和のテイストを取り入れたカフェを併設する「ジャン=ポール・エヴァン 日本橋三越本店」が開店
今年三越創業350周年を迎えた三越の本店「日本橋三越本店」本館地下1階に、2023年6月16日(金)、「ジャン=ポール・エヴァン 日本橋三越本店」がオープンしました。
2002年に日本初となるブティックを伊勢丹新宿店にオープン以降、全国の三越伊勢丹グループへの出店は10店舗目、国内13店舗目のブティックとなります。
日本橋三越本店は、ショコラやマカロン、ガトーを販売するスペース「カーヴ ア ショコラ」に加え、ショコラ ショなどのドリンクを楽しめる13席のイートインスペース「バー ア ショコラ」を併設。
パリの「ジャン=ポール・エヴァン」ブティックの内装デザインにパリの地図を使用していることを踏襲し、日本橋の地への敬意も込め、壁面には日本橋周辺の古地図のデザインが採用されています。
日本橋三越本店では、限定デザインのボックス入りのショコラなども販売! 「ボンボン ショコラ 9個 NIHOMBASHI」(4,320円)は、日本橋三越本店限定ショコラ2種を含む、ショコラ9個の詰合せです。
今回はOggi.jpライターが、オープンしたばかりの「ジャン=ポール・エヴァン 日本橋三越本店」に伺った体験レポートを通して、お店の魅力をお伝えします。
「ジャン=ポール・エヴァン 日本橋三越本店」体験レポート
まず物販スペースである「カーヴ ア ショコラ」へ。
ショコラ色のシックな色調で統一された店内に、入って正面の日本橋の古地図や、ゴールドで彩られた販売台が目を惹きます。
古地図は、壁面中央、ちょうどジャン=ポール・エヴァンのブランドロゴの真下に、「日本橋三越本店」が位置するようにデザインされているのだそう。350周年を迎える日本橋三越本店の、歴史を感じられる内装デザインです。
ショーケースにはまるで宝石のようなショコラが並びます。
カカオはもちろん、卵やアーモンドなど、全ての原材料の選別を自ら行うのがジャン=ポール・エヴァン氏のこだわり。ショコラはすべて厳密な冷蔵管理のもと、パリから空輸されています。
ショーケース逆側には、手土産にもぴったりなガトーも並びます。どれもとってもおいしそう…! どれにしようか迷ってしまいそうですね。
店内には、2023年8月31日(木)までの期間販売されている、カカオとフルーツのハーモニーが楽しめるソルベ&アイスの詰め合わせ「ソルベ カカオ アソルティモン」(8個入 5,400円)のサンプルも展示されていました。
今年はカカオの風味が際立つフルーツソース(エキゾティックフルーツ、フランボワーズ、ユズとポワール)を合わせた、3種類の新作ソルベ&アイスが登場。ショコラティエならではの特別な味わいは、夏の贈り物にもぴったりですよ。
イートインスペース「バー ア ショコラ」を体験
イートインスペース「バー ア ショコラ」の内装にも、日本橋の古地図のデザインが採用されており、さらに壁面には和のテイストも取り入れられています。
和テイストでありながらも、ジャン=ポール・エヴァンの世界観や雰囲気を損なうことなく、落ち着いた空間を作り出しています。ゆっくりとひと息つきたい時に利用するスペースだからこそ、心安らぐ工夫が施されているのはうれしいですよね。
日本橋三越本店限定の新商品を実食
今回カフェでいただいたのは、日本橋三越本店限定の新商品「ポワン ゼロ」(テイクアウト 897円、イートイン 913円)。
日本の道の起点でもある日本橋。フランスではノートルダム大聖堂の「ポワン ゼロ」を起点としています。商品の名前にはフランス由来の「ポワン ゼロ」を、ガトーのトッピングには「日本橋」を模したチョコレートを飾っている、遊び心のあるひと皿です。
ひと口いただくと、口の中に濃厚なカカオの風味が広がります。ペルー産のカカオが使用された「ポワン ゼロ」。何種類ものカカオをブレンドすることによって、より深みのある味わいに仕上げられているのだそう。
