オートミールをパリジェンヌのセンスでおいしく食べる
オートミールのおいしさに注目した、手軽でおしゃれなレシピが人気の料理家・加藤巴里先生の最新刊『パリっ子のおいしい オートミールレシピ』が発売中! このレシピ本では「とろっ」、「ふわっ」、「もちっ」、「カリカリ」といったオートミールの楽しい食感をいかした、毎日の食事に取り入れたいおかずから、ごちそうレシピ、ケーキなどのスイーツまで幅広く紹介。水分を吸わせて、もちっ、とろっとさせたり、こんがり焼いてカリッとした食感にしたり、これまでに体験したことのないオートミールレシピを提案しています。
今回は、そんな新刊から「鶏肉の香草焼き」のレシピを紹介します。
パリパリに焼いた鶏皮と、カリカリのオートミールの食感が楽しい「鶏肉の香草焼き」
【材料(2人分)】
・鶏もも肉:250g
・塩:小さじ1/2程度(肉の重さの1%目安)
・サラダ油:小さじ2
<A>
・マスタード:小さじ2
・ウスターソース:小さじ1/2
<B>
・オートミール(クイックオーツ使用、インスタントオーツも可能):15g
・パセリ(みじん切り):1枝分
・ローズマリー(みじん切り):1/2枝分
・にんにく(すりおろす):1/4片分
・一味とうがらし:適量
※クイックオーツ:短時間で調理でき、少し粒を残した食感が楽しめるオートミール。
インスタントオーツ:とろりとした食感で粘りが楽しめる。
・ベビーリーフ:適量
【作り方】
1. 鶏肉は余分な脂を取り除きひと口大に切り、塩を振って常温で15分ほど置く。余分な水分を拭き取る。
2. フライパンにサラダ油を入れ、火にかけ、鶏肉の皮目から、こんがりと焼き色がつくまで中火で8分、裏返して1分ほど焼く(焼き鳥のように竹串を刺しておくと返しやすい)。皮目を上にして、天板にのせる。
3.[A]を合わせ、鶏肉の皮面に塗る。
4.[2]で使ったフライパンに[B]を加え、鶏の脂や焦げつきをこそげ落としながら、パセリが焦げないように1〜2分炒める。
5.[4]を鶏肉の皮面にのせ(a)、220℃に予熱したオーブンで4〜5分焼き、器に盛り、ベビーリーフを添える(トースターの場合は、竹串を抜いて5分ほど焼く)。
POINT:工程(a)は鶏肉にまんべんなく振りかけて。オートミールが肉汁を吸うので、肉汁までしっかり味わえます。
* * *
『パリっ子のおいしい オートミールレシピ』には、このほかにも、食卓の主役になるひと皿から副菜、デザートまで、オートミールの特性をさまざまな調理法で活かしたレシピが49品紹介されています。ぜひチェックしてみてください。