成婚率上昇中のマッチングアプリ!
ただでさえ出会いがないのにコロナ禍でさらなる追い討ち! そんな時は“マッチングアプリ”一択かと思いきや、上手く交際・結婚までのゴールテープを切れたのは周りの人ばかり?
今後も拡大して行きそうなマッチングアプリの土俵から降りたアラサー女性たちにその訳を聞いてみました。話題の絶えないマッチングアプリとの別れを一挙紹介!
それでもアプリをやめた訳は?
◆定型アピールに疲れて…(レナさん・仮名)
「やたら多いのが男性の『年齢より若く見られます』アピール! プロフィール欄にこの言葉を書くとホイホイ女が寄ってくると思っているのかな? まあ切羽詰まると私もいいねしちゃうんですけど… 実際にそんなアピールをしている人たちに会ってみても、いや年齢相当だわ! ってツッコミたくなるくらい普通なことが多い。特に40代以上の男性会員に多い気がするけれど… そんなアピールに疲れた私は先日アプリを退会しちゃいました」
◆初対面で怖くて…(カナコさん・仮名)
「アプリで知り合った男性とデートの約束をしたのですが、待ち合わせ場所は日ごろから通勤や待ち合わせでごった返している所。当日、向かいながらちゃんと見つけられるか心配していると『俺、今日竹刀持ってきたからすぐにわかるはずだよ!』と言う彼。竹刀を肩まで挙げていた彼に人違いをすることはありませんでしたが、悪目立ちする彼に声を掛ける勇気がなく、その場から逃走しました。これがアプリで初めて会う男性だっただけに恐怖心が芽生えてしまい、それ以来私のアプリが起動することはありませんでした」
◆堅実さに欠け…(マホさん・仮名)
「アプリって、お互い下の名前で登録することが多いじゃないですか。もちろんファーストデートでいい感じの人だったらフルネームを聞くこともあるけれど、私が出会ったある男性は絶対に苗字を教えてくれなかったんです! 最初はいつか教えてくれるだろうと思い、どこかもやもやしつつもいい雰囲気のところまで行ったけれど… 身バレの心配をしているのか徹底的に隠す彼。こんなんじゃ結婚まではとても無理だと思って、今は堅実な方法を模索中」
◆デート済み男性がループ状態…(マリナさん・仮名)
「私が使っていたアプリは“おすすめ会員”っていうのが日に何度か出てくるタイプ。共通の趣味や行動範囲が同じ男性、好みなどがAIでマッチングした人が紹介されるんだけど、日に日に増えてくる『すでにデート済』な男性たち。仕事が暇になったコロナ禍に、アプリで出会った人たちと週6でデートしてたらそうなっちゃって。ループ状態に入ったと悟った時には潮時と思い、アンインストールしました」
◆振り込め男の出現で…(ミカさん・仮名)
「私の将来の夢が外国に住むことだったので欧米のマッチングサイトを使っていました。ある男性と親密になり彼が日本に遊びにくる計画まで立てたのに、急に渋り出したんです。訳を聞いたらある事情で金銭的に余裕がなくなったそうで。だからお金を貸してくれたら日本に行った時に返せるよって言うんです! やばい男引き当てちゃった! これぞ国際ロマンス詐欺だ! ってある意味興奮しながらも、即座にサイトを退会。少しでもお金の話になったら気をつけないとダメですね」
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少し前までは“出会い系”と呼ばれ、密やかな存在だったマッチングアプリが今では男女の自然な出会いツールに。周りを見渡せば確かにアプリきっかけでの交際や結婚が増えてきています。出会いが少ない今、非常にありがたい存在ですが、必ずしも理想の相手と出会える保証はありません。しかし退会するに至っても何かしらの収穫があるはず。人生経験の一つに加える価値はあるかもしれませんね。
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OLライター タケ子
恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