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LIFESTYLE

2024.04.14

どこを撮っても映える! デコラティブな魅力あふれる「ホテル創成札幌 Mギャラリーコレクション」

札幌駅からタクシーでおよそ5分という好立地に、2024年新しくオープンした「ホテル創成札幌 Mギャラリーコレクション」。隅々までデザインとアートを施したクラシカルな雰囲気のホテルを訪問。写真映えする館内の様子をご紹介します。

ミノシマタカコ

館内を巡るだけで楽しい「ホテル創成札幌 Mギャラリーコレクション」滞在レポート

札幌駅から、およそ1キロ。タクシーで5分という場所に「ホテル創成札幌 Mギャラリー」はあります。

ここは、かつて開業から30年の歴史を積み重ねた「ホテルクラビーサッポロ」でしたが、2024年、装いも新たに「ホテル創成札幌 Mギャラリー」としてオープン。デコラティブな内装が美しい空間に生まれ変わりました。

ホテル外観。訪問時は、まだまだ雪が残っていました

今回はライターが実際にホテルを訪問。美しい内装やおいしい朝食、雰囲気たっぷりのバーなど、乙女心をくすぐる空間をご紹介します。

「ホテル創成札幌 Mギャラリーコレクション」とは?

札幌を流れる創成川。その東側に位置する創成イースト地区は、開拓使時代から流通の拠点として栄えてきたそうで、明治時代からビールの醸造所があったエリア。「日本ビールの発祥の地」とも言われています。

今もここには、かつてあったビール工場の名残を感じさせる建物が残り、札幌駅からわずか1kmほどなのに、駅周辺とはまた異なる世界観を感じさせてくれるエリアです。

この地に新たに登場したホテルが「ホテル創成札幌 Mギャラリーコレクション」。30年ほど同地で営業していたホテルクラビーサッポロを改装し、フランスのアコーグループと提携して、個性的なブティックホテルに生まれ変わったのです。

隅々までアート&デザイン性たっぷり!まさに“映える”館内

エントランスにはビールのホップをモチーフにしたアート

さまざまな歴史をもとにしたモチーフがふんだんに取り入れられた館内は、どこを切り取っても雰囲気たっぷり。端から端まで凝ったデザインが施されているので、見ているだけでも楽しくなります♪

随所にモチーフが散りばめられている

ちなみに使われているモチーフはレトロな香水ボトルや開拓使、またその時代に関連するアイテム、北海道で見られる花・ハマナスやビールなど。加えて、ホテルクラビーサッポロで使われていたアイテムも分解、リデザインされて随所に飾られているのです。

レセプションにもビールにまつわるモチーフが

大きな装飾ばかりではなく、細かいところにも注目を。ペン立てなど細かなアイテムにも、ビールの原料のホップなどのモチーフが隠れていますよ。

(左上)随所に飾られているアートにも注目 (左下)エントランスのドアのデザインも素敵 (右上/下)ちょっとした待ち時間に使いたいラウンジも併設

エントランスを挟んで、レセプションと反対側の空間にはおしゃれなラウンジも。ラウンジの壁に飾られた円形のモチーフは、以前のホテルで使われていたシャンデリアを支える部品なのだとか! クッション柄にはハマナスが隠れているので、ぜひ探してみて。

フィットネスジムと喫煙室

館内にはフィットネスジムや喫煙室も完備。特に喫煙室は、タバコを吸わなくてもつい覗いてしまう素敵な雰囲気。大人の社交場を連想させる空間でした。

ビールボトルを使った圧巻のアートウォール! クラシカルなレストランで朝食を

THE RESTAURANT

開拓期当時のドイツブルワリーをイメージとしたレストラン「THE RESTAURANT」は、朝食会場にもなっています。もちろん、こちらの内装にもこだわりが詰まっています。

一番奥の空間の輝く壁は、なんと4200本ものビールボトル! LEDライトで美しく輝く壁は、“映え”写真を狙いたい人にもおすすめのスポットです。

近づくとボトルがぎっしり!

角度によって、デザインが変わって見えるので、一番お気に入りの場所を探してみてくださいね。

(上)レストラン全景 (下)朝食ビュッフェの一部。北海道にまつわる食材も豊富

もちろん引きの全景でも、クラシカルで美しい雰囲気を感じ取ることができます。今は朝食のみの提供ですが、将来的には昼や夜もオープンする予定とのこと。時間帯によって、また違った雰囲気が楽しめそうですね。

朝食には北海道の食材もたっぷり! 野菜、パン、ごはん、サラダ、スープ……と、充実の品揃えです。

朝食はビュッフェスタイル

おすすめは、その場で好きなトッピングを選んで作ってもらうオムレツ+マッシュルームソースの組み合わせや、きのこのオニオンスープ+粉チーズのトッピング。きのこを使ったメニューが充実しているので、ぜひチェックしてくださいね。

暖炉もある素敵なバーでホッとくつろぎのひととき♡

THE BAR LOUNGE

レセプションの奥には、暖炉があるバー「THE BAR LOUNGE」があります。お出かけの前後に、ゆったりくつろぎたいときにぴったり。

(左上)暖炉側の壁には大きなアート (右上)暖炉の煙突もビール工場をイメージしたデザインに (左下)THE BAR LOUNGEの奥もシックな空間 (右下)レセプションとバーの間にはライブラリと呼ばれる本棚が並ぶ

暖炉のないエリアもくつろげるシートで、ゆったりとした雰囲気。きっと、会話も弾むはず!

