする姿にその場にいたすべての観客が熱狂しました。「BIGBANG!BIGBANG!」とコールが鳴り響き、「BANG BANG BANG」「FANTASTIC BABY」と続くと、会場はさらなる熱気に包まれ、盛り上がりは最高潮に達しました。G-DRAGONは今回「MUSIC VISIONARY OF THE YEAR」を受賞。スピーチでは「久しぶりやな」と関西弁で挨拶し、MAMAとの歴史を振り返りました。
今年の大賞を受賞したのはaespaとSEVENTEEN。aespaは今年、「Supernova」「Whiplash」など立て続けにヒット曲を発表し、文句なしの「SONG OF THE YEAR」を受賞、他の賞も合わせると6冠を達成という偉業を成し遂げました。
SEVENTEENは2年連続で「ALBUM OF THE YEAR」を受賞し、今年は「ARTIST OF THE YEAR」と合わせて大賞2冠を達成。ウジは「普段は口数が多くないのだけど」と前置きした上で、ときより涙を流しながら「恩返しをしていきながら生きていく」と感謝のコメントをし、会場を感動させました。
ドラマ「ソンジェ背負って走れ」で一躍注目を集めた俳優のビョン・ウソクは、プレゼンターとしてだけでなく、OST「Sudden Shower シンドローム」で「FAVORITE GLOBAL TRENDING MUSIC」を受賞。俳優としての新たな一面を見せました。
今年も豪華プレゼンター陣が集結。キム・テリ、パク・ソジュン、マ・ドンソク、イ・ジュノらが華を添える中、日本からは永野芽郁が登場。一緒に登壇したイム・シワンとの掛け合いの中で「K-POPチョアヘヨ!」と韓国語で可愛らしくコメントすると、会場の至るところから「芽郁ちゃーん!」の声が響き渡り、温かな空気に包まれました。
“BIG BLUR: What is Real?”をテーマに開催した今年の「2024 MAMA AWARDS」。文化や地域の境界が曖昧になり、融合が進む現代において、「真に自分が求めるものとは」「リアルとは」という問いを投げかけました。アーティストたちの圧巻のパフォーマンスと最新技術を駆使したインタラクティブな演出が融合した革新的なステージの数々。今年のMAMAは、エンターテインメントの新時代の幕開けを強く印象づけました。
レッドカーペットの様子はOggiのTikTokで動画でご覧いただけます。あわせてお楽しみください。