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2022.10.10

『笑っていいとも!』が終了した2014年、Oggiではミモレ丈や膝丈などのスカートブームが!

1992年、グローバルに活躍するキャリア女性を目ざす、働く女性のためのファッション誌『Oggi』が創刊しました! 創刊30周年を記念して、創刊号から最新号までの軌跡を時代背景と共に1年ごとに振り返っていきます。消費税が5%が8%に増額した2014年、『Oggi』ではトレンドのスカートを取り上げた企画が大人気!

2014年、「膝丈」&「ミモレ丈」などのスカートが大ブーム! 通勤&週末スタイルも、1年を通して「スカート」が大人気

2014年Oggi11月号

もともとパンツ派が多いOggi読者ですが、2014年はスカートブームが到来。

春先は“ひざ丈のタイトスカート”が主流だったのに対して、秋冬からは“ミモレ丈のスカート”へと少しだけ丈が長くシフトチェンジします。

4月号「ひざ丈タイト&ハリ感ふんわり好印象スカートで春をスタート!」や11月号「“旬丈スカート”でもっと! 大人キレイな仕事服」など、トレンドのスカートを取り上げた企画は大人気となりました。

通勤スタイルに変化が! 大人仕様に進化したパーカーやスカートが新たなワードローブに

また、今まで通勤スタイルの定番ではなかったパーカーやスニーカーが取り上げられるようになります。

東日本大震災以降、ファッションやメイクの向き合い方にも変化が現れ、動きやすいリラックス感のあるアイテムやがんばりすぎないおしゃれ、機能性や着心地のよさも重視され始めるようになったのでした。

2014年の注目記事をピックアップ!

2月号「『大人パーカー』真冬のレイヤードに実力発揮!」

フード付きだと子供っぽい印象になりそう、という理由で避けていた“パーカー”。

ところが当時、その着心地のよさ、動きやすいデザインを好む傾向にあったため、通勤アイテムとしても取り入れるように。

デザインや色、素材などが大人仕様に進化し、新たなベーシックワードローブとして仲間入りしたのでした。

この企画では、定番アイテムでこなれ感を演出するのが得意な望月律子さんが「大人パーカー」の着こなしを指南。

シャツ&チェスターコートにパーカーを1枚挟んだ着こなしは、大人のハンサムスタイルとして人気のスタイリングに。

パーカーレイヤードは、新鮮なのに真似がしやすいと『Oggi』の定番スタイルとしても確立したのでした。

5月号「ブルーシャツで感度UP! な1ヵ月コーディネート」

定番アイテムの“シャツ”ですが、この年は“ブルーシャツ”ブームが到来。

2012年から継続して人気のダンガリーシャツのほかに、ブルーを基調にしたストライプ柄、ギンガムチェック柄がトレンドに。

当時、『AneCan』などでも活躍していたスタイリストの亀 恭子さんが、旬のブルーシャツを主役にした1ヵ月コーディネートを提案します。

甘くなりがちなギンガムシャツはブルーを選んでメンズっぽくラフに着こなすなど、さわやかさとシャープさを兼ね備えた春らしい着回しが人気となりました。

7月号「大人が満足!『かわいい値段』の極め方」

ファストファッションはもちろん、通販サイトが充実し始めたことで、今まで以上に安い値段で服を購入できるようになった’15年。

一方でプチプラアイテムを買ってみたものの、やっぱりチープに見えたり、デザインが若すぎたり… という失敗談も増えました。

そこで、エディターの三尋木奈保さんが責任編集を担当し、大人のための“プチプラ道”を徹底追求。

三尋木さんのフィルターを通した企画は毎回人気で、論理的かつわかりやすい説明で納得のいくチョイスが読者にも大好評。

誌面では“インデックス”や“プラステ”など、お値段以上にクオリティが高いブランドを上手に活用することで着こなしの幅を広げる提案など、実用的かつ即実践できると人気に。

