マッチングアプリデートのドタキャン率は?
今やマッチングアプリでの出会いで成婚する人は珍しくなく、出会いの主なツールとして「マッチングアプリ」を使用する人は多いのでは? お互いがマッチして、アプリ上でやりとり、その後お互いの連絡先を好感して… いざ会おう! とした日に、ドタキャンされた経験… ありますか?
今回は婚活・恋活マッチングアプリ「Dine(ダイン)」を運営する株式会社Mrk&Coが、6,024人の男女を対象に実施した「ドタキャン(当日キャンセル)アンケート調査」の結果から、ドタキャンをされたことある人の割合や、相手に告げる理由と相手には告げない「本当の理由」、そしてドタキャンされた相手との再調整はアリ? ナシ? など気になる結果が明らかに。みんなの「マッチングアプリドタキャン事情の真実」を覗いていきましょう。
■マッチングアプリで「ドタキャンをされたことがある」人は男女ともに4割以上
マッチングアプリで出会った人との初デートで「ドタキャンをされたことがある」人の割合は、男性42%、女性40%という結果に。男女ともに全体の半数近くの人がドタキャンをされており、デートまでこぎつけたとしてもドタキャンによって実際に出会えなかったという人も少なくはないことがわかりました。
■「ドタキャンしたことがある」人は「された」人に対して少ない!?
反対に、「ドタキャンをしたことがある」人の割合を見てみると、男性が12%、女性が25%という結果に。前述の「ドタキャンをされたことがある」と答えた割合と比較して、「ドタキャンをしたことがある」と答えた割合は、なぜか男女ともに少ない傾向となっています。
これはもしかしたら「少数の人が複数回ドタキャンをしている」、またはドタキャンをしたとしても「ドタキャンをしたことを忘れている」などが理由として考えられそうですね…。
ドタキャンの理由は!? 本音とタテマエ
■本当のドタキャンした理由は男女ともに…
ドタキャンをした理由については、男性は「仕事が長引いた/急な予定が入った」が1位。女性は「風邪や生理などの体調不良」が1位という結果に。男性の仕事が長引いてしまったはよくありそうな理由ですし、生理やホルモンバランス、気候の変化でも体調不良を起こしやすいことも多い女性。どちらの1位も、しょうがないと思える納得の理由でした。
しかし、注目したいのは男性2位、女性3位にランクインした「当日になって面倒くさくなった」や男女ともに5位にランクインした「事前のメッセージで会いたく無くなった」という理由。ドタキャンをされた本当の理由はもしかしたらそれもあるのかもしれない… とついつい考えてしまう結果となりました。
■ドタキャン理由をごまかす女性は5割
上記が実際にドタキャンをすることになった理由ですが、ではみなさんドタキャンをするときどんな理由を相手に告げているのでしょうか?
「ドタキャンをした理由を相手に説明する時、嘘の理由を告げたことがありますか?」という問いについて「ある」と答えた人の割合は、男性が39%に対し、女性は51%という結果に。男性と比較すると女性の方がドタキャンの際に嘘の理由を告げており「建前」をうまく活用していることがわかりました。
嘘をついた理由については、男女ともに「相手を傷つけないため」という声や「本当のことを言いづらいため」などの意見が多い他、女性からは「生理痛は男性に言いにくいため」というコメントや、なかには「プロフィールと違う容姿だったのでキャンセルした時に、本当の理由は言えなかった」といった男性からのコメントも。
■建前の理由に「新型コロナ感染」
ちなみに相手にドタキャン理由を説明する際のランキングがこちら。実際のドタキャン理由としてもランクインした「仕事が長引いた/急な予定が入った」と「風邪や生理などの体調不良」の他に、男女共に「新型コロナに感染/濃厚接触者になった」がTOP3にランクイン。
やはり「新型コロナに感染した/濃厚接触者になった」と言われてしまうと、「いたしかたない」と相手も納得せざるを得ないですし、いつ誰が感染してもおかしくない状況のため理由として言いやすいのでしょうか。もはや「新型コロナに感染」はお断りする際の常套句にもなっていそうです…。
ドタキャンをされた相手との再調整は「ナシ」が半数以上に
ドタキャンをしてきた相手とのデートの再調整は「アリ」か「ナシ」かについても調査を行ったところ、男女どちらも半数以上が「なし」と回答。
理由としては「ドタキャンをする人は信用できない」「縁がなかった」といった意見が多く、ドタキャンをした人に対するマイナスイメージが大きいよう。一方で、約3割の男女は「条件付きであり」と回答しており、「納得できるキャンセル理由があれば」「きちんとした謝罪で誠意が伝われば」と懐の広い人も少なからずいることがわかりました。
相手のことが本当に気になるならドタキャンは絶対NG!「思いやり」を忘れずに
マッチングアプリでの初デートにてドタキャンをされた人は男女ともに4割と、半数近くの人がドタキャンを経験。そして「本当のドタキャン理由」と「相手へ建前で伝える理由」が違うことも多いことがわかりました。
本当に致し方ない理由があって、当日ドタキャンという結果となってしまうこともあるとは思いますが、約束をドタキャンをされた側からすれば、せっかく忙しい時間から捻出した時間がムダになるだけでなく、「ドタキャンをされた」ことによる心の傷もできてしまうはず。
まだ会ったことがない人とはいえ、相手への思いやりは持っていたいもの。ましてや、相手のことが本当に気になっているのに当日ドタキャンとなってしまう場合は、「再調整NG」と思う人が大半のため気を付けたいところです。
ちなみに昨今では、アプリ上でお店の予約まで済んでしまう“ドタキャンがされにくいマッチングアプリ”などもあるよう。ドタキャンされるのでは? と考えるだけでストレスを感じてしまう人は、そのようなアプリをそもそも選択することもポイントかも。「相手への思いやり」は忘れずに、新たな出会いを探していきたいですね。
アンケートの詳細はこちら
「ドタキャン(当日キャンセル)アンケート調査」概要
調査主体:婚活・恋活マッチングアプリ「Dine(ダイン)」(株式会社Mrk&Co)
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査期間:2022年9月9日(金)~2022年9月11日(日)
調査機関:株式会社Mrk&Co
調査対象:婚活・恋活マッチングアプリ「Dine」を利用する男女
有効回答数:6,024人