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BEAUTY

2022.12.09

「マスクを外すこと」が恥ずかしいと思っている人は“2人に1人”! 大切なのは「表情筋」だった!?

美容機器メーカーの手がける「表情筋研究所」が、20代~50代の男女400名を対象に行った「表情筋実態調査2022」の結果をご紹介します。「マスクを外すのが恥ずかしい」「表情筋が気になる瞬間が増えた」などの回答から、長く続くマスク生活の実態や、それに伴う意識の変化などが見えてきました。

突然マスクを外すことになった! 焦ったことはありませんか?

長く続いたマスク生活。しかし最近では世界中で、マスク着用のあり方を見直す動きが高まっています。もちろん、日本も例外ではありません。

一方で、2022年の新語・流行語大賞には、「マスクを外すことが下着を脱ぐのと同じように恥ずかしい」という心理を比喩した「顔パンツ」という言葉がノミネートされるなど、マスクを外すことに抵抗を感じる方も少なくないようです。

そんな傾向を受け、美容機器メーカーであるヤーマン株式会社が手がける研究・開発拠点「表情筋研究所」が「表情筋実態調査2022」を実施。20代~50代の男女400名を対象に、マスクを外す生活に向けての意識や、その対策方法を調査しています。

非常に興味深かったので、今回はその調査結果を詳しく紐解いていきます!

「マスクを外すこと」が恥ずかしいと思っている人は2人に1人!

まずはこんな質問から。

表情筋実態調査2022 グラフ1

調査によれば、「最近マスクを外すのが恥ずかしい」と回答した方は45.3%、「何もなくてもマスクをつけていたい」と回答した方は49.5%という結果になりました。

なんと2人に1人の方が、人前でマスクを外すのが恥ずかしいと感じているようです。急にマスクを外すことになったときに慌ててしまうことも多いですよね。

急にマスクを外すことになったときの恥ずかしかったエピソードとして、アンケートでは次のような意見がありました。

「リップを塗るのを忘れていた」(30代・女性)

「マスクを付けるようになってから知り合った人に、マスクを外すとイメージが違うと言われた」(40代・女性)

「顔の産毛を剃っていなかったので、まじまじと顔を見られるのが恥ずかしかった」(40代・女性)

アンケートでは、「急に写真を撮ることになったとき」や「メイクのし忘れ」の恥ずかしかったエピソードが多く挙げられていたそうです。目元のケアやメイクは抜かりなくても、マスクの下はおざなりになりがち…。そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか?

マスクを外す生活に向けて、みんなは何してる?

表情筋実態調査2022 グラフ

続いてこんな質問を。「マスクを外す生活に向けて何か対策をしていますか?」という問いに、全体の35.8%が「している」「しようと思う」と回答。

男女ともに若年層ほど高い傾向があり、20代・30代女性では60%を超える人が「対策をしている」「対策をしようと思う」と回答しています。マスクを外すのは恥ずかしいと感じる分、アフターコロナ時代に向けてケア意向が高まっているようです。

表情筋実態調査2022 グラフ3

マスクを外す生活に向けての対策方法としては、「スキンケアを変える」が11.0%、「ハンドマッサージをする」が8.8%、「メイクの仕方を変える」が8.5%となりました。

マスク生活のときには意識していなかった口元のケアやメイクを、現在、より意識的に心がけているという人もいるかもしれませんね。

大切なのは「表情筋のケア」!? 表情筋に関する意識をチェック

美容機器を開発する中で培ってきた「表情筋研究」をベースに、高次元の「テクノロジー」と先端美容研究によって辿り着いた「サイエンス」の双方をあわせ持った独自の視点で美を深層から科学する「表情筋研究所」。

マスクを外しても自信の持てる“豊かな表情”を育てるためには、「表情筋」がとっても大切なのだと語ります。

表情筋実態調査2022 グラフ4

そんな表情筋にフォーカスしたこちらの質問。

「2021年と比較すると、表情筋や自身の表情について気になる瞬間が増えましたか?」という問いには、全体の26.8%の人が「かなり増えた」「増えた」と答えています。

特に女性は軒並み30%を超えており、40代50代は48%と、約半数もの人が「増えた」と感じていることがわかります。

実際マスクの有無にかかわらず、年齢を重ねるにつれ、肌のたるみやむくみ、しわなどお悩みも増えますよね。口角が下がってしまったり、目元がたるんで目が小さく見えたりと、見た目年齢にも影響が出てしまいます。マスクを外したくない気持ちもわかるかも…。

表情筋実態調査2022 グラフ5

しかし、きちんと表情筋を鍛えている、ケアしているという人は全体の2割程度にとどまっています。表情筋が大切なのはわかるけれど、どうやってケアをすればいいのかわからない、なかなか習慣づかないという人もいらっしゃるはず。

その一方で、ケアしている人にその頻度を聞いたところ、全体の66.2%が「週1回以上ケアしている」と回答しており、習慣として表情筋のケアを行えていることがわかります。

気になる表情筋の第1位は、2年連続「口まわり」!

表情筋実態調査2022 グラフ6

気になる表情筋については、第1位が「口まわり」、第2位が「頬まわり」、第3位が「目元」と続きます。口まわりが気になるという人は、2022年は頬や目元の倍以上!

マスクを外すことが多くなり、口のまわりの状態を改めて見直す機会が多いからかもしれませんね。

表情筋実態調査2022 表情筋のイラスト

ちなみに口まわりの筋肉は「口輪筋」、頬まわりの筋肉は「大・小頬骨筋」、目元の筋肉は「眼輪筋」と言うそうです。筋肉が衰えると、支えきれなくなった皮膚や脂肪がたるんでしまうため、疲れているような表情になったり、老けて見えることにもつながったりするそうですよ。

初めて聞く名前の筋肉もたくさんありますよね。今まで知らなかった筋肉の衰えが、案外自分のお悩みの原因になっているのかも。

口元を触っている女性
(c)Shutterstock.com

長引くマスク生活において「マスクを着けている方が安心、顔が隠せて楽」という意識が広まり、マスクを外すことが恥ずかしいと感じられるようになった昨今。若い世代ほど強く気にする傾向がある、と「表情筋研究所」は分析しています。

マスクで隠れていて手を抜きがちな顔の下半分。だからこそ、未来のNOマスク生活や、不意にマスクを外さなければならない場面で困らないように、きちんとした対策をしておくことが重要なんです。

もちろんスキンケアやメイクも大切ですが、毎日の表情筋のケアでも素敵な笑顔は作れます。ぜひ手軽に始められる表情筋エクササイズなどを通して、自信の持てる豊かな表情を育てていってくださいね。

【調査概要】
『表情筋実態調査2022』
調査対象:20~50代男女、各50名(計400名)
調査期間:2022年11月
調査方法:インターネット調査
調査主体:ヤーマン株式会社 表情筋研究所調べ

TOP画像/(c)Shutterstock.com

表情筋研究所

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