USBマルチルーターが付録のDIME6月号。さて、どんなことが出来るかな?
以前より、気軽に使える小さなルーターがあればいいなーと思っていた筆者。ルーターというのは一般的に木材を加工するためのそこそこ大きな電動工具のことを言うのですが、小さなルーターはプラモデルやアクセサリー作りなど細かな作業に便利。そこで目をつけたのがDIME6月号。コンパクトなルーターが付録になっているではありませんか。さっそくゲットし体験してみました。
DIME6月号付録のルーターは本体16cmほどのミニルーターです。USB仕様となっていて、モバイルバッテリーでも使用できるので作業場所を選びません。
今回の付録ルーターは、5種類の金属棒と3種のヤスリのビット(先端工具)がセットになっています。本誌の付録説明ページによると、先端がとがっているビットは、彫刻やちょっとした穴あけに便利だそう。円筒状のビットは、面取り、研磨などが適している模様。
まず試したのは鍋底の研磨!
鍋底のちょっとした焦げが気になったので、ヤスリを装着して研磨してみます。
あっという間に、気持ちいいくらいに綺麗に! さすがに、鍋底全体を研磨するには、本格的な工具、例えばグラインダーなどが良いと思いますが、1ヶ所気になる所があったりしますよね。その時こそ、この付録のマルチルーターの出番!
続いて、マルチルーターでバターナイフの面取りにTRY
何かものを買った時、金属やプラスチック、ゴムなどを加工した時にできた出っ張りやギザギザ=バリや、木材などの角が気になることありませんか。
我が家の金属製のバターナイフがそのひとつ。このバターナイフ、とても使いやすく優秀なのですが、洗うときに鋭利な角で指が切れたことがあり、ルーターで、面取り(機械加工後の素材の角部分を落とすこと)をしたいなと思っていたのです。そこで付属ビットの中から、円筒棒をルーターにセット。バターナイフの角に軽く当てていきます。
30秒ぐらいで、面取り終了です。これで安心してバターナイフを洗うことが出来るようになりました。大きい工具がなくても簡単にできて感激。
マルチルーターで彫刻に挑戦してみた!
ギフトなどでグラスやボトルの名入れ彫刻を見たことある人も多いはず。この付録ルーターでアレができるのでは? と閃いた筆者。早速挑戦してみました。先の細いビットをセットして、いざ彫刻!
自分の小物にイニシャルのMを彫ってみましたが、なかなかいい出来ばえではありませんか!(自画自賛w)
とはいえ、実はこれ散々練習した結果なんです。付録ルーターのパワーを自分で把握するために、綺麗な直線、曲線が彫る練習を重ねてから、いざ本命の小物に彫刻。納得いく出来となりました。
付録ながらミニルーターとしてはなかなか使える!
今回の付録ルーターのビットは、金属棒とヤスリのみのセットです。
切断、ドリル、磨きに便利なフエルトバフなどのビットを自分で購入し、このルーターに取り付けることも可能です。男女問わず、小さい物を加することが多い人は便利に感じるはず!
DIME6月号本誌は、興味深い&生活に役立つDIYアイデアが満載で読み応えも抜群。DIYビギナーからDIYマニアまで楽しめる内容です。これは永久保存版かも!
文/藤本昌士
※記事中の感想は筆者個人の感想です。