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2022.06.13

愛を伝える「アガパンサス」の育て方とは? 花言葉やその由来も紹介

梅雨の花として知られる「アガパンサス」。家にいることが多くなるこの季節に、私たちの目を楽しませてくれるかわいらしい花です。今回は、「アガパンサス」の特徴と花言葉、「アガパンサス」の育て方などを紹介しましょう!

「アガパンサス」はどんな花?

(c)Shutterstock.com

「アガパンサス」は、南アフリカ原産で英語では「アフリカンリリー」といいます。「君子蘭」に似ていることから、日本では「紫君子蘭(むらさきくんしらん)」とも呼ばれる花です。

「アガパンサス」の特徴

「アガパンサス」の見頃は、5月から7月ごろです。種類は20種類ほどあり、花の色も白やピンク、紫、青などさまざま。また大きさも種類によって異なります。

「アガパンサス」の花言葉

「アガパンサス」は、「Agapanthus」と書き、ギリシア語の「agape(愛)」と「anthos(花)」が語源です。つまり、「アガパンサス」には「愛の花」という意味があります。したがって、花言葉には「恋の訪れ」「ラブレター」「知的な装い」など恋や愛を連想させるものが多いです。

「恋の訪れ」「ラブレター」という花言葉は、「愛の花」にちなんだものですが、「知的な装い」とはどのような由来があるのでしょう。調べてみると、淡い青紫色の涼しげな立ち姿からこのような花言葉になったといわれているそうです。

「アガパンサス」の英語などの花言葉

「アガパンサス」の英語の花言葉は、日本語と同じく「LOVE LETTER」です。愛の告白をするときなどに「アガパンサス」の贈るといいのかもしれません。ほかにも、以下のような花言葉があります。

・liefdesbrief(ラブレター)オランダ
・dyp kjærlighet(切愛):ノルウェー
・Amour(愛):フランス
・Désir amoureux(好色な欲望):フランス
・Volupté(官能、好色):フランス
・Passion(情熱):フランス

「アガパンサス」が誕生花の日にちは?

6月11日、6月29日生まれの人は、「アガパンサス」が誕生花です。もし、あなたの周りにこの日に生まれた人がいたら、ぜひ「アガパンサス」を贈ってあげましょう。

「アガパンサス」の育て方とは?

(c)Shutterstock.com

「アガパンサス」は、たいへん丈夫で育てやすいので、公園や花壇にもよく植えられています。初心者でもチャレンジしやすい花だといえるでしょう。

「アガパンサス」には、冬でも枯れない多年草タイプのものと、冬になると地面より上の部分が枯れてしまう宿寝草タイプのものがあります。また大きさもさまざまで、大人の膝丈程度のものから1メートルを超えるものもあるんですよ。

「アガパンサス」は、日当たりが良く、また水捌けの良い環境を好みます。特に、日当たりが悪いと花が咲かないことがあるので、最低でも半日は火が当たる場所に植えましょう。

また、「アガパンサス」は非常に強く、やせた土でも育ちます。用土にこだわることはありませんが、水はけはよいほうがいいでしょう。地植えにする場合には、庭土と腐葉土を同じくらいの割合で混ぜ込んでおくと良いですよ。

「アガパンサス」の選び方と植え方

「アガパンサス」を選ぶ際には、ポット苗に少なくとも3株くらいは入っているものを選びましょう。小さい株だと花が咲くまでに1年以上かかる場合があるのです。また、「アガパンサス」には多年草タイプのものと宿寝草タイプのものがありますが、一般に後者のほうが耐寒性が強いと言われています。

初心者は苗で植えることをおすすめします。もし、一度花を咲かせてタネが取れた場合、長い期間放置した「アガパンサス」のタネは発芽しにくくなっていることが多いので、すぐに植えるようにしましょう。タネから育てると、開花までには4〜5年間かかります。

「アガパンサス」の日常の世話は?

Agapanthus

「アガパンサス」の世話はとても簡単です。水やりは、土の表面が乾いたらでいいので、たっぷりと水をあげてください。「アガパンサス」は乾燥には強いのですが、過湿には弱いので、土が乾かないうちに毎日水をあげてしまうと根腐れを起こすことがあります。

また、「アガパンサス」は時折、アブラムシの被害を受けることがあるのです。もし、アブラムシが付いたらスプレータイプの殺虫剤で駆除しましょう。それ以外の病害虫はほとんどないのも「アガパンサス」の育てやすいところです。

「アガパンサス」の花が咲いたら?

「アガパンサス」は、花が咲き終わったら、花茎を根元からカットします。地植えの場合にはそのまま置いておけば大丈夫ですが、鉢植えの場合には、鉢底から根っこが出てきたら株分けをしましょう。

「アガパンサス」を増やすには?

「アガパンサス」の株分けは、3月ごろ、あるいは9〜10月ごろがいいでしょう。同じ鉢を使っていると株が老化するので、株分けは必須です。あまり小分けにする必要はありません。4〜5芽をつけて大きめに分けるようにしましょう。葉っぱが10枚程度出ると花芽がつくので、株分けの際には10枚の葉と4〜5芽を目安にするといいと思います。

「アガパンサス」と同じ種類の花

(c)Shutterstock.com

「アガパンサス」は、ヒガンバナ科に属しています。同じ、ヒガンバナ科にはどんな花があるのでしょうか。

1:アマリリス

初夏に、大きな花を咲かせるのがアマリリス。アマリリスの花言葉には「誇り」「おしゃべり」「輝くばかりの美しさ」。1月26日、2月24日、5月28日、5月30日、7月16日の誕生花でもあります。

属名の学名「Hippeastrum(ヒッペアストルム)」といい、「馬のように大きくて、星のような花」という意味があります。

2:アリウム

小さな紫色の花がボール状にまとまって咲くのが特徴です。5月16日、7月23日の誕生花で、「深い悲しみ」「正しい主張」という花言葉があります。英語の花言葉は「prosperity(繁栄)」「good fortune(幸運)」「humility(謙遜)」で、日本語の花言葉と少し違うところがおもしろいですね。

日本の花言葉の「深い悲しみ」は、花の姿が悲しみを堪えながら佇んでいる人を想像させるからだともいわれています。

3:クンシラン

「クンシラン」の花は、「アマリリス」を小さくしたような花です。その姿から「高貴」「誠実」「情け深い」などの花言葉があります。

属名の学名は「Clivia(クリビア)」。これは、英国クライヴ家(Clive)出身の公爵夫人を讃えて名づけられたもので、婦人は19世紀に植物学発展のために援助をした人物です。

和名は、「君子蘭(くんしらん)」といいます。明治時代にクリビア・ノビリス(Clivia nobilis)という種が日本に入ってきましたが、そのノビリス(“高貴”という意味)にちなんで名づけられたのだとか。

最後に

どうでしたか? 愛の花「アガパンサス」を贈りたい人はいるでしょうか。花言葉をそっと添えて贈れば、思いが通じるかもしれません。

また、「アガパンサス」はとても育てやすい花です。これを機に育ててみてはいかがでしょうか?

TOP画像/(c)Shutterstock.com

【花言葉】


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