“豹変彼女”を持つ男性たち
裏表のない性格はパートナーとして重要なポイント。ましてや結婚相手となると日々の生活にジェットコースターのような喜怒哀楽を持ち合わせていない方が良いのかも知れません。
今回ご紹介するのは、そんなギャップ萌えの域をはるかに超えた“豹変彼女”を持つ男性たちのお話です。
ネットショッピングは現代の女の戦場?(D輔さん・33歳)
「普段僕たちはあまりショッピングデートをしないので、彼女がどこで洋服を買っているのか疑問に思っていました。ある日、僕の家でデートをしていた時。他愛もない会話をしていたのですが、突然彼女のスマホのアラームが鳴り『今から話しかけないでね!』と必死な様子。
急にどうしたんだろう? と思ったら、彼女が目を血走らせながらスマホを激しくタップ! 『ゲームしてるの?』と聞くと『話しかけんな!!』と激怒されてしまってドン引き…。こっそり覗いたスマホ画面には“1時間限定80%OFF!”“今だけの大幅値下げ!”の文字が踊っていました。
どうやらセール開始時間だったようで、彼女は人が変わったようにネットショッピングに夢中。バーゲン会場が実店舗からネットに変わっても、女性のセールに賭ける情熱は凄みがあるなと驚いてしまいました」
楽しいトランプ遊びで凍りつく!(M斗さん・29歳)
「結婚を決めた彼女を友達に紹介しようと思い、僕の友人5、6人を呼んで家で食事をしていた時のことです。お酒も入っていたしみんなほろ酔いだったのもあって、誰かが『トランプないの? みんなでしない?』と言い、久しぶりにひっぱり出してきたトランプで七並べをすることになったんです。
小学生ぶりの七並べはみんなルールが曖昧で、トランプ好きの僕の彼女が率先してみんなにレクチャーをしてくれました。『仲良くなれてよかった〜』と思ったのも束の間、盛り上がるみんなとは比例してどんどん顔つきが変わる彼女。
『え、クローバー止めてるの誰だよ?』と声のトーンまで変わっちゃうし、最終的には『ふざけんじゃねーよ! こちとら本気でやってんだよ!!』とガチギレしちゃって一同ドン引き。結局仰せの通りことが進み、彼女の一人勝ちで周りはシーン…。お酒の場だとしても、、、今ちょっと結婚を考え直し中です」
もしかして地雷系? サバサバタイプの裏の顔(U治さん・28歳)
「僕の彼女は、交際前後で性格がまるっきり変わった“豹変彼女”だったんです。彼女は仕事関係で知り合った3つ年上の女性。当初はキャリア志向があって男に頼らなくても生きていける! と、さっぱりした爽やかな印象に惚れたのですが、いざ付き合ってみたら“超絶束縛女”だったんです。
僕は基本だらだら連絡を続けるのが好きではなく、必要な時だけ連絡を取り合いたいタイプだったのですが、いざ付き合ってみると彼女からLINEや電話の嵐! 超頻繁に送られてくるLINEは常に50件超えで、こちらの都合なしに電話も立て続けに…。そのうえ返信が遅いと『仕事忙しい? 大丈夫?』と最初のうちは心配してくれていたのですが、徐々に口調が変わって『今どこ!? 誰といんの!?』と束縛心が顔を出してくるんです。
交際前はちょうど良い距離感で、てっきり彼女もそんなタイプと思ったら大違いでした。付き合うとこんなにも性格が変わるんだとすっかり怯えてしまって、未だに別れられていません」
* * *
自分の感情に忠実なのは決して悪いことではありませんが、心配されるほどの豹変を見せるのは避けたいですよね。特に交際中の場合は結婚への道が遠のくことも。豹変真っ最中は自分では気づかない場合が多いようなので、結婚前には“豹変チェック”を家族や友人にしてもらうのもいいのかも。
TOP画像/(c)Shutterstock.com
OLライター タケ子
恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