渋谷の中心にアートなホテルが誕生!「ホテルインディゴ東京渋谷」宿泊レポート
渋谷の高層階に泊まって、朝も夜も、渋谷から見渡す都会の景色を眺める贅沢なひととき。
今回は、そんな最高の宿泊を体験できる、2023年8月に開業したばかりの「ホテルインディゴ東京渋谷」に、Oggi.jpライターが潜入! 渋谷カルチャーとアートをふんだんに取り入れた内装は、おしゃれ好き、アート好きなら、きっとテンションがあがること間違いなしです。
こだわりの客室と共に、宿泊しなくても利用できるレストランやカフェ、春秋にぜひ利用したいテラスなどもご紹介します。
ホテルインディゴ東京渋谷とは?
ひとつとして同じホテルがない、街の個性を活かしたホテルを展開するライフスタイル・ブティックホテル、ホテルインディゴ。今年の夏にオープンした「ホテルインディゴ東京渋谷」は、同ブランドとして国内4店舗目のホテルで、日々変わり続ける渋谷を象徴するような存在です。
客室は全272室。晴れた日なら客室から大都会のパノラマビューが楽しめます。また、渋谷を一望できる屋外テラス付きのレストラン&バーもあります。
渋谷らしさは、ホテルの至る所にも。渋谷を切り取った写真やモチーフがあちこちに散りばめられており、それらを見て回るだけでも面白いですよ。
また、各所には渋谷をモチーフにした様々なアーティストの作品も! アーティストの目線から異なる渋谷の側面に触れることができます。
ホテル内にはジムも備えており、こちらの壁面にもアートが。グラフィティアートで彩られた空間の中で運動するなんて、なかなかない体験ですよね。
もうひとつの注目が、ホテルスタッフの制服。和のモチーフを取り入れたユニセックスな制服は、一点ものの服をつくる渋谷のアパレルブランド「COTÉ MER(コートメール)」によるもの。スタッフのみなさんがそれぞれ自由に着こなしているので、個性あるファッションにも注目してみてくださいね。
滞在したのは…レコードなど渋谷の音楽カルチャーをモチーフにしたおしゃれな客室
今回宿泊した客室は、ツインベッドのお部屋。各客室の壁にはレコードジャケットが飾られているのですが、それぞれ違うのだとか。ホテル全体で2000枚以上のレコードを、渋谷のディスクユニオンから手配してもらったのだそう。ベッドサイドのランプも、レコードをイメージしたものとのこと。
お願いすれば、ルームサービスの一つとして、部屋にレコードとプレーヤーを持ってきてもらえるので、渋谷からの絶景を眺めながら、好きな音楽を楽しむこともできます。こちらのサービスは、もちろん無料です。滞在中、渋谷のレコードショップで自らレコードを購入して、客室で聴くのも素敵ですよね。きっと思い出深い滞在になるはず。
なぜこんなにレコードがあるのかというと、渋谷の中心にある宇田川町は、実は世界一レコードがある街なのだとか。それにちなんで、レコードをモチーフに盛り込んだのだのだそうですよ。
アメニティはとてもシンプル。竹でできており、環境にも配慮されています。こちらのお部屋はバスタブもついていたので、のんびりお風呂タイムも楽しめました。また、部屋に備え付けられているティーカップのお皿を見てみると、なんとこんなところにもハチ公モチーフが!
ほかにもハチ公モチーフが隠れている場所があるので、滞在中にぜひ探してみてくださいね。
また、ホテルの両端にある客室コーナールームも見せていただきました。2面の窓で絶景が楽しめるこれらの部屋は大人気で、いつも予約で一杯なのだとか! スクランブル交差点側と奥渋側では、まったく違う景色が楽しめました。
アートに包まれたひととき。レストラン「Gallery 11(ギャラリーイレブン)」
ホテル内には、アートに包まれて過ごせるレストラン「Gallery 11」も併設されています。ギャラリーとレストランが融合した空間というだけでも、アート好きにはたまりませんが、さらに開放感あふれるテラスも併設されており、春秋は渋谷の喧噪を眺めながら、気持ちのよいひとときを過ごすことができるんです。
ここでは素敵なお酒やかわいいスイーツを楽しむことも!
アフタヌーンティーは小さなスケボーに乗せて提供されるという、一風変わった趣向。これも渋谷のカルチャーを反映したアイデアなのだとか。アフタヌーンティーのメニューは、季節によって変わります。取材時はハロウィンでしたが、2023年12月11日(月)からはクリスマ仕様の「フェスティブアフタヌーンティー」(5,718円/税・サービス料込)が提供されます。
また、こちらでは本格的なミクソロジニストによるカクテルも提供されています。青いカクテルは、渋谷の老舗レコードショップ「Manhattan Records(マンハッタンレコード)」にちなんで作られたカクテル「マンハッタン, スパン」です。
そして、オリジナルブレンドのスペシャルティコーヒーHITSブレンドを使った「HITS エスプレッソマティーニ」。透明のグラスに入ったジンをベースにした8つのフレーバーが楽しめるカクテル「ハチ香」。赤いドリンクは、渋谷の限られたところでしか買えない「ハチ公ソース」を使ったカクテル「メアリー&ハチ公」です。
どれもベーシックなカクテルをベースにしながら、独自のアレンジを加えており、意外性が楽しめるものばかりですよ。
お酒はビール派という人なら、渋谷でしか飲めないご当地クラフトビール「渋生(しぶなま) YEAST DIVERSITY ALE」もおすすめです。前菜と一緒に楽しみたい味で、渋谷散策で疲れた体を潤してくれるビールです。
また、レストランで提供される料理は、ローカル食材をアレンジしたインターナショナル料理。ほかでは味わえない、ひとつアクセントを加えたお食事は、会話も弾むこと間違いなし! メニューも豊富に用意されていました。
もちろん、こちらのレストランで朝ご飯も楽しめます。早朝のテラスに出れば、それだけでスッキリ目覚められそう! また、バイキングに加えて、今回は1品メインを選べるコースも。ボリューム感たっぷりの朝ご飯が楽しめました。
立ち寄りでも使いたい! ネイバーフッドカフェ「Shibrewya(しぶるや)」
エントランス横には、ちょっとした休憩に便利なネイバーフッドカフェが併設されています。おいしいコーヒーや紅茶のほか、ワッフルなどのスイーツもいただくことができます。
さらに、おしゃれなお土産も! インパクト大の個性的なデザインの傘は、館内各所に使われている渋谷の写真を配置したというもの。ほかにもグラスやお茶、コーヒーなど、気軽に買えるアイテムも揃っていました。
空間、食、アート、音、ファッション……さまざまなカルチャーを通して渋谷を体感できる「ホテルインディゴ東京渋谷」。ぜひ気の置けない仲間と訪れて、変わりゆく渋谷を体感してみてください。きっと、思い出に残る楽しい時間が過ごせますよ。
ホテルインディゴ東京渋谷
電話番号:03-6712-7470
所在地:東京都渋谷区道玄坂2-25-12
Gallery 11(ギャラリーイレブン)
電話番号:03-6712-7475(10:30-21:30)
所在地:東京都渋谷区道玄坂2-25-12 11F
Shibrewya(しぶるや)
所在地:東京都渋谷区道玄坂2-25-12 3F