ムースとビスキュイが層になって重ねられており、食べる場所によって食感や舌触りが異なるのも楽しいひと品でした。
また、ガトーの下のほうにはピスタチオペーストが加えられており、ふんわりとほのかに香るピスタチオの風味が、ビターなカカオとの相性抜群です。
今回は2種類の日本橋本店限定の新商品もいただきました。
左は、白トリュフが香るガナッシュをビターチョコレートでコーティングした「イノヴァシオン」、右は繊細な香りの海苔のプラリネをミルクチョコレートでコーティングした「プラリネ ノリ」(各470円)です。
先にいただいたのは「プラリネ ノリ」のほう。海苔の味わいが主張するのかと思いきや、ミルクチョコレートの味わいの中に、ふんわりと海苔の風味が香るひと品でした。海苔だと言われなければ気づかずに食べてしまいそうなほどの繊細な味わいです。
ふわっと香る海苔の風味や、ザクザクとしたプラリネの食感が小さなショコラひと粒に奥行きを演出していて、まるで芸術品のような逸品でした。
続いていただいた「イノヴァシオン」は、食べた瞬間白トリュフの豊かな香りが感じられます。ガナッシュのなめらかでとろけるような舌触りも◎。ビターチョコレートとの相性も抜群です。
コーヒーや紅茶はもちろんのこと、お酒との相性もよいそうです。お酒好きの方へのプレゼントにもよさそうですね。
かつて海苔問屋が立ち並んだ日本橋にちなんで生まれた「プラリネ ノリ」や、日本橋三越本店の象徴でもある大理石の模様にも似た、白トリュフを使った「イノヴァシオン」。ここでしか味わえない新商品を、ぜひご賞味くださいね。
そのほかにも日本橋三越本店ならではの新商品が登場!
ほかにも、限定の新商品はまだまだあります!
「ガトー マルブレ」(2,592円)は、日本橋三越本店の大理石の装飾をオマージュした、マーブル模様のガトーです。オレンジとショコラの風味豊かなマーブルケーキを、チョコレートでコーティングしたひと品です。
「ジャン=ポール・エヴァン 日本橋三越本店」限定で販売されている新商品は、いずれも2023年8月31日(木)までの期間限定商品です。
「サブレ タブレット ノワール」と「サブレ タブレット レ」(各1,188円)は、サクサクとした食感のサブレをチョコレートのタブレットと組み合わせた商品です。ノワールにはビターチョコレート、レにはミルクチョコレートが使用されています。
いずれも限定ボックスに入っており、実はオープン後すぐ品薄になってしまったほど、人気の高い商品なのだそう。
実際Oggi.jpライターも自宅へのお土産に♪ とってもおいしかったです。甘みのあるミルクチョコレートとサクサクのサブレのバランスもぴったりでした。
「サブレ タブレット ノワール」と「サブレ タブレット レ」は、2023年9月から全店で販売予定です。
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日本橋三越本店地下1階、銀座線口のすぐ近くにあり、とても立ち寄りやすい場所にある「ジャン=ポール・エヴァン 日本橋三越本店」。
お店の方の話によれば、開店以来、時間帯によっては「バー ア ショコラ」が満席になるほど好評を博しており、ジャン=ポール・エヴァンのファンはもちろんのこと、日本橋に古くからお住まいの方や、日本橋の地で働かれている方など、幅広いお客さまがお店を楽しんでいらっしゃるそう。
大切な方への上質な贈り物にはもちろん、自分へのご褒美や、プチギフトに。ひと息つきたい時や、日本橋三越本店でのお買い物の際には、特別なショコラを手に取ってみてはいかがでしょうか?
【店舗詳細】
ジャン=ポール・エヴァン 日本橋三越本店
営業時間:10:00~19:30(L.O.19:00)
定休日:不定休
電話番号:03-3241-3311
所在地:東京都中央区日本橋室町1-4-1