ピエール・エルメのドレッシングって!?
先日、料理好きの知人から「和えるだけで野菜が永遠に食べられる」とオススメされたドレッシングを買ってみました。
それが、こちら。「ピエール・エルメ」のドレッシングです!
▲左:トマトドレッシング/右:ジンジャードレッシング 各200ml(ピエール・エルメ) 各¥648
知人から聞いた際、「え、あの有名なスイーツブランドのドレッシング!?」と驚いたのですが、実はその「ピエール・エルメ・パリ」とは別物。
そもそも「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)」といえば、“パティスリー界のピカソ”とも称され、業界を牽引するピエール・エルメ氏が手掛けるブランドですよね。
そんなピエール・エルメ氏が選りすぐった日本のものを販売しているショップが、今回ご紹介する「Made in ピエール・エルメ」というわけです。巷ではカタカナ表記の「ピエール・エルメ」なんて呼ばれているとか!
店舗自体は東京や大阪、福岡などにあるようなのですが、私はオンラインショップを利用して購入。
この商品ラインアップというのがまたユニークで、マカロンや焼き菓子をはじめ、ピクルス、缶詰、調味料など、「ピエール・エルメ・パリ」とは結び付かないようなものまで揃っているのです!
今回は知人が太鼓判を押すドレッシングを購入してみましたが、ピクルス、そしてマヨネーズやケチャップあたりも気になる~!
ドレッシングは、現時点で「ジンジャードレッシング」「トマトドレッシング」「キャロットドレッシング」の3種類。なかでもあまり馴染みのない「ジンジャードレッシング」「トマトドレッシング」を選んでみました。
コンセプトは、野菜とわずかなオイルで作った「野菜で野菜を食べる。」ドレッシングだそう。
実際に食べてみると、そのコンセプト通り野菜の風味がしっかり! ものすごく濃厚なのですがクセがなくて、後味は爽やか。
▲ジンジャードレッシングは、口に入れた瞬間、食欲をそそる生姜の香りがふわっと広がります。
▲トマトドレッシングは、トマト由来の酸味もさることながら、旨味が絶妙!
いずれも少し固形感があるので食べ応え抜群で、そのまま食べてもすごくおいしいくらい!
さらさらしているドレッシングも多いなか、程よくとろみがあって食材によく絡みます。
増粘剤などの添加物は使われていませんが、さすがはピエール・エルメ、味の完成度の高さに脱帽!
正直ドレッシングって、野菜の味を塗りつぶすような気がして普段は最低限しか使っていなかったのですが、これは別。
旨味を加えながら、野菜本来の味を引き立ててくれます。ドレッシングの語源でもある「着飾る」というのをまさに体現しているよう!
そして食べているときにふと気づきました。これ、サラダだけじゃなくてお肉やお魚にかけても絶対おいしい! って。
実際に茹でた鶏肉に添えてみたところ、わざわざこのためにソースを作ったかのように、相性ピッタリ。
ジンジャードレッシングは醤油の風味も効いていて、これ一つで味が整ってしまいます。その他、豚肉と漬け込んで焼いたら簡単に生姜焼きができそうだし、豚しゃぶサラダなんかとも合いそう!
トマトドレッシングは、コブサラダ、白身魚、鶏肉あたりと相性が良いかなと。ハンバーグのソース代わりにするのもオススメです。
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こういう“ちょっといい調味料”って、自分ではなかなか買えないけれど、その分もらったら嬉しいものの代表格なような気が。サラダにかけるだけでもいつもの味がワンランクアップするので、一人暮らしの人にもおあつらえ向き。私も今度義実家や友人へのプレゼントとして贈ってみようかと思案中です。
※記事中の感想は筆者個人の感想です。
※価格は税込み表示です。
文/川原莉奈