【目次】
・メイクブラシ、洗わなきゃダメ?
・メイクブラシの洗い方手順
・メイクブラシの乾かし方手順
・メイクブラシの洗う頻度って?
・メイクブラシ洗浄におすすめのアイテム
メイクブラシ、洗わなきゃダメ?
メイクブラシを洗わないとメイクのりが悪くなる
日々使用しているメイクブラシ。付着したファンデーションやチークの粉は、ブラシを洗浄しないとどんどん蓄積されていきます。さらにはパウダーだけでなく、皮脂も付着してしまうことに…。
これが原因でパウダーをのせるときにムラになってしまい、メイクの完成度が下がってしまうことがあります。メイクのりをアップさせるためにも、メイクブラシの洗浄は大切なのです。
雑菌が繁殖して肌荒れを起こすことも
メイクブラシを洗浄しないと、メイクのりが悪くなるだけでなく肌荒れに直結してしまう可能性も。
ブラシに付着した皮脂は雑菌のエサになると言われています。雑菌はエサを食べて繁殖し、メイクブラシを使うたびその雑菌が顔に付着…。
これがニキビなどの肌荒れに繋がってしまうのです。
メイクブラシの洗い方手順
洗剤は「専用クリーナー」または「おしゃれ着用洗剤」で
まず準備したいのはブラシを洗う洗剤!
通常専用のクリーナーを使って洗浄するのが推奨されていますが、もし専用の洗剤がない場合は「中性洗剤」が良いと聞いたことはありませんか?
中性洗剤といえば「食器用洗剤」や「洗濯洗剤」などさまざまありますが、美容化学者かずのすけ先生によると、「食器用洗剤」は推奨しないそう。
かずのすけ先生曰く、この食器用洗剤を使用した場合、肌へ影響を及ぼす可能性があるのだそう。
食器用洗剤の洗浄成分「陰イオン界面活性剤」は、マイナスの静電気(=陰イオン)を与えるので素材が痛みます。静電気で髪が逆立つように、メイクブラシの毛がゴワゴワに。また皮膚刺激も強く、すすぎ残した場合、肌への影響も心配です。(『オトナ女子のための美容化学 しない美容』より)
そこでおすすめなのが「おしゃれ着用洗剤」。
おしゃれ着用洗剤の洗浄成分は、静電気を帯びない「非イオン系界面活性剤」なので素材をほとんど痛めません。もし残留しても皮膚刺激がなく、なのに油落ちは◎(『オトナ女子のための美容化学 しない美容』より)
知ってる? 食器用洗剤とおしゃれ着用洗剤。メイクブラシ&パフの洗浄で使ってOKなのは…?
洗浄液に入れて汚れを落とす
メイクブラシを洗浄する手順は以下。
1. 専用のクリーナーもしくはおしゃれ着用洗剤とお湯を1:1で混ぜ、洗浄液を作る。
2. ブラシを[1]の中に入れ、クルクルかき混ぜながら汚れを落とす。
3. しっかりすすいだら筆先を軽く絞って完了。
メイク道具洗いもOK♥ 真の【おしゃれ着洗剤】の見分け方って!?
メイクブラシの乾かし方手順
乾いたタオルで水気を拭き取る
メイクブラシを洗ったら、乾いたタオルに挟んでしっかりと水気をオフしましょう。
擦ったり強く抑えすぎると、ブラシの毛が抜けてしまう可能性があるので注意して。
風通しの良い日陰で乾かす
最後は風通しの良い場所で乾かします。
筆先は軽く手で整えておきましょう。できれば筆先がどこにも触れないよう、メイクブラシをツールを使って立てたり、タオルで高さを作って横に置いたりして乾かしましょう。
直射日光に当てず、日陰で乾かすのがいいでしょう。
メイクブラシの洗う頻度って?
洗いすぎると劣化してしまう
メイクブラシは粉の含みが悪くなったり、汚れが目立ってきたりしたときに洗うのが目安だと言われています。
あまりにも高頻度で洗うと、ブラシの毛が劣化し買い替え時期が早まってしまう可能性があるためです。
メイクブラシは消耗品なので劣化は避けられませんが、できるだけ長く使えるよう洗浄頻度には注意しましょう。
メイクブラシ洗浄におすすめのアイテム
ドクターブロナー社|マジックソープ
これひとつで洗顔やボディケアと幅広く使用できる、天然由来成分100%のオーガニックソープ。実はメイクブラシのお手入れにも使用できます。使い方はマジックソープ1に対して水4を混ぜた洗浄液を作ってブラシを洗うだけの簡単ステップ!
1本で10通り♡ 顔や体の他に食器やメイクブラシも洗えるの!?【マジックソープ】がスゴイ!
ダイソー|メイクブラシ専用クリーナー(写真:右)
メイクブラシやパフの汚れをオフするクリーナー。お肌に優しいのがポイントです。
「私は2週間に1回、洗剤を使って、メイク道具をキレイにします。水を含ませたパフにアーモンドくらいの量の洗剤をつけて揉みこみ洗い。何度か流して、水に色がつかなくなったら洗濯ネットに入れて、洗濯物と一緒に干しておきます」(美容好きOLライター・吉川夏澄さん)
ダイソー|メイクブラシクリーナー
メイクブラシに付着した皮脂や汚れを、くるくると回すだけでオフしてくれる専用クリーナー。
「ただのケースと思いきや、フタはブラシ立てに、ケースの底には突起がついています。専用洗剤とぬるま湯(水でも可)を突起の高さまで入れて、クルクルとブラシを回します! みるみるうちに汚れが! 汚れと洗剤が残らないようにすすぎ、簡単に絞ってブラシ立てに立てて乾かすだけ」(吉川夏澄さん)