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2022.06.16

人気の観葉植物「パキラ」の花言葉とは? 特徴や育て方のポイントを紹介

オシャレな観葉植物として人気が高い「パキラ」。そんな「パキラ」の花言葉は、「快活」「勝利」。贈り物や自宅のインテリアグリーンにもおすすめです。今回は、育て方のポイントや定番の品種、開運アップアイテムとして選ばれる理由などを紹介します。

オシャレな見た目と育てやすさから、観葉植物の定番となっている「パキラ」。そんな「パキラ」に花言葉があることを知っていますか? 今回は、「パキラ」の特徴や育て方、おすすめの種類などをまとめて紹介します。プレゼントや自宅で育ててみたいと思っている方は、参考にしてみてくださいね。

観葉植物として人気のある「パキラ」

(c)Shutterstock.com

「パキラ」は、中南米が原産のパンヤ科「パキラ属」の植物。まるで人の手のような5枚の葉が特徴です。常緑樹で、一年中フレッシュなグリーンの葉が楽しめることから、贈り物としても人気の観葉植物となっています。

メキシコや南アメリカなどの温暖な地域に育つため、暑さに強く初心者でも育てやすいことも選ばれる理由の一つ。生命力があり、比較的環境を選ばないため室内・屋外両方で育てることができますよ。インテリアとして置くことで、カフェのようなオシャレな空間を演出でき、開業祝いやげん担ぎとしてお店に贈ることもできる、縁起のいい植物とされています。

「パキラ」の花言葉

実は、観葉植物にも花言葉があることを知っていますか? 「パキラ」には、思わず身近に置いておきたくなるような前向きな花言葉がつけられています。さっそく意味をチェックしていきましょう。

1:快活

「パキラ」は、非常に強い生命力を持っていることから「快活」という花言葉がつけられています。しっかりとした幹に濃い緑色の葉を繁らせている姿からは、エネルギッシュな印象も。室内でも健康で丈夫に育ってくれるため、「快活」という言葉がぴったりですね。

2:勝利

「パキラ」には、「勝利」という花言葉も。これにはあるエピソードが由来となっています。昔、ある貧しい村で「パキラ」を植えて育てていました。「パキラ」は、その生命力の強さからどんどんと株を増やしていったため、村人はそれらを売りに出すことにしたのだとか。

すると、「パキラ」は瞬く間に人気となり、村人は貧しい暮らしから抜け出すことができたのです。この話から、「パキラ」には、輝かしい「勝利」という花言葉がつけられました。

「パキラ」の育て方

「パキラ」は、非常に丈夫で初心者でも育てやすい観葉植物。お部屋に迎える前に、育て方のポイントをチェックしておきましょう。

(c)Shutterstock.com

室内での育て方

インテリアグリーンとしてお部屋の中で育てたいという方も多いはず。「パキラ」を室内で育てるときには、窓越しの日光が当たる場所で育てるのが理想的です。また、「パキラ」は日陰にも強いため、日の入らない部屋であっても育てることができます。ただし、あまりにも暗い場所に置くと、枝が間のびしてしまい、全体のバランスが崩れてしまう可能性も。1週間のうち1日でも日当たりの良い場所で日光浴させてあげましょう。

夏の時期は、レースカーテンで直射日光を遮断したり、半日陰に置いたりすることで、葉焼けを防ぐことができますよ。

屋外での育て方

「パキラ」を屋外で育てる場合には、長時間日光が当たらないよう注意しましょう。特に真夏の日差しが強い時期は、遮光ネットを張る、軒下に移動してあげるなどすると、健康な状態を保つことができます。

水やりの仕方

「パキラ」は湿潤な気候で育つ植物なので、水を好みます。土の表面が乾いてきたら、たっぷりと水をあげてください。特に春先から夏場にかけては生育期となり、ぐんぐんと成長する時期なので、気持ち多めにあげると良いでしょう。葉にも霧吹きで水をかけて潤いを与えてあげることで、より健康に育ちます。

運気アップアイテムとしても人気

生命力が強く育てやすいことから、身近な開運アイテムとしても注目されている「パキラ」。風水では、仕事場や書斎に置くと仕事運、玄関に置くと邪気払い、寝室に置くとリラックス効果が期待できるとか。

「パキラ」は、下に向かって葉を生やす習性があることから、悪い気を清めてくれるとも考えられています。お部屋に「パキラ」を置くときは、参考にしてみてはいかがでしょうか?

「パキラ」の種類

「パキラ」は世界中に約20種類あるとされていますが、日本で流通しているものは、「パキラ・アクアティカ」「パキラ・グラブラ」が代表的です。定番の緑色の葉をしたものから、斑模様の入ったオシャレなものまで、置き場所の雰囲気や好みに合わせて選んでみましょう。

(c)Shutterstock.com

1:パキラ・アクアティカ

日本で定番の品種が「パキラ・アクアティカ」。花屋では、幹の部分がくるくると三つ編みになった状態で売られており、とってもオシャレ。

2:パキラ・グラブラ

「パキラ・グラブラ」も、日本で最も流通している品種の一つ。艶々した濃い緑色の葉を茂らせるオーソドックスな「パキラ」です。定番の品種なので、花屋やホームセンターなどで購入しやすいのも嬉しいポイント。観葉植物の初心者にも育てやすいため、手にとってみてはいかがでしょうか。

3:パキラ・ミルキーウェイ

「パキラ・ミルキーウェイ」は、斑入りの品種。葉に白いまだら模様が入っているのが個性的です。白い模様が入っていることで、部屋に置くと涼しげな印象を与えてくれるでしょう。

4:パキラ・ムーンライト

「パキラ・ムーンライト」は、葉に黄色い斑模様が入っていて、オシャレな品種。他の品種と比べると、流通量が少なく、接ぎ木によって成長したものがほとんどです。一味違ったグリーンをインテリアに合わせてコーディネートしてみると、より楽しみが広がりますよ。

「パキラ」は花が咲く?

(c)Shutterstock.com

インテリアグリーンとして人気の「パキラ」ですが、実は花が咲くことを知っていますか? 「パキラ・アクアティカ」は、白い花が咲いた後、ピンクや赤のおしべが、「パキラ・グラブラ」は、白い花が咲くのです。しかし、「パキラ」が花を咲かせるのには、2つの条件が必要となります。

1つ目が、挿木ではなく種から育てられた株であること。2つ目は、種から育てて10年ほど育成された株であることです。日本では、苗として売られている場合が大半なので、種から育った苗を選ぶ必要があります。ややハードルが高いかもしれませんが、大事に育てた「パキラ」が花を咲かせたらきっと感動もひとしおですね。

最後に

インテリアグリーンとして人気が高い「パキラ」。丈夫で初心者にも育てやすいので、観葉植物をおうちに置いてみたいと考えている人にとっておすすめの品種です。寝室やリビングなどお気に入りの場所に置けば、きっと癒しや元気がもらえるはずですよ。これをきっかけに、身近にグリーンのある生活を始めてみてはいかがでしょうか。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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