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LIFESTYLE

2022.04.02

花粉・気温差… 春に気をつけたい「5K」って!?【気象予報士・太田絢子が解説】

桜が開花し、お散歩も気持ちがいい季節になりました。しかし、春には春のやっかいものが…! 今回は気象予報士の太田絢子が、春の「5K」について解説します。

気象予報士 太田絢子

春のお出かけで注意したい「5K」とは?

ようやく春の訪れを実感し、日差しの温もりにほっとできる日が増えてきました。

ただ、春には春のやっかいなものがあり、これらは気象予報士の間ではまとめて「5K」と呼ばれています。この5Kを意識して天気予報をチェックすると、過ごしやすくなりますよ!

【1】花粉

(c)Shutterstock.com

春のやっかいものといえば、花粉を真っ先に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。スギ花粉のシーズンは大体2月から3月で、南の九州から徐々に北日本へと広がります。スギ花粉が終盤になると、入れ替わるようにしてヒノキ花粉の飛散が本格化し、5月はじめごろまで花粉シーズンが続きます。

2月ごろからはテレビやアプリの気象情報でも花粉情報が提供されはじめるので、外出前には要チェックです。特に晴れて気温が高い日や風が強い日は多く飛ぶ傾向にあります。

【2】気温差

春は暖かい日が増えてきますが、朝晩はまだ冷え込んだり、一時的に冬型の気圧配置に戻って真冬の寒さに逆戻りしたりすることがあります。つまり一日の中での気温差も、日ごとの気温差も大きくなりやすく、気温の変化が激しいのです。

出かける時間に合わせて服装選びをするなど、こまめに服装を変えるのが体調管理のカギを握ります。

【3】強風

気温の急上昇をもたらすのは、強い南風です。皆さんも「春一番」という言葉を聞いたことがあると思いますが、これは立春後に最初に吹く強い南風のこと。春になると暖かい空気が流れ込んで寒気とぶつかり合うことで日本海で低気圧が発達し、日本列島に春の嵐をもたらします。

元々は長崎県の漁師たちが、強い南風による転覆事故をきっかけとして、注意を促すために名付けたと言われています。

【4】黄砂

黄砂解説図・気象庁ホームページより

中国大陸でも風が強まると、やっかいなものが日本へ飛んできます。そう、「黄砂」です。黄砂はモンゴルや中国の砂漠域で大量の砂やチリが強風によって巻き上げられ、上空の風に乗って日本へ運ばれてきます。黄砂は春に観測されることが多く、時には空が黄褐色にかすむことも。

洗濯物が汚れるだけでなく、呼吸器系に疾患のある方は症状が悪化するケースも指摘されていて、気を付けたい現象です。

【5】乾燥

また、空気の乾燥も大陸から移動してくる高気圧によってもたらされます。

春の移動性高気圧は、海から張り出す高気圧とは違い、乾燥した空気を持っています。このため冬型の気圧配置がゆるんで、太平洋側で山越えの乾いた風が吹くことがなくなっても、日本海側も含めて空気の乾燥した状態が続くのです。春は紫外線も強まる季節なので、肌のケアが欠かせないですね。

最後に

春の5Kで悩んでいる方も多いと思いますが、あらかじめ予報できるものがほとんどです。天気予報をこまめにチェックして、快適な春を過ごしましょう♪

TOP画像/(c)Shutterstock.com

気象予報士 太田絢子

気象予報士、防災士。中学生のころから気象に興味をもち、大学在学中に気象予報士試験に合格。卒業後は損害保険会社に就職し、交通事故や自然災害に遭った人へのサービス業務に従事。自然災害が多発するなかで、犠牲者をゼロにしたいと思うようになり、気象キャスターへ転身。現在は地元名古屋のCBCテレビ「チャント!」などに出演中。趣味はモーニング巡り、季節の箸置き集め。


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