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BEAUTY

2022.10.31

おしゃれに【キャップ】をかぶるポイントを解説!似合う髪型、服装は?

キャップの人気は秋冬も続行中。コーディネートのハズしアイテムですが、こなれてかぶるのが難しい。そこで、「これさえやっておけば間違いなし!」の押さえておくべきルールを提案します。

きれいめ派のおしゃれにもキャップが浸透!

キャップって日差しが気になる春夏に使うイメージですが、今年はそのブームが秋冬にも継続中。どうやら「強い日差しから頭部や肌を守るもの」という実用的な認識から、「きちんとコーデのハズしやスポーティな着こなしのアクセントに使うもの」というおしゃれ小物のひとつに変わってきているようです。

キャップ

▲コーディネートにこなれ感を添えたいときはキャップを取り入れよう!

かぶり方は、深めにかぶる&前髪を出さない、が鉄則

帽子の中ではとっつきやすいキャップですが、コーディネートになじむこなれたかぶり方は意外にも悩むもの。キャップって昔からあるアイテムだから、かぶり方で時代を感じてしまうこともあります。ちょっとバランスが違うだけで野暮ったく見えたり、古くさく感じたり。

今のかぶり方は、
✔︎ しっかりと、やや深めにかぶる
✔︎ 前髪は出さない

ということが大事。それに加えて、キャップを今っぽく生かすためのヘアとファッションにも注目。以下のポイントを押さえておけば、キャップコーデが確実に洒落見えするはずです!

キャップ×ボブヘアは間違いない組み合わせ!

キャップをどうかぶっても間違いない髪型は、ボブ。毛先に重さがありながらも、肩と毛先の間に空間ができるため軽やかさが加わり、ヘルシーなキャップスタイルになります。

かぶるときに注意したいのは、サイドの髪はすっきりと耳にかけておくこと(もみあげの後れ毛はあってもかわいいです)。顔周りの髪を下ろしたままキャップをかぶると、もさっと野暮ったく見えてしまいます。まだまだマスクを完全に手放せないご時世なので、頭部がもっさりしていると暗い印象にもなりますよね。

前髪が長い場合は、サイドの髪と一緒に耳にかけてしまうのがいいでしょう。前髪がある人は、かき上げるか横分けにしてキャップの中にしまいます。

◆キャップ×ボブのお手本サンプル

▲サイドの髪は耳にかけつつ、もみあげは後れ毛っぽく残しても◎。もみあげの毛束はバームなどで束感を出して。

▲首元にボリュームのあるトップスを合わせるときは、顔周りをすっきりタイトにさせるとバランス良好。

キャップ×ロングは、低めの位置でまとめ髪を!

肩より下で結べる長さの髪は、ひとつ結びやゆるっとしたお団子にするのがおすすめです。

特に秋冬の服装は厚手アイテムや重ね着になるため、長い下ろし髪+キャップを合わせるとどうしても重い印象に。顔周り〜耳後ろの髪をなくすだけで爽やかさと抜け感ができ、ヘビーさを軽減してくれます。

まとめ髪にするときに気をつけたいことは、まずはゆるさを残すこと。例えば、耳の前の髪を後れ毛として出しておいたり、髪はタイトにまとめ過ぎず手ぐしでラフに集めて結んだり。髪をまとめる際、例えばサイドを完全に耳にかけず、耳の上半分が隠れるようにしてもゆるさが演出できます。

気をつけたいもう1点は、低めの位置で結ぶこと。襟足のギリギリ上あたりで結ぶとキャップを邪魔せず、まとめ髪のニュアンスも生きていい感じ。

タイトにして高い位置で結ぶと、キャップの調整ベルトの上の穴から毛束を出すことになり、そうするとリアルなスポーティ感が出てしまうため、普段の着こなしにはミスマッチです。

◆キャップ×ロングのお手本サンプル

▲髪にゆるみを持たせて下の位置で結び、毛先を引き抜かず輪結びにしたロングアレンジ。カジュアルな着こなしに、レディな小物でメリハリを。

▲耳後ろをふっくらさせて毛先だけプチ結びにしたアレンジ。襟抜きな着こなしが定番のシャツにも、よく似合う!

▲顔周りにひと束の後れ毛を残し、後ろはざっくりお団子に。サイドの髪は全部耳かけせず、耳の上半分を隠すようにふんわりまとめて。

▲こちらは、襟足あたりではなく毛先近くを輪結びにしたアレンジ。ボブのようなシルエットになる。

キャップが、ボリュームのある服のちょうどいい引き締め役に!

キャップはゆるみがないため、かぶると頭部がコンパクトに見えます。なので、ゆったり&ざっくりしたトップス、広がりのあるロングスカート、太めのパンツなど、ボリュームのあるシルエットを締めるのにぴったり。

かぶるだけでトレンド感が出るキャップは、意外にもどんなテイストにも似合います。キャップの色や素材でも印象が変わるので、お手頃なものをいろいろそろえておくとトータルコーディネートが楽しめそう!

◆ハズし? それともこなれ感アップ? 参考にしたいコーディネート例

キャップ×ボリュームシルエットを前提にした上で、お手本にしたいコーデを紹介。コーデにおけるキャップの役割や、合わせることの効果を詳細解説します。

太めパンツのボリューム感を中和

ブラウンのニットと黒の太いパンツの女性

太めのパンツ、モフモフのカーディガンなど、ゆるっとした着こなしにキャップを合わせると、ストリートな雰囲気に。ストラップシューズやレザーバッグで、ヤンチャ感を中和。

フェミニンなAラインスカートコーデにキレ味をプラス

グレーのロングスカートの女性

Aラインのロングフレアースカートという、ボリューミーなボトム。キャップをかぶって上をコンパクトにすると、全身のバランスが◎。存在感のあるスニーカーを合わせたスポーティなコーデには、必ずアクセや合わせてフェミニンなニュアンスをひとさじ。

甘辛コーデのまとめ役に!

カゴバックを持った女性

スカラップの袖や裾の甘めワンピ+ジャケットベストの甘辛コーデのフックとして、キャップをIN。違和感のある組み合わせだからこそ、洒落見えします。

かわいいアイテムの甘さを軽減

ワンピースとキャップの女性

パフスリーブや裾の切り返しギャザーなど甘いディテールのアイテムを主役にした場合、キャップはその甘さを軽減してくれる小物のひとつ。「ちょっとかわいすぎて大人だとイタく見えるかな…」というときのハズしとして取り入れましょう。

レディな着こなしをカジュアルダウン

ジャケットとロングスカートの女性

ジャケットなどきちんと感のあるアイテムをハズすときにも、キャップは大活躍。コンサバ感をちょうどよくカジュアルダウンさせて、今っぽい雰囲気に仕上げます。選ぶキャップは上質さを損なわないレザーなど、素材を意識すると散らかりすぎません。

こなれカジュアルを後押し

シャツと白パンツの女性

スエットやデニムなどと合わせると、カジュアル感が一層加速。ともすると子供っぽくなってしまったり、だらしなく見えてしまったりする場合もあるため、靴やバッグなどの小物は華奢なアイテムを選ぶなど、トータルでバランスのよい着こなしを目指して。

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
【消費税の価格表記について】 記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。

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