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2024.08.20

「友人の誘いだから踏み出せた」リファラル転職なら入社後のミスマッチも激減!

世の中は人材不足で売り手市場と言われていますが、勢いで転職するのはアリ!? Oggiの読者アンケートでも転職検討者は全体の61%と多数派でした。今回は、“転職は希望しているけれど迷っている”という方は必見、実際に転職を経験した人のそれぞれのケースをチェックしてみましょう。

勢いで転職してみたら案外良かった…って本当?

アンケート調査によると、「今、転職を検討している」Oggi読者は、なんと全体の61%! 転職がステップアップの手段として当たり前になった今、自分のやりたいことを叶えるためには、目の前のチャンスを逃さずつかむ、軽やかに動くことが必要、という仮説に迫ってみました。

今回は「損害保険会社営業」から「人災サービス会社 営業」にリファラル転職した西村佳奈さんのケースを深堀り。

飲み会で仕事の悩みを話すうちに、『うちの会社のほうが合ってるよ!』と誘われて。社内の事情も遠慮なく聞けたので、思いきれました

パーソルキャリア リクルーティングアドバイザー・西村佳奈さん

▲パーソルキャリア リクルーティングアドバイザー・西村佳奈さん(27歳)

昨年、自社の従業員を介して入社する〝リファラル転職〟を叶えた西村さん。そのきっかけは〝飲み会〟だった。

「もともと『社会の役に立つ仕事がしたい』と、新卒で損害保険会社に入社したのですが、自分がイメージしていた働き方とのギャップがあって。さらに全国転勤があるため、長く働くイメージを持てず…。そんな話を大学時代の仲間が集まる飲みの席でよくしていて、その中のひとりが今の会社に誘ってくれたんです。

パーソルキャリアではリファラル採用が盛んで事例がたくさんあり、私の悩みを聞いて『うちの社風のほうが合いそう』と。そんなライトなやりとりが2年ほど続いたのですが、その後いよいよ真剣に転職を検討し始めて、改めて友人に『詳しい話を聞かせて』と連絡しました。

その後説明会に参加し、転職。違う業界に飛び込む不安も大きかったですが、慎重な私の背中を押してくれたのはやはり、気心知れた友人の存在。『仕事についていけるか』『転勤はあるか』『リモートワークはできるか』『飲み会のノリはどんな感じか』etc.あらゆることを質問しました。

実際、転職活動では求人サイトやエージェントにも登録していましたが、入ってくる情報量が全然違うんですよね。懸念点を事前に解消して『この会社で働く』ことをしっかりイメージできたから決意できた。正直、友人がいなければ入社していなかったと思います。

実際に入社した後も、事前にじっくり聞いていたこともあり『思っていたのと違う!』とはほとんどならなかったです。また、リファラルで中途入社した同僚がたくさんいるのも支え。悩みも共有できるし、いろんな業種から転職してきた人が集まっているので、日々刺激をもらっています」(西村さん)

西村さん’sCareer history

22歳─新卒で損害保険会社に営業職として入社。
   名古屋支店に配属

24歳─岡山支店へ異動

26歳─大学時代の友人の紹介で、パーソルキャリアに入社。
   リクルーティングアドバイザーとしてスタートアップ支援部に配属

パーソルキャリア リクルーティングアドバイザー・西村佳奈さんと友人の男性

▲友人の勝倉さんが入社のきっかけ

27歳─仙台在住のパートナーとの結婚を見据え、仙台オフィスに異動

私のお仕事マストアイテム

ヘッドセット

▲オンライン会議のときの頼れる相棒

「仕事のやりとりはオンラインがメイン。一日中会議続きのときもあるため、長時間装着しても疲れないヘッドセットはマストです」(西村さん)

プロのひとこと解説

教えてくれたのは…

転職サービス「女の転職type」編集長 小林佳代子さん

▲転職サービス「女の転職type」編集長 小林佳代子さん

こばやし・かよこ/新卒でキャリアデザインセンターに入社後、転職情報誌および転職サイト「type」「女の転職type」の広告制作に携わる。2018年より現職。

「リファラル転職」なら、入社後のミスマッチも激減!

「リファラルは少ない採用コストで自社にマッチした人材に会えることから、各社が力を入れている方法。求職者側も、信頼度の高い口コミから、自分に合う・合わないを判断できるメリットが。身近な友人に、『勤め先で募集中のポジションがないか』と聞いてみるのも手」(小林さん)

●掲載している情報は2024年7月11日現在のものです。

2024年Oggi9月号「勢いで転職してみたら案外良かった… って本当?」より
構成/佐々木 恵(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部

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