長めのゴールデンウィーク、気になるお天気は?
いよいよゴールデンウィークが始まりますね! 今年のゴールデンウィークは最長で10連休という人も。
お出かけやレジャーに行ってリフレッシュする人も多くなりそうですが、そこで気になるのがお天気。ゴールデンウィーク前半は短い周期で天気が変わりそうです。しっかりチェックして連休を満喫しましょう!
今年のゴールデンウィークは雨でスタート
▲4月27日14時 ウェザーマップ発表
◆初日の29日(金)は広い範囲で雨に
本州の南にある前線上に低気圧が発生し、東へと進みます。この影響で九州~東北にかけての広い範囲で雨が降り、ゴールデンウィークは雨でスタートするところが多い見込みです。
東北の内陸では雪の降る所もあるでしょう。雷を伴い降り方が強まる所もあり、全国的に風も強まりそうです。外出を予定している人は最新の情報を必ず確認するように注意が必要です。
◆天気は短い周期で変化
30日(土)は前線が南に下がり、いったん天気の回復する所が多いですが、5月1日(日)は北海道付近を通過する低気圧や前線の影響で、再び本州や北海道で雨に。
この時期としては冷たい空気が流れ込み、北日本の標高の高いところでは雪の降る可能性もあります。
◆連休後半は晴れる所が多い
2日(月)は北海道や沖縄では雨が続きそうですが、九州から東北は大きな崩れはなさそうです。その後3日(火)~6日(金)も晴れ間の出る所が多いでしょう。鯉のぼりも気持ちよく青空の中を泳ぐことができそうですよ。
晴れる日は最高気温が25℃を超える夏日となる所もあり、少し体を動かすと汗ばむくらいです。まだ暑さに慣れていない時期なので、水分は意識的に補給するように注意しましょう。
また、紫外線も徐々に強まっています。うっかり日焼けすることがないよう、晴れる日は紫外線対策も忘れずに行いましょう。
予報は先になるほど変わりやすくなるので、最新の天気予報をこまめに確認し、安全にゴールデンウィークを楽しんでくださいね!
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気象予報士 太田絢子
気象予報士、防災士。中学生のころから気象に興味をもち、大学在学中に気象予報士試験に合格。卒業後は損害保険会社に就職し、交通事故や自然災害に遭った人へのサービス業務に従事。自然災害が多発するなかで、犠牲者をゼロにしたいと思うようになり、気象キャスターへ転身。現在は地元名古屋のCBCテレビ「チャント!」などに出演中。趣味はモーニング巡り、季節の箸置き集め。