「太太しい・太々しい」はなんと読む?
仕事にも慣れ、後輩もでき、中堅と呼ばれる立場になると、バランサーとして立ち回りをすることも多くなってくるはず。
そんなときに気をつけたい、太々しい態度。
この「太太しい・太々しい」は、なんと読みますか?
1. ふとぶとしい
2. ただしい
3. ふてぶてしい
正解は3「ふてぶてしい」
太太しい(ふてぶてしい)は、「開き直っていてずぶとい。大胆不敵である。」ことをいいます。人の迷惑を考えない図々しい態度は改めたいですね。
たまに、「不貞不貞しい」や「不敵不敵しい」の表記も見かけることがあるかもしれないのですが、これらは当て字といわれています。
さて、太いの反対は「細い」ということで…
「細々しい」は何と読むでしょうか?
正解は「こまごましい」
細細しいはこまごましいと読み、「1. たいそう細かい。また、細かく雑多である。2. 煩わしい。くだくだしい。3. たいへん詳しい。」という意味です。
太太しい態度と反対の意味を持つ言葉というわけではないんですね。
* * *
いかがでしたか? それぞれ簡単な漢字なのに、文字を重ねると途端に読めなくなるのは不思議ですね。ほかにもあるか考えてみてください。
言葉の意味/デジタル大辞泉
鶴田初芽
都内在住のOLライター。マナーインストラクターであり、実用マナー検定準一級や敬語力検定準一級など、ビジネスにおけるマナーや、マネーに関する資格(2級ファイナンシャル・プランニング技能士、金融コンプライアンスオフィサー、マイナンバー保護オフィサー)などを保有。丁寧な暮らしに憧れ、断捨離修行中!
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