10月号「独身限定、Oggi世代の“モチ男”SNAP」

性格も仕事っぷりもよく、近くにいるだけでモチベーションを上げてくれる男性を“モチ男”と命名。

登場する男性はすべて口コミで大募集した、リアルな職場で働く男性たち。

そんな彼らを、だれもが認めるイケメンを集めた「グッドルッキング」枠、仕事に真剣に取り組む姿に刺激をもらえる「必殺仕事人」枠、気遣いができる優しい人柄にキュンとする「ハートウォーミング」枠、明るいキャラで盛り上げてくれる「話すと三枚目」枠などに分類。

自分たちの近くにもこんな“モチ男”がいたらいいな〜と、盛り上がること必至の楽しい記事。

モチ男はみなギラギラした感じはなく、さわやかで知性を感じる人ばかりで、Oggi読者の心をわしづかみにしたのでした。

11月号「“旬丈スカート”でもっと! 大人キレイな仕事服」

これまでスカートといえば「ひざ上丈」がトレンドでしたが、’14年の秋冬に劇的変化が訪れます。

パンツ派もスルーできないほど、スカート丈が10cm以上も丈が長くなるという新潮流が現れました。

そんな「ミモレ丈スカート」は落ち着いた印象を与えることができて、大人きれいなコーディネートに着映えることができるので、甘めが苦手なパンツ派にも支持されブームに。

媚びない女らしさが漂って、クールな着こなしになる「女っぷりタイト」、好感度が高くリッチな雰囲気の「上品フレア」のふたつのタイプに分けて、それぞれ新しいバランスの取り方を指南しました。

12月号「働く女子の『年収』ビックデータ」

インターネットが私たちのインフラの一部となった2010年ころから注目され始めたビッグデータ。

そこにSNSやECサイトが台頭してきたことで顧客データの分析をマーケットに役立てるようになり、ビジネスシーンでトレンドワードとなっていたのです。

『Oggi』では、働く女性の年収を徹底リサーチし、そのビッグデータをもとにお金に対する価値観を深掘りしていきました。

平均年齢30.2歳、業種はメーカー・医療系・金融系などが多数。年収は400万〜500万円台と世間一般的なデータよりもかなり高収入という結果に。

現在の貯蓄額の平均428万円に対して、最高貯蓄額はなんと、1400万円! ビックデータ企画は、衝撃的なデータを残したのです。

豪雨や噴火など自然災害の多かった2014年、日本中を騒がせた「STAP細胞」騒動も

8月に広島市で豪雨による大規模災害が発生、9月には御嶽山が噴火し多数の死者が出るなど、自然災害の多かった2014年。

理化学研究所の小保方晴子氏らが作製したとした「STAP細胞」をめぐる一連の騒動が起こった年でもありました。

そして、お昼の名物バラエティー番組『笑っていいとも!』(フジテレビ系)が終了。瞬間最高視聴率は、なんと33.4%を獲得し、32年間の歴史を有終の美で飾ったのでした。

2014年の時事トピックまとめ

消費税が5%から8%に増税/青色LEDで日本人3名がノーベル物理学賞受賞/STAP細胞論文に捏造や改ざん/錦織 圭選手、全米準優勝/韓国観光客船「セウォル号」沈没/昼の長寿番組『笑っていいとも!』が放送終了/北海道日本ハムファイターズ・大谷翔平選手が二刀流で活躍/日本一の超高層ビル「あべのハルカス」オープン/ソチ・冬季オリンピック開幕/宇宙飛行士・若田光一さんが日本人初の船長に就任/横田めぐみさんの両親がめぐみさんの娘と面会/東北楽天ゴールデンイーグルス・田中将大選手、ヤンキースと7年契約で合意/東京国立競技場、閉鎖/俳優・高倉健さん死去/ざわちんの「ものまねメイク」が大ブーム/秦基博『ひまわりの約束』、椎名林檎『NIPPON』、松たか子『レット・イット・ゴー〜ありのままで〜』などがヒット/ドラマ『昼顔』『HERO』『きょうは会社休みます。』放送/映画『アナと雪の女王』公開

※本記事では当時の誌面を使用しています。無断転載はお控えください。

文/HATSU

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
【消費税の価格表記について】 記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。

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