ライブラリには北海道や日本にまつわる本やアイテムが並ぶ

レセプションとバーを繋ぐ空間はライブラリに。北海道の歴史や日本の文化などにまつわる本やアイテムがテーマごとにまとめられています。スキマ時間に手に取りたくなる品揃えです。

ホットチョコレート×マシュマロは鉄板の組み合わせ

歩き疲れた夕方に休憩するなら、ホットチョコレートがおすすめ。ふわふわのマシュマロと甘くてあたたかいチョコレートドリンクは、疲れた体を癒やしてくれます。

見た目も“映える”シグネチャーカクテル「創成ポラリス」

夜の時間なら、シグネチャーカクテルの「創成ポラリス」をぜひチェックして。底からライトに照らされたグラスは黄色く輝いています。中の氷まで星の形をしているので、思わずテンションがあがってしまいますよ!

サッポロビールの文字がかわいい!

トッピングされているチョコレートスティックには、なんと「★サッポロビール」の文字。これはホテルから見えるサッポロファクトリーの煙突をモチーフにしたアイテムなんです!

どこまでも細やかな仕掛けが見つかる館内。ぜひ、隅々までチェックして、高いデザイン性を楽しんでくださいね。

レトロ感あふれる内装に胸キュン♡ 窓から見えるビールの煙突も素敵な客室

エグゼクティブスーペリアルーム。ベッド側の壁も、開拓使時代の色を再現

全118室の客室と、部屋数としてはコンパクトなホテルですが、細部にまでこだわりのデザインが施されており、見どころがいっぱい! 

今回宿泊したのは、エグゼクティブスーペリアルーム。シックな中にも細かなモチーフがふんだんに散りばめられており、テンションがあがる室内でした。

フォルムにもクロスにも胸キュン! クラシカルな雰囲気のソファ

大きなソファは、ひとりでゆったり座りたくなるデザイン。もちろん、ここにもハマナスやレトロなベルトモチーフなど、一貫したこだわりを感じさせます。

疲れた体をしっかり癒やせるバスタブ付き

バスルームはうれしいバスタブ付き。シャワーや水道などのアイテムは、マットなゴールドカラーで、こちらの空間もシックに仕上がっています。

洗面台も白×黒でシックな雰囲気。入浴剤のサービスも

さらにうれしいのが、入浴剤のサービス! ビールの原材料と同じホップが使われている入浴剤を選んだとのことで、ここでも細やかな心遣いを感じさせます。

クローゼット周りとアメニティ

さらに、クローゼットの中の模様までクラシカルな雰囲気! 

アメニティに関しては、木を使った歯ブラシや紙パックの水など、環境に配慮したアイテムが使われていました。

エグゼクティブデラックスルーム

ベッドが2台置かれたエグゼクティブデラックスルームは、ベッド側の壁の色がグリーン系。絶妙な色合いが、シックな雰囲気を醸し出しています。

部屋の窓から見えるサッポロビールの煙突。このホテルにとっても象徴的な存在

窓を開けると、サッポロビールの煙突とレンガの壁。自然とも街中とも異なる、このホテルだからこそ味わえる景色に、時間がたつほど愛着が湧いてきます。

はまなすスイート

特別な日なら、ぜひチョイスしたいお部屋がスイートルーム。ベッドルーム、リビング、そして少し作業もできそうなデスクスペースが併設されており、使い勝手がよい配置になっています。

はまなすスイートは特別な日の宿泊にぴったり

もちろん、どこの部屋よりもこだわりを感じさせるアイテムがずらり! イチオシは、カウ柄のチェア&デスクのスペース。こんなかっこいい空間でワーケーションしてみたくなりました。

エントランスの正面からもサッポロファクトリーの煙突を見ることができる

ホテル内に一歩踏み込むだけで、どこまでもデコレーションが施されており、非日常感を楽しめるホテル創成札幌 Mギャラリーコレクション。

札幌市内の観光地へも、すぐアクセスできるので利便性も抜群! アートがたっぷりのデコラティブな空間で、札幌旅行をグレードアップしてくださいね。

ホテル創成札幌Mギャラリーコレクション
住所:北海道札幌市中央区北2条東3丁目 サッポロファクトリー 西館

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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