レモンは夏バテの救世主！ ストックしておきたい「レモン氷」
食欲がなくなりがちな暑い夏… そんな時こそ夏バテの救世主、レモンを活用したい！ 管理栄養士・渥美まゆ美先生に、夏にぴったりなレモンの使い方をお伺いしました。
「レモンの酸味による刺激は、胃腸の動きを活発化。唾液や胃液が出やすくなり、栄養の消化吸収に役立ちます。また、香り成分であるリモネンはリラックス効果に役立ち、クエン酸と共にビタミンCは抗酸化力が高く疲労回復を助ける鉄の吸収を良くするので、疲労感軽減に役立ちます。
猛暑が続く今年の夏におすすめなのが、レモン果汁と野菜などを混ぜて凍らせるだけの『レモン氷』です。レモン果汁野菜などを合わせてジップロックで凍らせ、食べるときに袋の上からもみほぐして調味料と混ぜ、お好きな麺類を合わせてください。
市販のレモン果汁は、開栓後、賞味期限にかかわらず冷蔵庫に入れて1〜2週間以内に使い切る必要があるので、冷凍すると便利です」（渥美まゆ美先生）
◆ねぎレモン氷
そこで今回紹介するレモン氷は、長ねぎとレモン果汁を冷凍した「ねぎレモン氷」です！ さっぱりとしたねぎレモン氷は暑い日でも食べやすく、そうめんとの相性も抜群◎。
〈ねぎレモン氷の作り方（保存袋1袋）〉
・長ねぎ：1本（みじん切り）
・レモン果汁：100ml
材料を保存袋に入れ、平らにして冷凍するだけ！
ねぎレモン氷を活用した「豚しゃぶネギ塩レモンそうめん」レシピ
ねぎレモン氷を活用したそうめんレシピに挑戦！ 豚肉に豊富に含まれるビタミンB1は、糖質の代謝を促し、体内で糖質がエネルギーに変わり体の代謝を良くしてくれるため、疲労回復の助けにもつながります。レモンを一緒に摂ることで、更に代謝を促進！
【材料（2人分）】
・そうめん：2束
・豚しゃぶしゃぶ肉：160g
・かいわれ大根：1/2パック
・ねぎレモン氷：80g
＜A＞
・白だし：大さじ1と1/2
・水：80ml
・ごま油：小さじ2
・塩：小さじ1/2
・こしょう：少々
【作り方】
1. 鍋に湯を沸かし、豚しゃぶしゃぶ肉を1枚ずつ火が通るまで茹で、粗熱を取る。同じ熱湯でそうめんを表記通りに茹で、ザルにあけて流水でしめ、水気を切る。
2. かいわれ大根は根元を切り落とす。
3. ねぎレモン氷を袋の上からもみほぐしてボウルに入れ、［A］を合わせる。
4. 器にそうめんと豚肉を盛り、［3］を全体にかけ、［2］をのせる。
＊ ＊ ＊
レモン氷をストックしておけば、夏休みのご飯に迷わない！ そうめんの新しいアレンジに挑戦してみたいという人にもぴったりです。夏に嬉しいレモンを活用したレシピで、暑い夏を乗り越えましょう。
